オペラ座の怪人

2007年12月15日(土) 0時20分
今日は、ママ業をお休みさせてもらって、待ちに待った3度目の劇団四季「オペラ座の怪人」に行ってきたよ〜なずなが生まれた頃に大阪での公演が始まって、絶対に落ち着いたら行くと決めていて、今日実現したのもちろん、なずなの面倒を快く引き受けてくれたK-taのお陰なんだけど。
とってもありがたい事に「せっかくだから夜も食べてきたら?」って言ってくれたので、甘えちゃうことにしました。K-ta、ほんとにほんとにありがとう
ということで、今日はランチ→オペラ座→ディナーと満喫
今でも仲良くしてもらってる会社のお友達、まっきー、haradaさん、とみぃと一緒に
まずは、ハービスエントの「MAIMON」でランチ。ここ、オイスタバーだから、牡蠣がダメななおたろうNGかと思いきや、ランチメニューを見たら全然牡蠣ナシでもいけるんだよね。で、夜だと絶対来れない店なので、ここをお願いしちゃいました。みんなの牡蠣づくしランチ、見ごたえあったなぁ。生牡蠣なんて、取れた場所が違うのが出てくるの。味も違うんだって〜なおたろう、せっかくなので選べる一品を唯一食べれる牡蠣フライにしてみたよんあんなに大きい牡蠣フライ初めてかも!牡蠣汁もジュワ〜って感じで、さすがオイスタバー
その後、上の階の四季劇場へ。いや〜、オペラ座は実に12年ぶり。もう、曲が大好きでCD聞きまくってるからそんなに前とは思ってなかったけど、今パンフ確かめたらそうだった・・・。なおたろう、ミュージカル大好きで今までに20作品ぐらいは観てますが、その中でも一番オペラ座が好きなので、ほんとに今日の日をめちゃめちゃ楽しみにしてたのよ
今回、チケットもすごい頑張って取ったので、前から8列目の真ん中ブロックせっかく観るならいい席でって会員パワー全開で張り切っちゃった。お陰で、上下するシャンデリアは目の前だし、舞台もいい距離感で観ることができて大満足。
最初のあのテーマ曲が流れた瞬間・・・あ〜、ほんとに観に来れたんだって、鳥肌モンで涙がジワリと出ましたよやっぱり本物は最高CDで聞いてるのとは全然ちがうよね。前に観た時とキャストも全然違うからまた一味違ってたけど、みんな歌も上手で良かったわ〜。なんせ、舞台装置がなかなか豪華だしね。今回は、仮面かぶってるクマちゃんなんかのグッズもあってかわいかったよロングランやってる間にもう1回観に行きたいな・・・なんて思っちゃったイヤイヤ、冗談です
関西在住の皆さん、ご興味あればぜひぜひ。オペラ座、ほんっとにいいですよ〜

ひーはー!!

