バイバイ 

2007年01月06日(土) 1時53分
最初タイトルを「さようなら」にしたんだけど、
なんか違うなぁ、って。

もっと軽いんだよね。この関係は。
すごく楽しいことだらけで、最高で、
初めてのことがいっぱいだった。

間違いなくあの人との「さようなら」で受けた傷や隙間を埋めてくれました。
埋めてくれただけじゃなく、いっぱいいろんな感情をもらった。
もちろん私も、いっぱいあげたつもり。
出会えてよかったな。
終わりがきちゃうのはさびしいけどね。
うーん、でも予想どおりかな。

愛じゃなかったんだと思う。それはお互いにね。
なんか兄弟みたいな、姉妹みたいな、
なんかそれが無理やり愛でくくろうとするから
近親相姦みたいなへんな歯がゆさが出てきてしまったんだよね。
でも大好きさ。きっときみも私のことが大好きでしょ?
愛せなかったことはどっちの罪でもないと信じよう。
愛せればよかったけど、そんなのぜいたくすぎるもんね。

さびしいね。うん、とてもさびしい。
さびしくてさびしくてさびしくて、たまらない。

でも私はこのまま立ち止まっていることより、
無理やりかさぶたを剥がして、しばらくは痛いけれど次に進むことを選びたい。
くじけそうなときは、また独り言を書き込むとしよう。

野田地図「ロープ」02 

2006年12月31日(日) 15時05分
宮沢りえ。 ネットなどでの評を見る限り、賛否両論の「否」のほうがちょっと多いかなぁという印象だったけれど、私的には◎!! 
役作りなのか、はたまた単なる酒焼けなのかはわからないけれど、声がかすれハスキーボイスになっていて、それがまた実況の雰囲気と合っていてよかったです。
プロレスの実況というより、活弁師って感じだったけど、それまたよかった。
ビジュアルはもうまさに役柄にぴったり。宮沢りえがやらなきゃ誰がやるの!?っていう設定でした。
年齢不詳、性別不詳、国籍不詳、美しいけれど生々しさがまったくない、実体のない感じ、これはもう天性のものでしょうね。後半、このビジュアルのおかげで、すんなり謎解き(!?)場面も入り込むことができました。
ファンの間では、この役を深津絵里にやってほしかった、という声が多かったよう。
確かにまくしたてるような早口の言い回しとか得意な深津絵里だけれど、ビジュアル面でどう考えても無理があるのでは?と思いましたね。やっぱり「きれいな大人の女の人」と客席に完全に認識させるわけにはいかない役どころなので。

藤原竜也。
いやー、この人の蜷川さん仕込みの活舌のよさのおかげで、
野田さんの凝りに凝った台詞を聞き漏らさず理解することができた。
そして華がありますね。想像以上に!
貧相な体が逆にひきこもりレスラーという設定に説得力を持たせていました。
もし自分が脚本家だったら、っていう妄想すると、この人のために役を作りたくなるっていう気持ちがわかる気がする。
振り幅が大きい。
この役どころも、3役ぐらいやっているかのように小気味よくキャラクターを自在に変化させていた(3役というわけではなく、内面のキャラクターを3役という意)。
そのすべてがはまっていたことで、この舞台のコメディー性、悲劇性、すべて基準を上げていたように思う。
ただ帰りにロビーで「藤原竜也」写真集だかカレンダーだかが売っていて、そのビジュアルイメージが裸に白ブリーフみたいなのはいてるだけのもので、それ見て萎えた(笑。
こういう売り方してるうちは叩かれ続けるんだろうなぁ。


そして怒涛の後半
《顔》がなくなったレスラー。
コメントを求めても、同じ言葉しか言わなくなるレスラー(あえてレスラーという単語をセレクトしました)。
暴力は激しくなる。
実況し続ける《タマシイ》。
あまりにもストレート。
目をそむけ、耳をふさぎたくなる。
暴力の描写の連続に、なぜか涙が出てきた。
会場でもすすりなく声が。理由のわからない涙


野田秀樹らしくないと言われる所以はここなのでしょう。
だけれど、こういう表現方法を選んだその理由は、
見終わったあとの自分の感情の大きな揺れを感じると納得できました。

そして濃すぎる2時間が終了。

ヤフオクで高値がつきはじめちゃってるのであと何回見られるかわかりませんが、あと3回は見たいなぁ。

最後に。
これ、本物のプロレスファンが見たらどう思うのだろうか。
かなりライトなプロレスファンの私でも、序盤笑えなかったし。
(プロレスって八百長が当たり前だろよ、おいおいみんなーみたいなスタンスがやっぱ嫌悪感持ってしまったなぁ)
序盤を乗り越えれば気にならなかったけど。
特にノアファンとかに聞いてみたいw。

