若旅#18〜八王子・八福神めぐり。 

August 27 [Sat], 2016, 12:00

月刊「コミック乱」(リイド社) 2016年10月号
本日発売。
『若旅WAKATABI〜週末歴さんぽ』第18話です。

 今回は、季節外れの七福神めぐり回。本来は正月の頃にめぐるものらしいです。
 何でまた、こんな暑い最中に七福神めぐりを思いついたかというと、担当さんとの打ち合わせ電話中に、巷で流行りの「ポ●モンG○」の話に及んだからです…(笑)。

 七福神に限らず、御朱印帳も昨今流行っているようで、昔ほどの信心から来る収集ではないのかも知れませんが、今もコレクター魂を揺さぶる文化は根強いものですね。

<歴さんぽ第18話・参考ホームページはこちら>
・八王子七福神めぐり公式ホームページhttp://www.hachihukujin.net

 劇中でも触れていますが、八王子の七福神は地名の「八」の字にちなんで、一柱多い「八福神」となっているそうで、従来の、恵比須・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋・福禄寿・寿老人に加え吉祥天が入っています。
 吉祥天は、毘沙門天の奥さんとも言われているそうなので、ご夫婦で福神入りということでさらにめでたげですね。

 七福神めぐりができる地域は全国各地にあります。皆さまの地元にも、もしかしたらあるかも知れません。八王子のように八福神となっている地域も結構あるみたいなので、次のお正月は是非、御朱印めぐりで「七福神ゲットだぜ!」してみてはいかがでしょうか。



 ところで、私事ですが、本日またひとつ歳をとりました。
 コミック乱は毎月27日発売なので、毎年8月売りの号は誕生日に出ることとなりそうです(笑)。
 また一年、楽しんで仕事をしていければと思います。


 それでは、また来月。
 次は、貴方の街に!?

若旅#17〜お江戸の夏、ニッポンの夏 

July 27 [Wed], 2016, 8:00

月刊「コミック乱」(リイド社) 2016年9月号
本日発売。
『若旅WAKATABI〜週末歴さんぽ』第17話です。

 今回はちょっと史跡さんぽをひと休み。
 エアコンやスポーツドリンクのない時代、どうやって夏を乗り切っていたのか…のお話です。


<歴さんぽ第17話・参考ホームページはこちら>
・両国花火資料館http://visit-sumida.jp/spot/6036/

 隅田川花火大会、今年は7/30(土)だそうですね。
 実は、のぞみたちの地元・八王子の花火大会も同じく7/30(土)だったりします。

 そんなわけで今回は、取材には行ったのですが、作中でのご紹介には至りませんでした。
 両国花火資料館さんは、夏場は毎日開館しているようなのですが、シーズンオフは開館日が限られているので、行かれる方はご注意ください。
 入場は無料。館内はじっくり回っても15分もあれば全て見られるかと思います。花火を描いた北斎の浮世絵や、現代の隅田川花火大会のポストカードを販売しています。


 ところで、今回の劇中に登場した冷やし甘酒
 私自身、甘酒と言えば冬の飲み物だとばかり思っていたので、今回調べてみて、俳句の夏の季語になるほど夏らしい飲み物だとは知らず、ビックリいたしました。

 で、スーパーで見かけて、こちら、買ってきてみたのですけど…。

 冷蔵庫でキンキンに冷やしてから飲んだら、程なくしてアタマがシャッキリとしてきて…。適度な糖分と塩分が頭脳労働に効くようで、仕事始めにいいので、一気にハマッてしまいました。
 箱買いしてきて、夏場のお供にしたいと思います。
 
 出来合いのものもいいのですが、甘さや濃さの好みのバランスは人それぞれなので、作ってみるのもいいかと思います。ウチの冷凍庫にも年がら年中、酒粕が入っているので、たまに楽しんでおります。
 劇中ラストに一般的なレシピを載せておいたので、よろしければ是非、作ってみてください。


 では、今月はこの辺で。
 私事ですが、次回の第18話で連載1年半、以降、この『若旅』が自己最長連載となります。
 毎月8ページののんびり連載ですが、これからも若やのぞみと一緒に、史跡をとろとろ散策して行けたらいいなーと思っております。よろしければ、今後ともお付き合いくださいませ。
 次は、貴方の街に!?

若旅#16〜江戸東京博物館へGO! 