2007年09月02日(日) 14時27分
今日は、なんとお芝居の話。なずなが生まれてから初の観劇に行ってまいりました
というのも、私達が大好きな劇団Piperが10周年を迎えたそうで、その記念公演があると知って「これは観ておきたいよね〜」とのことで、昨日がK-ta、今日がなおたろうと交代でなずなの面倒を見て、観に行ける様にチケットを取ってたの
なおたろうが先に行ってしまうと、絶対内容をしゃべりたくなるからってのと、今日が千秋楽だったので、私が今日になりました。
昼公演だったけど、ちょっと早めに出かけたなおたろう。すっかり、最近は履かなくなったヒールで出かけてみたよん。一人で出かけるのも、大阪に出るのも久しぶりってか、大阪なんて何ヶ月ぶりやろ?お店がすごい変わっててびっくりしたよ。特に、阪急百貨店・・・店内もだけど、横の通りもすごいかわっててビックリ
お芝居は「ひーはー」という題名で、西部でもない田舎町の西部を意識したステーキレストランに住み着く家族とその場所にやってくる不思議な面々が織り成す、勘違いが勘違いを呼ぶお芝居。久々に笑わせてもらったわ〜10周年記念公演というから、どんなに素敵な内容なんだろ・・・と思ってたんだけど、気楽に好きに脚本書きましたって感じだったさすが、後藤さん、10周年でも肩肘張らないところが「らしい」なぁと思いました。
Piperは、元々3人で今は5人になった劇団。なんと、10周年にして6回目の公演、更に5人全員出てるのは初めて。Piper公演じゃない芝居でメンバーをいっぱい観てるから、そんなにちゃんとやってないなんて知らなかった(笑)。
音楽できる人が音楽担当してて、踊りできる人が振り付けしてて、歌歌ったり踊ったりもあったよん今回は、客演で有名どころでは水野美紀が出てたんだけど、最後のカーテンコールで自分の今度のお芝居の告知してて、千秋楽だから涙ぐんでたのが印象深かった(ってお芝居の内容ちゃうんかい!って感じですが)。思い出は、今までのPiperのお芝居に出てきた馬(見えないかも知れませんが馬です)が今回も出てたことなんと、昨日観に行ったK-taが馬のおもちゃをお土産に買って来てくれました
芝居を観終わった後も、ちょこちょこお店覗いて帰って来たけど、自分の物を買う意欲がかなり無くなってたことにショックなんか、なずなの物は意欲的に見るんだけど、大好きなはずのアクセサリーとかもちょこっと見ただけなんだよね。こんな風になってはイケナイでも、この事K-taに言ったら「いい傾向や〜ん」ととっても嬉そうでした
そうそう、今日は阪急百貨店でJJモデルの加藤夏希を見たよなんか、デザインしたカバンかなんか売ってるコーナーがあって、プレス取材で来てたみたい。細くてキレイだった
K-taとなずなは、楽しく2人の時間を過ごしたみたいなので、たまにはこんな風にお出かけさせてもらっちゃおうかな〜今度は、誰かとデートしよっ



地獄八景・浮世百景

2007年02月24日(土) 18時19分
今日は、シアターBRAVAにお芝居を観に行ってきました。訳あって、お芝居には当分行けないのでちょっとの間だけど、見納めって感じかなぁ。
昼公演なので、お芝居の前に腹ごしらえ。念願の「インディアンカレー」を食べましたカウンターしかないチェーンだけど、皆さん行ったことある?K-taがたまにお昼、時間がない時に行くと聞いていて、1回行ってみたかったんだよね。辛いと聞いていたんだけど、食べてみるとすごく甘い・・・と思ったのもつかの間。すぐに辛さが後からやってきます!しかも、かなりの辛さついついお水をいっぱい飲んじゃったでも、あの甘さと辛さのギャップが美味しいのでお急ぎの時にでも見つけたらぜひあ、生卵入りにした方が美味しいよ〜。
いざ、BRAVAへそういえば昔、ここで劇団四季のキャッツを観たなぁBRAVAになる前は、四季が使ってた劇場だったの。
今日の作品は「地獄八景・浮世百景」。松尾貴史さんと演出家のG2さんがやっているAGAPE storeというユニットが企画から関わっているお芝居。いくつかの落語をベースに構成されていて、一部引用なんかも合わせると50作品近くの落語のエキスが入ってるみたい
出演者も佐藤アツヒロ、高橋由美子をはじめ、小劇団の役者さん、歌舞伎界から、落語界から・・・と豪華。市川笑也さんの女形が見れたりもしたよん
お話の筋は、とある若旦那と芸奴の不思議にもつれた恋の顛末。そこに色んな人々が絡み、話が進んで行く、とてもテンポの良いお芝居でした。舞台の使い方が上手かったり、台詞回しが良かったり。
このお芝居を観終わっての感想は、落語ってちゃんと聞くと奥が深くて面白いんだろうなぁ、関西弁・関西ノリってやっぱええなぁと後味もよろしく、見納めには最適な作品でした
帰りに、夜の部のチケットを取ってたみなのすけ様とぽん様にもちょっと会えてなんだか得した気分今度は、いつ観に行けるかな〜。