野田地図「ロープ」01 

2006年12月31日(日) 14時40分
昨日行ってきました
前日の「朧の森に棲む鬼」(劇団☆新感線)にも負けず劣らず、日本演劇界の最高峰との呼び声高い野田地図。
今年最後の観劇は「ロープ」@シアターコクーンになりました。

ネタばれありです




野田秀樹3年ぶりの新作、主演・宮沢りえ・藤原竜也。
脇を固める役者さんも渡辺えり子、橋本じゅん、宇梶剛士(本当はこの役どころ、古田新太のために野田さんは宛て書きしたんだとか。うーん、古田VER.で見たかった!!!!!! 宇梶さんもよかったけどね)、中村まこと……ときたら、見ないわけには行きません。

チケットの売れ行きもすごいらしいです。開演前、劇場付近でチケット譲ってほしいと泣きそうな顔で訴えてくる腐女子(←あんま意味わかってないで使ってる)も多数(これはおそらく藤竜ファン)。立ち見もいっぱいで満員御礼。もっと大きい劇場でも2か月余裕で埋められましたね。
でもシアターコクーンでよかった。すごく好きな劇場です。悪席少ないし。(立ち見でも死角少ないのかなぁ?)

なもんで、チケット取れちゃった瞬間から今日まで、もう待ち遠しくて待ち遠しくて、見るまい!と決めていたネタばれサイトも観劇前にも関わらず我慢できずに見ちまった!

シンプルなストーリーです。テーマは「暴力」。
プロレスは八百長なんかじゃない」という主張のもと引きこもるレスラー・ノブナガ(藤原竜也)と、《ミライ》から来たという実況のうまいタマシイ(宮沢りえ)。
リングの上ではいかなる暴力も咎めるものはいない。
その暴力が激しければ激しくなるほど、視聴率は跳ね上がっていく。そしてリング上のレスラーたちは催眠術にかけられたかのようにエスカレートしていく。
筋書きどおりに試合は運んでいくが、流れている血は本物。
だけれど見ているものにはその血は劇画の世界の出来事。
そしてそれを取り巻くテレビクルーだったりレスラーだったりの愉快な面々。
試合がどんどんどんどん…エスカレートしていくうち、場面はいつの間にか《ミライ》になり……つながる。

重いテーマなんだけど、終盤に入るまではしっかり笑わせてくれます。
(ただし渡辺えり子がやりすぎなのが気になった。この人、脇には回れない人なのね)

軽やかで笑えるプロレスシーンが続きます。
序盤の展開だけでも十分楽しめた。
そのあと続く悲劇的な状況を知ったうえで見ていたけど、
ネタばれしてない状態で見たかった!
もっとすんなり楽しめたかも。
しかもこの先何が待っているの!?って不安になるだろうなぁ。
一見「何もストーリーが始まっていない」感じでしばらく突っ走るので。

そしてさすが野田秀樹。序盤の台詞、設定、すべてが伏線!! 
そして伏線は伏線のためだけに張られているのではなく、
伏線そのものの状態でもおもしろいのです(わかりにくいかぁ)。ま、もしたとえ伏線じゃなかったとしても楽しいっていう。
たぶん私が気づいてないところにもたくさん張り巡らされているのだと思う。ついていけないぐらい伏線張りまくり! 思わず後半、伏線に気づくたび、いちいち「おっ! あっ! そっか! ぐはっ!」と声をあげそうになってしまった

ネタばれ・朧の森に棲む鬼 

2006年12月30日(土) 5時41分
劇団☆新感線、「朧の森に棲む鬼」(新橋演舞場)
行ってきました
しかもプレビュー公演に!

大興奮のまま、日記書きます。
おそらくネタばれだらけです



プレビューということで、正直期待していませんでした。
まぁ、お稽古場のぞくつもりで先物買いって感じで。
ところが…完成度高すぎ!! これが初日なんて信じられません。
舞台に滝あるし。屋内だけどどしゃぶりだし。
これどうなってんの!?


うますぎるよ! 秋山菜津子!!
この人がいるだけで、空気が変わるのが見える。

真木よう子、見直しました! 
あなたはテレビじゃなく舞台の人ですね。
きっかり、かっちり、パーフェクト!

