繋がらない携帯 

2004年12月09日(木) 5時27分
使用料金を滞納していて 携帯が繋がらなくなった
返事を書いたまま 送れなくなったメール

たった少しの距離が すっごく離れてるように思えた


お兄ちゃんに会いたい、と 思えば思う程
お兄ちゃんに会えない、現実が襲ってくる


さやかは いい子、なんかじゃないのに
お兄ちゃんも さやかにいい子を求めるんだね

いい子じゃなきゃ、いけないの

帰ってない 

2004年12月06日(月) 10時53分
今朝お兄ちゃんと一緒にアパートを出て 一緒に地下鉄に乗った

もちろん学校は遅刻する時間だけど
ちゃんと学校に行く約束で 昨夜外泊を許してもらったから


でも 学校に行く路線のホームで 足が動かなくなる

学校行きたくない
あの家に帰りたくない
まだお兄ちゃんと一緒にいたい

電車にも乗らずに ホームで突っ立っているあたしを
みんながじろじろ見ているような気がした


気付いたら アパートに引き返す地下鉄に乗っていた

帰らなかったことを知ったら みんな怒るんだろうか
今はもう どうでもいい

マジギレ 

2004年12月03日(金) 0時08分
普段 怒ったりしないあたし
性格のせいもあるかも知れないけど
気分を悪くしてる時間が もったいないと思うから
人の心無い言葉を 上手く聞き流して
「損して得する」ことができる 利口な自分が好き

どんなに赤裸々でも どんなに自分の気持ちに反しても
誰かを貶めるようなコト
あたしは絶対に言わないし ココにも書かないし
例え架空の人物に対してでも
人の悪口を言うこと 人の生き方を否定すること 人を説教すること
言ってる自分が 一番醜く見えるから
それを見た人を 一瞬で嫌な気分にさせてしまうから


でも 何かもう キレちゃった

自分では何にもしてくれないくせに 口ばっかり
思いやり、と称して 何の役にも立たない言葉を押し付ける
アレもコレもだめだめ、否定するくせに 一度も認めてくれたことがなく
あたしを傷付けておきながら 自分のことばかり主張する

その思い上がり 自分で恥ずかしくならないの?
そんな言葉で あたしを救えるとでも思ってる訳?

人を否定して説教することで 優越感やら正義感やらに浸るなんて
人間として一番最低な行為だと思う

別にもう コレ見て誰に嫌われてもいいや
マジギレ

大人って 

2004年12月02日(木) 18時57分
大人って 一体何なんだよ
大人になるって 一体どうすればいいんだよ

歳だけが 大人、と呼ばれるようになって
でも 心はまだまだ子供のあたし 自分でも自覚はしてるけど
子供扱いされるのが バカにされてるようで 一番嫌い
正確には
あたしを子供扱いすることで 自分が大人だと誇示する
子供より子供の大人が 嫌い


大人って 一体何なんだよ
大人になったら 何かいいことがあるっていうの

大人は あたしのことを子供扱いしながら
都合のいい時だけ もう大人なんだから、と言う
自分のことは棚にあげて
平気で嘘を吐いて 傷付いた振りも上手くて 都合の悪いことは誤魔化すばっかりで
大人だから、っていう訳の分からない理由で 子供と向き合おうともしない
それが あなたのいう大人なの


大人って 一体何なんだよ
大人って ならなきゃいけないのか

少なくとも
なりたいと思えるような大人に 今まで一度も会ったことがないから
誰を目指していいのかも分からないね
大人になれ、と言うのなら
子供がなりたいと思う大人、の 手本を示してくれ
あなたが大人だというのなら
あたしは 大人になんかなりたくもないね

お願いだから 

2004年12月02日(木) 0時18分
「家の何がそんなに不満なの」
「何が足りないの、言って」
「お母さん、一体どうしたらいいのよ」
電話の向こうで 母は泣いていた

泣きたいのは いつもこっちの方なのに
あたしは黙って 母の言うことを聞いている


お母さん、ごめんね こんな子で
あたし もうだめなんだ
あたしの居場所は 家でも 学校でも 塾でもなくて
お母さんの手の届かない ココだけなんだ


「お願いだから 学校だけにはちゃんと行って」

「お願いだから」
その言葉が 妙に引っかかる
あたしのお願い、を 母は一度だって聞いてくれたことがあるだろうか
「お願いだから もうほっといて」
逆にそう言って 一方的に電話を切った

秘密基地 

2004年11月30日(火) 18時12分
学校は嫌い だから最初から行く気もない
制服のまま 家にも帰らない
電車を乗り継いで目指す先は お兄ちゃんのアパート
散らかった部屋でも あたしにとっては心落ち着く場所