みんな昔はリーだった

2007年01月14日(日) 17時21分
今日は、いつも観に行く後藤ひろひとさん作のお芝居「みんな昔はリーだった〜EXIT FROM THE DRAGON〜」に行ってきましたでも、今日のはいつもとちょっと出演陣が違います。ネプチューンのホリケンと130Rの板尾さんとかも出てたんだよー
内容は、昔はみんなブルース・リーに憧れていて、仲間内ではどれだけリーに似ているかが評価された時代が舞台後藤さんお得意の現在と過去が行き来する脚本で、なんとモデルは後藤さんのお兄さんだとか。なおたろうは、ジャッキー・チェン世代でブルース・リーの映画もちゃんと観たことがないので、微妙に意味が分からない部分もあったりしたけど、後藤さんのリーへの愛が伝わってきました(笑)
4人の仲良しグループ&みんなから憧れられているおてんばな1人の女の子の中に、外国から帰ってきた転校生のヒロユキ君がやってきて・・・いじめちゃったり、仲間になったり、また外国に行ってしまう彼を見送ったり・・・と色々ある中で友情がはぐくまれていくんだよねかたや、現在の世界では、その仲良しグループが再会していて、こちらでもまた色々。新年1本目としては、ゆるーい感じで気軽に楽しめたよ
初舞台というホリケンは、役自体が彼とシンクロするので、やりやすかったんじゃないかなぁ。個人的には、福岡弁を流暢に話す池田成志さんが一番良かったかな。あと、元米米クラブの竹下宏太郎さんもすごいリーに仕草が似てて良かったかもあれ、映画とか観て練習したんだろうなぁ。
東京に比べれば、やっぱり公演数の少ない大阪、それなのに、なんと昨日の土曜日は休演だったんだよねなんで〜??と思ってたら、やっぱり「ネプリーグ」の撮影が入ってたんだって(笑)
ブルース・リーについては、ほとんど知らなかったんだけど、ちょっと興味沸いたなぁ。チャンスがあれば、映画観てみようかなー

RENT

2006年12月01日(金) 2時19分
今日は、思い出のミュージカル「RENT」を観に行ってきました。しかも、ブロードウェイキャスト版どう思い出かと言うと、9年ほど前にN.Y.のブロードウェイで実際に観たミュージカルなの。
3ヶ月間アメリカに滞在した後、日本に帰国する前に友達とN.Y.で待ち合わせて旅行することにその時に、ミュージカルが観たいなぁなんて言ってたんだけど、クリスマス直後のベストシーズンしかも当時、RENTは、オフ・ブロードウェイから3ヶ月という早さでブロードウェイに進出し、トニー賞、ピューリッツァー賞などの演劇賞を総なめにした話題作すごい人気で当日券なんて買えるわけもないって感じだったの。
たまたま、劇場の前を通りかかったら長蛇の列が。並んでる人に聞くと、最前列と2列目の端は、観にくいので普通には販売せずに、当日抽選でしかも安価で販売するとか。その抽選を待つ列だったのよね〜。もちろん、友達と2人で並んだわよ見事、友達が引き当ててメデタク最前列で観れたミュージカルなのです。
内容は、家賃も払えない若者たちが、愛に揺れ、社会生活にも最初は馴染めず・・・ドラッグにはまる者も居たり、エイズで命を失っていく者も居たり・・・とする中で、生きていく意味を見つけていくという感じ。かなりざっくりとしか説明できてないけど
全体的な感想としては、残念ながら9年前と同じ様な感動では見られなかったということかな考えられる原因は3つ。
1つは、なおたろうが初めて観た時から9歳年をとったこと。今で言う、ニートっぽい若者たちも出てくるし、ドラッグクイーンなんかも出てくる。実際に、社会に出て働いている立場での見方・そういう主人公たちに感じる気持ちってのがやっぱり大学生の頃とは明らかに違っていて、ちょっと厳しくなってたりするのかなぁその分、脚本に共感できる部分がちょっと減ってしまった気がします。
2つ目は、今日は、英語での上演だったので舞台の両袖に字幕が出るの。それを追って観るんだけど、やっぱり内容はわかっても芝居にのめりこめないんだよね・・・9年前は、なおたろうが人生で一番英語が分かる時期で、もちろんかなりの内容を理解して観れてたので、台詞の面白さや舞台の動きなんかも楽しみながら観れたはずという違い。
3つ目は、12年前ぐらいに書かれた台本なので、ちょっと内容に新鮮さが無いかなぁと感じてしまったこと今はエイズで人がどんどん命を落としていく時代でもなくなりつつあるからね。
ってな感じで、9年前の驚きをともなった感動は、残念ながらなかったんだけど、やっぱり歌は最高生オケだし、迫力もあったし
それより、驚いたのがRENTがものすごい人気のあるミュージカルだってこと今まで数々のミュージカルを観に行きましたが、あんなにグッズ販売に人が並んでたの初めてほとんどの人が、Tシャツなりトレーナーなりグッズを買ってるんだよね。もちろん、なおたろうはパンフだけだけどパンフレットも表紙の色がシルバーとゴールドの2種類あって、内容は同じなんだけど2冊とも買ってる人を何人も目撃しました。熱狂的なファンも多いんだね〜。
キャストも本場の方がやっぱり歌が上手かったと思うので、9年前に購入したCDをまた改めて聞こう!って思って帰ってきました。どうも、映画にもなってるみたいなので、ご興味のある方が観てみてくださいね〜