阿部サダヲは宛て書きうまくしてもらったせいか超…ハマリ役、
しかもラスト15分おいしすぎる役。
いい役もらったねぇ。

古田新太はなんだかもったいなかった印象だけど、
今後徐々に変わっていくのかな、と信じたい。
(外部出演したときのほうが輝いてた)
もちろん平均点以上なんだけど、
この人に関しては、客席の反応もかなり上のレベルを求めているし。
初日に関しては60点くらいかなぁ。

ただこの人、一気に300点とか出しちゃう人だと思うので。
約3時間の舞台だけど、どんどんよくなっていくのがはーーーっきりわかる。
後半30分、別人でした。
いい意味でも悪い意味でも安定感がなく、確変起こす役者さんって印象。
こういう役者さんがいるから、きっとリピート見したくなるんだよなぁ

そして何より、市川染五郎
この人の歌舞伎、はっきり言って嫌いだったけれど、
ちょっとちょっとーーーーー!!!!!
すげーーーよーーーー!!!!!!!
殺陣のうまさ、ラブシーンの色っぽさ、
歌舞伎の言い回しの迫力(っていう脚本なんだけど)
主役=徹底的な悪、っていうのを
観客の目を怖がらずやりきっていた。
まったく共感が得られない役どころだったけど、
鬼畜だけれど魅力があって、だけど信用できなくて、憎たらしくて、かしこくて、イイ男…脚本以上の人格を初日で早くも形成していたと思う。しかもさらに伸びる可能性をはっきり感じた。
それを見込んでのキャスティングなんだろうが。
古田新太が喰われたの初めて見たよー!!

ラストシーン、美しかった。
美しくて悲惨、壮絶
悲劇だけど、やはりきっちり「悪」のまま散る。
同情を一切誘わない。だからこそ、心を奪われた
主人公「ライ」は最後まで圧倒的な存在感。

この舞台で改めて「言霊」というものを考えさせられた。
(といっても押し付けがましい思想はまったくないです)


もう2回くらい見に行く予定。
脚本読み込んでから行くのもいいかも。(普通の書店で発売してます)

そして明日は待ちに待った野田MAPの「ロープ」見てきます

好きな人の好きな人 

2006年12月29日(金) 11時25分
好きな人の好きな人が好きになれずに困っています。

嫌いな、いやなところばかりをいつも探してしまう。

今まではそれでも成功してきたよ。

嫌いなところがいっぱいで、

好きな人に、なんでこの人を好きになるのか問い詰めてみたり。

だけど今の人は違う。

好きな人の好きな人は、まっすぐで、強くて、自信と謙虚さを持ち合わせていて、

見ているうちに美しく見えてきたり、

好きになる理由がわかってきたり、

キラキラしていて、

とても人間くさくて、心に恥ずかしいところがない。

どうしよう。

これじゃ好きな人が好きになるに決まっている。

私は今日も好きな人の好きな人の、いやなところを必死に探す。

探せないから考える。

ちょっぴりいやなことをしてみる。

だけど好きな人の好きな人は、それでもいやなことをしてこない。

警戒もしない。疑いもしない。だけど馬鹿でもない。

どうしよう、どうしよう。

なんで好きな人がこの人を好きでよかったと思えないのだろう。

思えたら、私もきっと私も私が好きになるのに。

せいさん 

2006年12月28日(木) 11時48分
せいさん

清算:過去を清算
生産:ものを生産
精算:年内に精算
成算:成算がある
青酸カリ

散々な年だった2006年。
気づけば2004年から始まってたんだっけ。
とても大切なものを手に入れて以来、
守ることだけに執着していたこの数年間。
幸せだった? ねぇ、幸せだった?

わからないけれど、あんなに必死に守ってきたものが2004年、
いともたやすく消えうせて、そこから今日まで、ぬけがら。

だけどそろそろ「せいさん」します

口ばっかりの夢も、ちゃんとやっていく。
文章もまじめに書いていく。

私は自己顕示欲さえ満たされていれば
幸せなのだから、それを見失わないこと。

決意。

過去を清算
蓄えたものをこれから形として生産
そうすることで成算がある。



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狂ったように見ています。
せっかくだからブログでUPしていきたい。
小説を読んでいる時間が幸せ。
三島由紀夫、谷崎潤一郎、吉田修一が特に好き。
お酒が好き。ひとりで飲みに行けるお店を増やしたい。
禁煙して1年。もう吸いません。
それがうれしくもあり、悲しくもある。
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