キャンバス 

2007年08月17日(金) 23時24分
壁一面にクレヨンの落書き

部屋の中心にはキャンバスと散らばった絵の具

感性を刺激する音楽が常に流れていて…



部屋はその人の内面が表れているとわたしは思う。

彼の部屋は相変わらず
“彼らしい”
彼の部屋から戻ると、どれだけ自分の部屋が“商業的すぎる物”に溢れているか思い知らされる。
だけどそれも“私らしい” 。





わたし達の間に
常識や一般論は存在しなかった。


まるで2人だけの秘め事のように
「貴方とわたしだけが理解できるのよ」
そんな会話を
音楽にのせるのが好きだった。





彼は言った
「みんな見栄っ張りで疲れる」と


「見栄とか体裁とか捨ててしまえばいいのに」


そうね。
彼はきっと裸でも堂々と歩ける人だわ。
わたしも「みんな裸になってしまえばいいのに」(精神的な意味でね)と思うけど

だけどね
みんな、裸になりたくてもなかなかなれないんだよ
服を脱ぐには勇気がいる 。



「男の人も嫉妬する?」

「そりゃたまにはあるかな。なんで?」

「女は嫉妬の塊だから。
さっきのね、電話の相手女の子だったでしょ。なんでかなぁ。嫉妬しちゃった」

「嫉妬するんだ?」

「するよ。いつも嫉妬してる。だけどね嫉妬していることがバレないように、隠して綺麗に見せようとするの」


「人間だって動物じゃん。自分のテリトリーを犯されるようで嫌なんじゃない?
…嫉妬も飾りだよ」


「そっか…飾りかぁ…」


嫉妬が飾りかどうかなんて…
彼の触れる唇で熱くなったわたしの脳では考えることもできなかった。






彼の指がわたしの乳首に触れる

「どうしてこんなことするの?」

「どうしてだろうなぁ」


彼の舌が首に触れる


「恋人でもないのに」


彼の動きが止まる

彼はわたしの目を見て

「じゃあつきあおっか?」

と言った後に、口にしてはじめてその言葉の意味に気付いたのか、苦笑していた。

「いや、なんか違うな」

そんな彼をわたしは温かい気持ちで見つめていた。

「うん。違うよね」

「そうゆうんじゃないんだよな」

彼の唇が優しくわたしの唇に触れた



「わたしが女だから?」


「それもある。だけど“どこにでもいる女”じゃないよな」




何故こんなことをしているか

なんてわたしにもわからない



ただ
彼の唇がわたしの唇に触れる時に
わたしの唇も彼の唇に触れたいと感じただけ



言葉にできない…というよりも言葉になんてしたくない


言葉にした瞬間に
それはつまらないモノになってしまう気がしたから





気づいた時には眠っていた。




「もしかして寝ない人?今までに寝たことない?」

「うん。ないよ」

「うそつけ(笑)
なぁ眠りって何?俺には眠る意味がわからない」

彼は言っていたけど…


こんなに気持ち良さそうに寝てるじゃない。
起こすのが可哀想になるぐらい。




数時間後。


彼の店の前を通る時、
とっくに開店時間なのに
ドアの前の

『しばらくお待ちください』

の張り紙に
笑ってしまった。



今日も綺麗な青空。
”服”を着たわたしは
自転車に乗って
彼の店の前を通り過ぎた。

うーん 

2007年08月17日(金) 0時49分
うーん…どうしようかなぁ
他に彼氏さがしたほうがいいのかな

若いのなんて今だけだし
時間はどんどん過ぎていっちゃうんだし


彼氏と旅行とかしてみたいなぁ

ふつーの恋愛してみたいな

そろそろ終わりにする? 

2007年08月15日(水) 2時17分
正直、泣きたくなる時たくさんあるよ

けどさ
諦めたら終わりじゃん

叶わないって自分で思ってたらやっぱかなわないよね

諦めたくないんだって
まだ…


好きなんて軽い言葉じゃない


わたしはもうこんなにも貴方に支配されてるんだから

欲求不満 

2007年08月09日(木) 21時01分
欲求不満

男に…それもあるけど

人生に対して



すべてが欲求不満



本当は欲しくて欲しくてたまらないものがある

手に入らないのはわかっているけど…

欲しくてしょうがないの

小説1 

2007年08月04日(土) 8時52分
わたしと彼が出会って偶然にも今日は4ヶ月目の朝だった。



彼に会うのは二週間ぶりだった
「久しぶり」とわたしが言うと
「二週間ぐらい全然久しぶりじゃない」と昨夜も言われた。
会う度にいつもこの会話を繰り返している気がする。



彼は会社付き合いのゴルフに出かけるため早朝6時に家を出る

わたしは一緒に家を出るかどうか迷っていた。

彼に「何かしておいてもらいたいことある?」
と聞くと

「掃除」

とのことだったのでわたしは彼の家の部屋の掃除をしてから帰ることに決めた。

「いってらっしゃいのチュウ」
なんてキスをしながら、彼の家から出ていく彼を見送るのは
くすぐったい気持ちだった。
初めての事だったから。



軽く掃除機をかけてテーブルとテレビを拭いて…
掃除といってもやる事はそれぐらいの事しかなかった

4ヶ月前と変わらない部屋。
マメに掃除しているんだろう
トイレ掃除もすぐに終わってしまった。


彼が出てから一時間後、わたしも家を出た。




節約生活をしているのに
何となく今日は朝の喫茶店でコーヒーを飲みたい気分だった。
ホットドックを選ぶ時、食べたいと思ったものよりも少しでも値段が安い方を…というのはくだらない悪あがきだっただろうか。
ほんの30円ぐらいしか変わらないのに。


プランターの緑とウッドのテーブルの調和が心地良い席に座る。
食べたいもの…ではなかったホットドックを頬張る。選ぶ時にはやっぱりこっちが良かったかな…なんて迷うものだけれど、いざ口に入れる瞬間にはこれで良かったと満足するものである。


わたしはバッグから一冊の本を取り出した。
昨夜、彼が渡してくれた文庫本。


たまたま近くにあった本を気まぐれにくれただけなのか…
それともわたしに読ませたい理由があったのか

彼が何を意図してわたしにこの本を渡してくれたのか
その理由を早く知りたくて

期待しながら
わたしは本のページをめくった――


偽りの関係 

2007年08月03日(金) 12時17分
わたしは
おとぎ話は嫌いじゃない


楽しくて
不気味で


たとえ偽りでも
楽しめればいいじゃない




はじめからおとぎ話だと知っていれば
傷つくことなんてないでしょ?


ズルイのは子供におとぎ話を与える大人



おとぎ話を心から楽しめるようになったら……

今度はわたしのおとぎ話を教えてあげましょうか?


それは
とても
とても
甘くて心地よくて残酷な話しよ
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