中之島演劇祭2006

2006年11月07日(火) 23時34分
中之島4丁目に立っているテントで開催されている「中之島演劇祭2006」に行ってきました〜
これは、朝日放送主催で、関西を拠点に活動する8劇団が3〜4日ごとの日程で公演をやる催し。
まずは、観劇の前に腹ごしらえ。会場まで徒歩1分のところにあるスペイン料理「カボ・デル・ポニエンテ」K-taが時々ランチに訪れるお店だそうです。会場がすぐ目の前なので、このお店にしました
突き出しとしてオリーブやケッパー、アリオリ(ガーリック味のマヨネーズみたいなもの)の乗ったお皿にパン、タパス4種盛り、仔牛のクリームソース煮、イワシの鉄板焼き、いかすみのパエリア。どれもいいお味でとーっても美味しかったです
お腹いっぱいになった後は、いざ会場へ2つの大きな白いテントが建てられていて、それぞれで違う劇団がお芝居やってます。うーん、雰囲気はいいけどなんせ寒い寒い今日から急に寒波?という寒さだよね・・・会場がオープンするまでは、外で待つので、体が冷え切っちゃう。関西電力が提供しているから、IHヒーターで温めたスープが無料配布されてたので、それで暖を取り、パンフなんかを買ってダマシダマシ待っておりました
開場されて中に入ってびっくりかなり広いし、期待していた暖房はされてないんだよね・・・。寒いので、ブランケットの貸し出しに頼ることにしたよ〜ラッキーなことになおたろうのまでの人は、1人分の薄いブランケットだったんだけど、なくなっちゃったみたいで、なんと大きな分厚い毛布を借りれました2人で胸ぐらいまでくるまって観劇しました。あったかかった
ところで、内容は良く観に行くpiperの山内圭哉さんと福田転球さんがやってるユニットwat mayhem「パンク侍、斬られて候」。町田康の原作を舞台にしたみたい。2人のほかにも、演劇界では有名な人々がたくさん出演しているんだけど、内容は、ちょっと何が言いたいのか、なおたろうには分からなかったなぁ演出もがちゃがちゃしてる感があって、大きな箱(舞台)で有名な役者を使った大掛かりな学芸会ってイメージ
脚本は、誰かにお願いしつつ、山内さんも関わっていて、更に演出は初だったようなので、仕方ないのかも知れないけど。もちろん、面白かった部分もあったけど、激寒の中、段差もあまりないテントで頑張って観たので、その分ちょっと残念でした
最後の挨拶で言ってたけど、お昼にやったリハも風の音ですごかったんだって実は今日が初日。初日から寒波に見舞われるなんて・・・って言ってはりました。確かにせまーい会場でお芝居観たことはあるけど、寒い会場で観るのは初めての経験でした〜