June 27 [Mon], 2016, 12:00

月刊「コミック乱」(リイド社) 2016年8月号
本日発売。
『若旅WAKATABI〜週末歴さんぽ』第16話です。

 今回は、江戸と東京の文化に一気に触れられる、両国・江戸東京博物館さんにお邪魔しました!
 梅雨どき、雨の降る中あまり外歩きはしたくないな…という季節に、屋内でたっぷり楽しめる施設など如何でしょうか!

<歴さんぽ第16話・各所ホームページはこちら>
・江戸東京博物館 → https://www.edo-tokyo-museum.or.jp

 江戸東京博は、平成5年(1993)の開館なのですが、最近(昨年だったかな?)、展示のリニューアルがありました。
 その時にも話題になったのですが、江戸ゾーンはともかく、東京ゾーンの方がかなり我々が現在生きている時代に肉薄してきています。
 具体的に言えば、ファミコンだのiMacだのと言った、アラフォーアラサーにとっては「これ…発売されたときのCM知ってる…」みたいな身近な商品が、展示ケースの中で「私たち、歴史の遺留品です」て顔をして鎮座しているという、なかなか破壊力に溢れた展示があります。
 同世代で行かれる方は思い出話に花を咲かせ、数世代にわたったグループで行かれる方は世代間交流の話の種に、是非どうぞ。


 ところで、今回の若旅の取材がてら、こちらの特別展にも行って参りました。


 そう、大河ドラマ『真田丸』展!

 会期は6/19で終わってしまっているので、若旅の本編は常設展のみで、特別展には触れていません。
 今年の大河ドラマは各地でまだまだいろんな展示会があるようなので、いずれそちらの方にも足を運べたら…と思っています。


 図録の構成がとてもよかったです。
 以前、友人に見せてもらった東京国立博での兵馬俑展の図録みたいな、見やすい構成とわかりやすい説明文でした。普段から史学にどっぷりではない、ドラマから初めて歴史展示に触れたであろう人にも、これだと感覚的にわかりやすいような気がします。


 あと、おみやげのおやつ。こういう悪ノリというか軽いノリというか、なかなか無いと思うので楽しかったです(笑)。
 「まったくわからん」コーヒーは、すっきりして飲みやすいブレンドでした。今の仕事のお供です。


 では、今月はこの辺りで。また来月お会いしましょう。
 次は、貴方の街に!?

実録4コマ再録のお知らせ再び。 

June 09 [Thu], 2016, 12:00

6月9日発売
芳文社「ヤバ盛!本当にあった(生)ここだけの話 極14」
バカ彼&バカ夫グランプリ
「嗚呼!愛すべきバカたち」6p

数年前の読切ゲスト原稿が再録されています。
内容的には大人向けです。

書店さんよりコンビニさんの方が見つかりやすいかも。
棚差しで見えるはずの背表紙はこんな感じです。


なかなか分厚い雑誌です。
長時間移動のお供に、是非どうぞ!

若旅#15〜勝海舟と洗足池。 

May 27 [Fri], 2016, 12:00

月刊「コミック乱」(リイド社) 2016年7月号
本日発売。
『若旅WAKATABI〜週末歴さんぽ』第15話です。

 今回は「安房守」のおはなし。
 …「安房守」は「安房守」でも、真田安房守昌幸ではなく、幕末の勝「安房守」が晩年を過ごした地です。

<歴さんぽ第15話・各所ホームページはこちら>
・洗足池公園 → http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/senzokuike.html
・池上本門寺 → http://honmonji.jp

 実は、大田区の洗足池、思いっきりワタクシの地元と言いますか、今は亡き祖母の家があった地でございます。
 加えて、洗足池も池上本門寺も、小学生の頃の写生大会の定番の地だったりしまして、今回は取材でありながら、大変懐かしい気持ちで歩いて参りました。

 昔から、何となく聞いていた地元の史跡ではありましたが、改めて調べてみると、知らなかったことがボロボロと出てくるものですね。郷土史も大事ですし、通史との擦り合わせも大事だな…と感じたひとときでした。


 ちなみに池上本門寺。今回は台詞で触れただけですが、こちら、かの力道山のお墓がある場所でもあります。気になる方は是非、ご来訪くださいませ。毎年10/13のお会式の時は出店があって華やかですよ。

 それではまた来月。
 次は、貴方の街に!!?

若旅#14〜小田原トラブル。 

April 27 [Wed], 2016, 12:00

月刊「コミック乱」(リイド社) 2016年6月号
本日発売。
『若旅WAKATABI〜週末歴さんぽ』第14話です。

 前回の甲府に引き続き、今回も大河でおなじみ…となった小田原に行って参りました!