2006年09月21日(木) 11時33分
みなのすけ様にお誘いいただいて「敦」というお芝居にぽん様と3人で行ってきました。会場は、兵庫県立芸術文化センター。阪急西宮北口に新しくできた劇場でずっと行ってみたかったのこの劇場、監修を一万人の第九の指揮者でもある佐渡裕さんがされていて、去年、佐渡さんレッスンの時に、この劇場を作る際にいすまでこだわって言ってたんだよね。生まれ育った地元西宮だし、どんな風に変わったのかも見たかったのだ
駅から直結で約3分。夜にライト輝く劇場は、立派でした・・・1Fのエントランスがすごく素敵。宝塚大劇場の階段??ってほどの素晴らしい階段がガーンと構えられていて、贅沢な作り。だけど、駅直結の入り口は2Fなので1Fエントランスを使う人ってあんまりいないんだよね(笑)ホールは、大・中・小の3つに分かれていて、今日は中ホールでお芝居を観ました。中の席は、前に荷物を置いても余裕があるぐらい席間が広くて、段差もあってすごく見やすくできてたよそして、女性用トイレは10室以上完備されていて、そんなに並ばなくてもいいんだよね。とってもいい劇場の作りに大満足

さて内容ですが、今日のお芝居は、狂言師の面々が主演のお芝居。なおたろうが今まで経験したことのない分野だけに、すごく楽しみにしてました
あの、高校の教科書で皆さんも学んだであろう中島敦の「山月記」「名人伝」という2つのお話を野村萬斎さんが、狂言や能などの伝統芸術の手法を用いて現代の舞台へ変換しています。他には、萬斎さんのお父さんの野村万作さん、叔父さんの野村万之介さん、他に4人の狂言師の方が素敵な「敦」の世界を演じます。音楽は、尺八と鼓。絶妙な音やリズムで内容を引き立てます
のっけからやられた〜という演出にびっくり。中島敦の生涯を萬斎さんが言葉で紹介し、敦そっくりの姿で現れるのだけれど、次々と同じ姿をした敦が左右に分かれていくの。一瞬、目の錯覚かと思うんだけど、よく観ると、同じかっこした人が5人いるんだよね・・・すごい構成。まずは、中島敦がどんな人で、どんなことを考えていたのかが紹介されて、そのままの流れで自然と「山月記」のお話が始まるのです
「山月記」は、事前に作品を予習して観ました。国語関係の仕事をしてるので、高校の教科書はすぐに見ることができるし
人との交わりを嫌う主人公「李徴」が、ある日旅行先で気が狂って虎になってしまう。ある日、山で旧友「袁傪」を襲おうとして思いとどまり、人間の言葉で話したところ、旧友は虎になっていても李徴だと分かってくれる。そこで、切々と虎になるまでのいきさつ、人間の心があるうちにお願いしたいことなどを語るというストーリー。「私とはなにか」「人間とはなにか」を問い続けた作者の世界観をあらわしたちょっと悲しいお話です。
このお話を主人公、李徴と袁傪のほかは敦のかっこうをしたままの4人が、山月記の文章を読み上げていくことで、お芝居が構成されています。文字で読むとただの文章でも、読み手が色々代わることにより、こんなにも深みが出るんだと驚きましたセリフは、原文そのまま。なのに、演出の力によって、説明になったりまさしく台詞になったり・・・そう聞こえてくるんだもん。いや〜、演出の妙ですなぁ予習はしていったけど、想像を超える作品でした。
休憩を挟んで、今度は「名人伝」。究極の弓の技を得るべく、色んな弓の名手に師事する「紀昌」。主人公の行った修行や名手とのやり取りが面白おかしく紹介されます。この作品は、スクリーンも駆使されていて、矢でものを射るのを映像で表すの例えば、矢でシラミ(虱)を射るシーンは、スクリーンに「虱」という文字がゆらゆらしていて、矢をつがえた萬斎さんが放つとスクリーン内に「矢」という文字が「虱」という文字を目がけて飛んで行き、刺さるという感じこの演出もなるほどな〜という面白さで、全体的に笑いが起こってました。
「山月記」は、重く作られていたけど、「名人伝」は、明るく楽しく作られているあたりも、観客のことを良く考えているよね。確かに、山月記のノリで2本連続だとちょっとしんどかったかもそうすることによって、より山月記で伝えたかったことも明確になったりするって効果もあるよね。
いや〜、とにかく、萬斎さんの才能には驚きました。圧巻ですこんなに、魅せられる演出ってそうない気がする。あの短編作品がこんな風に舞台になるとは萬斎さん、万歳!!って感じだよ。とにかく、いいもの見せてもらいました。誘ってくださった、みなのすけ様にも感謝
帰りは、せっかくなので、1Fエントランスまで大階段貸切りで(笑)降りて帰ってきましたこんなにいい作品なのに、関西では2日間しか公演がないなんてもったいない

噂の男

2006年09月09日(土) 23時59分
お昼の結婚式の後、ちょっと家で休憩してから、大阪で「噂の男」というお芝居に行ってきましたぽん様、K-ta、みなのすけさんもご一緒に
演出は「下北サンデーズ」で神様と言われていた、ケラリーノ・サンドロビッチさん。あ、もちろん日本人の男の人です。
出演者は、お芝居好きにはたまらない面々で、有名どころでは、八島智人さん、堺雅人さんとかかなぁ。私たちにとっては、橋本じゅんさん、橋本さとしさん、山内圭哉さんとかが嬉しかったけど絶妙の間とかアドリブで、なかなか見ごたえのあるお芝居でした。
ストーリーは、とある劇場の地下にある「ボイラー室」と呼ばれる部屋が舞台。劇場の舞台袖ともなるこの部屋では、芸人さんが何人かと支配人、ボイラー技師が色々と絡み合う・・・そして、昔そのボイラー室で不慮の事故で亡くなった伝説の芸人の話になり、現在から過去へ。その時代には、これまた複雑な事件や感情があり、不慮の事故の本当の原因が分かっていくというお話。最後は、人間の狂気の怖さと欲望の愚かさ、それが殺人に発展して血まみれで現れる人々・・・それはそれはグロい演出でしたわ
ケラさん演出のお芝居は3本目ですが、いつもこの「人間の狂気」という部分を、背筋がゾッとする感じで描いてはります。うーん、だから、芝居が終わってもHAPPYには決してなれない感じ後藤さんのは、いつもいい気分で帰れるねんけどねぇ〜
でもでも、芸人役の役者さんたち、ほんまに漫才師?っていうぐらいに上手くて、そして、あの新撰組の山南さん役からは想像できないほど、堺さんはすごい演出にも耐えてはりました。ということで、その演技力に大満足
今回は、ラッキーなことに1列目の一番前役者さんの汗や視線なんかもバッチリ見えて、違う意味での面白さもあったよ。
パンフもかなり凝ってて、出演者が一番今会いたい「噂の女」と対談するっていうページがあったり、劇団新感線の粟根さんが描く漫画あり、出演者のサインありで2000円は安い!と思わせる作り。まだ、ちゃんと読めてないから、後で楽しもう〜っと