<歴さんぽ第14話・各所ホームページはこちら>
・小田原城http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/odawaracastle/
・北条氏政・氏照墓所http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/property/cultural/historic/s-uzimasa.html

 というわけで、前回に引き続き、ただいま大河ドラマで「汁かけおじさん」の名をほしいままにしている北条氏政公の居城、北條五代の誇る城・小田原城に行って参りました!

 前回の甲府行きを決めたときに、その流れで、大河によく出てくる人…と探していて小田原に行くことを決定したのですが、取材日近くなってよくよく調べてみたら、取材日はまだ耐震リニューアル工事の真っ最中で、天守閣には入れないことが判明! なんてこった!

 これは取材日をずらした方がいいのか…。いや、掲載直後の5/1にリニューアルオープンと聞いたので、これはもういっそ「行ったら閉まってた」回というのも斬新かな…と思いまして。

 トラブルに笑っていただけましたら是非、5/1以降に、新しくなった小田原城天守閣へお出掛けくださいませ!
 同じくGWの5/3には、毎年「小田原・北條五代祭り」が行われますので、こちらと合わせて行かれてみてはいかがでしょうか!
 私も日を改めて、また行きたいと思います。




 ここからはオマケです。

 今回、小田原城歴史見聞館の学芸員さんキャラが登場しました。

 実在ではなく、オリジナルキャラクターです。
 この方、オリジナルついでに、ちょっとした小ネタ裏設定がございまして、学芸員の成田さんとおっしゃいます。旦那さんは、老舗のもんじゃ焼き屋のお隣で、定食屋のような居酒屋のようなお店をやっていて、都内の私立高校に通う娘さんがいらっしゃいます。


 お嬢さんはこちら。成田甲斐さんとおっしゃいます。
 前々作『室町学院高校生徒指導室!!』に登場します。ただいま、電子書籍・各キャリアで全3巻配信中です。気になってしまった方は、こちらから是非(笑)。
 ガンスマ情報局『室町学院高校生徒指導室!!』

 …特にそうと決めたわけではなく、何となく描いている内に似てしまったので、後からついてきた設定なのですが。
 時々、意味がわからなくても差し支えない程度には小ネタを放り込んでいこうかなーと思っております。


 それではまた来月!
 次は貴方の街に!?

実録4コマ再録のお知らせ。 

April 09 [Sat], 2016, 8:00

4月9日発売
芳文社「ヤバ盛!本当にあった(生)ここだけの話 極13」
春の恥ずかし〜い話
「うるとら赤っ恥体験」6p
数年前の読切ゲスト原稿が再録されています。
内容的には大人向けですかね。

書店さんよりコンビニさんの方が見つかりやすいかも。
棚差しで見えるはずの背表紙はこんな感じです。


なかなか分厚い雑誌です。
長時間移動のお供に、是非どうぞ!

若旅#13〜武田信玄と甲府の街。 

March 28 [Mon], 2016, 8:30

月刊「コミック乱」(リイド社) 2016年5月号
本日発売。
『若旅WAKATABI〜週末歴さんぽ』第13話です。

 おかげさまで連載1周年を迎え、2年目に入りました『若旅』です。
 今後ともよろしくお願い申し上げます!


<歴さんぽ第13話・各所ホームページはこちら>
・武田神社http://www.takedajinja.or.jp

 大河ドラマ『真田丸』にて、ヒロインの名をほしいままにし、旧来のイメージを塗り替え、ファンを増やしまくっている武田勝頼公
 今回はそのお父さん、武田信玄公ゆかりの地を歩いて参りました。

 甲府の街はとにかくひたすら信玄さんが大好き。
 地図や案内板にもほとんど「公」の敬称がついています。
 お土産物にもその名を戴いたものが多く、かの有名な「信玄餅」「信玄桃」、果ては「信玄豚」なるブランド豚肉もあったりしまして……。
 ……大好きすぎて距離感が近すぎるような気も致しますが(笑)、それもまた楽しいところのひとつでありました。

 今回は、信玄さんゆかりの地だけでしたが、周辺には、父・信虎さんや奥さん・三条の方、息子・勝頼さんたちの菩提寺やお墓なども点在しています。
 ほうとうや、鳥モツ煮、甲州ワインといった名物もたくさんありますので、今度は是非、泊まりがけでゆっくり行きたいものですね。


 ちなみにこちら、武田神社のご祭日は信玄さんのご命日・4月12日。甲府ではこの時期に合わせて信玄公祭りが開催され、武者行列が出るなどが観られるので、この機会に是非!
 2016年の開催日は、4月8日(金)〜10日(日)となっているそうです。
・信玄公祭りhttps://www.yamanashi-kankou.jp/shingen/index.html

 さらに、4月3日(日)から、NHK BS-hiにて、中井貴一さん主演の大河ドラマ「武田信玄」(1988年放映)も再放送とのこと。 → http://www6.nhk.or.jp/drama/reruns/

 今年は「真田丸」人気にともなって武田イヤーともなりそうですね。

 それではまた来月!
 次は貴方の街に!?

若旅#12〜大江戸花見事情。 

February 27 [Sat], 2016, 12:00

月刊「コミック乱」(リイド社) 2016年4月号
本日発売。
『若旅WAKATABI〜週末歴さんぽ』第12話です。


<歴さんぽ第12話・各所ホームページはこちら>
・飛鳥山公園https://www.city.kita.tokyo.jp/dourokoen/bunka/koenichiran/asukayama.html

 時折、ビックリするくらい暖かい日もありますが、それでもまだまだ肌寒い日が続いています。
 そんな中、季節先取りで、今回はお花見回です。
 早 い よ ね ! わ か っ て る !(笑)

 都内のお花見の名所はあちこちにありますが、こちら飛鳥山公園と隅田川、上野公園なんかは、江戸時代からの年季の入った桜の名所です。
 その分、シーズンになるとどえらく混むので、場所取りは至難の業。私は最近は缶ビールやワンカップ片手にフラフラ散歩するだけで満足であります(笑)。

 以前に若旅でも訪れた、江戸東京たてもの園のある、小金井公園にも、たくさん桜がありますね。
 どうぞ皆さま、今年も佳いお花見を!


 今回の、趣味のワンカット。

 豊臣秀吉主催の、吉野の花見についてコソッと描いています。

 吉野の花見では参加武将に「自分より身分の低い者の仮装をすること」というコスプレ条件が科せられており、ホストの秀吉自ら茶店の下男として参戦しています。山伏コスの武将は眼帯がヒントです(笑)。

 秀吉は仮装行列が大好きのようで、他にもこういう催しをやっていますが、自身がやるコスプレは瓜売りだとか茶店の下男だとか、どうも昔取った杵柄の職種を選んでるように思えてなりません(笑)。
 そんなもん、堂に入ってるに決まってるじゃないですか!
 ずるいよ天下人!(笑)


 ところで、おかげさまで連載期間が1年となりました。
 2年目も引き続き、連載させていただけるようです。
 今後とも、若旅をよろしくお願い申し上げます!
 それではまた来月、次は貴方の街の史跡へ!?

若旅#11〜大江戸火事事情と消防博物館 

January 27 [Wed], 2016, 12:00

月刊「コミック乱」(リイド社) 2016年3月号
本日発売。
『若旅WAKATABI〜週末歴さんぽ』第11話です。


<歴さんぽ第11話・各所ホームページはこちら>
・消防博物館http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/museum.html

 あけましておめでとうございます。
 今年も若旅をよろしくお願い申し上げます。

 このお正月、テレビのニュースや特番などで消防出初め式をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
 かくいう私も、ハシゴ乗りの技にそれぞれ名前があるのを興味深く思いながら、特番を眺めておりました。

 四谷消防署と同じ建物にある消防博物館は、江戸時代の大名火消・町火消の装備や、ズラリと並んだ纏(まとい)を眺めて楽しめるだけでなく、現在使われているヘリやはしご車、明治・大正期のかっこいい馬車消防車も見られ、消防ヘリ運転体験などもできて、何と入館料が無料という凄まじさです。

 昨年末、最後の日曜日に取材にお邪魔したのですが、年末年始のお休みにかかっていたこともあってか、親子連れがたくさんいらしてました。中には外国人観光客の皆さんも。
 「はたらくくるま」に魅せられるハートは、洋の東西を問わないのかもしれません。


 今回の、描いていてひたすら楽しかったコマ。
 火消しの纏持ちのあんちゃんです。
 おしゃれタトゥーにはそんなに惹かれないのですが、江戸時代の火消しの入れ墨はちょっとカッコイイと思ってしまう歴史脳。
 現代劇だとつい「この人、温泉も銭湯も入れなくて不便なのでは…」とか考えてしまって…。
 時代物の方が余計なことを考えずに済むようです(笑)。

 では、また来月!
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東京出身・関東在住。漫画を描いて日々を暮らしています。日本史好き、映画館好き、祭り好き。お仕事は随時募集中。ご相談はメールにてお願いします。