ニコラス・マクファーソン

2006年08月31日(木) 1時17分
いつも紹介している大好きな後藤ひろひとさん脚本の「ニコラス・マクファーソン」という舞台を観に行ってきましたpiperという劇団の公演です。
なんと、10分前に会場に向かう後藤さんに偶然ばったり残念ながらなおたろうは気づいてなくて後姿しか目撃できなかったんだけど、K-taは目がバッチリ合ったそう。驚くK-taに微笑んでくれたとかあー、なおたろうが気付いてたらぜーったい握手してもらったのにと思うと悔しくて、お芝居の前半は話も上の空ってぐらい後悔しちゃいましたまぁ、小さいと言えば小さい劇団の方なので、普通に一人で歩いてるもんなんですね。ギター背負って、コンビニの袋とか提げてはりました。いや、でも、私たちにとっては大ファンの後藤さん。あー、今思い出しても悔しいナリ
と、話は戻って、今回は関西では珍しく、京橋のIMPホールが会場
。その昔、試写会かなんかで来たような・・・。
1つの舞台をうまく、照明やなんかで2つの同じ造りの別空間と思わせる展開になっていて、話もその2つの空間の登場人物の話が交差していくという絶妙な脚本その辺りは、後藤さんの真骨頂ですなぁ。なかなか面白い展開になるお芝居でした。大筋は、ニコラス・マクファーソンという外交官が調印にやってくる場所で、護衛を担当する人たちと命を狙う殺し屋たち、そこになぜか絡んでくる宅配ピザの店員との物語。
今回、なにより光ってたのが、平田敦子さんっていう女優さん。かなりふくよかで、大きな方なんだけど、味があって、今回は衣装とか超カワイイの宅配ピザの店員役で出てくるんだけど、もう彼女が出てくると視線を奪われてしまうって感じ。
他にも、第三舞台やナイロン100℃、劇団M.O.P(どれも劇団の名前です)のベテラン俳優さんも多く客演していて、本も面白くて1時間半のお芝居でしたが見ごたえありました。
演出は、元米米クラブの竹下宏太郎(現piperメンバー)。竹下さんらしいダンスっぽい演出なんかもあってこれまた楽しめました
ぜーんぜん気付いてなかったけど、今日は、なんと千秋楽。ということで、客席では脚本家の後藤さんと演出家の竹下さんが普通に観劇してたみたいです。最後の挨拶に客席から舞台にあがってきはりましたよん。

メタルマクベス

2006年06月30日(金) 22時35分
劇団☆新感線の「メタルマクベス」をみなのすけ様と観に行って来ましたなんと18時開演・・・ごめんなさい、仕事早引きして行きましただって、最初を見逃すなんで有り得ないでしょ?なので、みなのすけ様とも別行動で座席集合!ギリギリセーフの観劇スタートでした(笑)
名前の通り、シェイクスピアの『マクベス』を新感線お得意のメタルサウンドで仕上げ、宮藤官九郎が脚色、いのうえひでのりが演出。そしてキャストも多才な方勢ぞろい主役マクベスは内野聖陽、その妻に松たか子、他にも森山未来に新感線の面々・・・豪華です
クドカン芝居を観るのは初めてなので楽しみにしてたのあ、シェイクスピアも初めて、森山未来の舞台も初めて・・・と初づくしで期待いっぱい実は『マクベス』のあらすじさえ知らずに行ってしまいました。
感想は、一言で言うと「見ごたえのある芝居」だった〜。みなのすけ様のお友達の感想で「クドカンすごいよ」って聞いてたんだけど、その意見に賛成クドカン、すごいよ。まじで。シェイクスピアをあんな風に仕上げちゃうんだもんね。
帰ってからマクベスのあらすじ学んだんだけど、今日の舞台、いやいやちゃんと『マクベス』の筋を追ってました。時代は近未来に置き換えられていて、同時進行で、昔、活躍したヘヴィメタルバンド「メタルマクベス」の話が展開する。その伝説のCDの歌詞に予言が込められてたりして上手い具合に、その2つの時代の話がいつしか、絶妙にシンクロしていくのほんと、自然に。いや〜、クドカン、上手いわ
そして、キャスト陣の演技もすごい内野さんはいきなり、彼のへヴィメタルコンサートか?と思わせる勢いでへヴィメタ歌ってるし、松さんも頭を振りまくって激しく歌ってた・・・いつもは、2人ともミュージカルでろうろうと歌い上げてる姿を観るんだけどなぁ。そして演じるキャラも2人のニャンニャン演技やバカっぽい演技などもあって、普段のドラマとかではぜーったい見れない感じ。
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