鍵を差し込む時が 一番ワクワクする
誰にも内緒の秘密基地に 足を踏み入れる気分

電気も点けず 何も言わないのは
寝起きのお兄ちゃんの 気分を損ねない 覚えたての技


コートを脱いで そおっと お兄ちゃんに寄り添って
お前の体冷たいからやだ、と 意地悪をけだるそうに言いながらも
ベッドに引き込んでくれる お兄ちゃんの力強い手の平を待つ

差し出された手を あたしが拒まないことを
お兄ちゃんは知っている

そういう お兄ちゃんが好きよ


制服のままで包まれると それだけで泣きそうになる

この現実から助け出してくれるのは 家族でも友達でも 学校でもなくて
お兄ちゃんの前 この暖かい腕の中 非現実な世界でしか
生、を 確かめられないの


大人じゃない 子供じゃない むしろそんなことはどうでもいい
ひとりの人間として あたしを扱ってくれる
お兄ちゃんが好きよ

あたしに無理強いさせない 自分で考える余裕をくれる
こんなに近くにいるのに 抱っこ以上のことをしない
他の誰か、とは 違う
お兄ちゃんが好きよ

どっちか 

2004年11月30日(火) 11時50分
どっちかと言えば 上より下が好き

前屈みになったお兄ちゃんの
細いあごのラインや 振り乱した前髪を
下から見上げるのが好き

頭に手をあてがわれて
長い髪の毛も引っぱられて
動くことも許されないように 支配されたい

体重のかかったお兄ちゃんの手の 指を噛んで
熱や 汗と一緒に
お兄ちゃんの頭の中を 真っ白にさせたい

言葉は 何にも要らない
何度も お互いの表情を確認して
正直 どっちが先か、なんて 全く関係ないのよ

その行為を ふたりで確かめ合う時間が
何よりも 幸せ

テスト 

2004年11月19日(金) 23時53分
珍しく金曜日に学校に行って 真面目に授業受けたのに
放課後 担任に呼び出される

こないだ期末テストの日 サボったことを再度説教したいらしい
「今度テスト受けなかったら留年だからな」と 半ば脅し気味に言われる
成績表に0点、と 赤い字で書いてあるのを見させられた

早くその場をやり過ごしたくて ハイハイ、と笑って聞き流すと
その態度が気に入らなかったらしく
「ほんとに分かっているのか!」と大きな声を出される
みんながいる職員室で 喧騒が 一瞬しん、と静まり返った

担任の そういうのには もう慣れっこ

小1時間、永延 分かりきった同じ話を 何度も何度も
お陰様で お兄ちゃんの街へ行く電車が 2本も遅れた

お兄ちゃんの手 

2004年11月13日(土) 9時03分
「さや、さや」

猫や犬でも 呼ぶみたいに
お兄ちゃんが あたしの名前を耳元で囁く

あたしは 暗闇に慣れてきたその目を そっと閉じて
音、とか 温度、とか 感触、とか 匂い、とか
光とは違う 別の感覚をもっともっと使って お兄ちゃんを確かめる


お兄ちゃんの手が好き

指が長細くって それでいて大きくて
骨や筋が 肌越しにせわしく動くのが すごくセクシーだと思う

セーラー服のまま 布団に潜っているあたしの頭を その手が優しく撫でた


お兄ちゃんの左手は あたしの長い髪を梳き
そのまま ゆっくり頬を伝って
いとも簡単に あたしのあごを くいっ、と持ち上げた

少し乾いた唇が その先を期待して 息が止まる

お兄ちゃんの柔らかい唇 熱い唾液
ゆっくり口を開いて 舌を受け入れる
嫌じゃないのに 退けてしまう体を お兄ちゃんが抱き寄せる

キスで濡れた唇は 最後に 親指で優しく拭ってくれた


「お、にぃ・・・・ちゃ」
声にならない

その代わりに お兄ちゃんの胸に顔を埋めると
アイロンがかかったシャツの 柔らかさが あたしの頬に触れた
とってもあったかい


キスされた恥ずかしさ、と 抱かれている安心感、で 胸がいっぱいになった

セーラー 

2004年11月12日(金) 10時28分
お兄ちゃんの所へ行く時は 大体制服
別に狙ってる訳じゃなくて 学校をサボって行くから

セーラー可愛いから 嫌いじゃないけど
みんなが学校へ行く時間に 制服のまま街をうろつくのはヤバい

制服のまま お布団に引き込まれるのが好き
恥ずかしくなってしまう
恥ずかしいのに好き、って おかしいかな
P R
プロフィール


さやか
15歳 高1(進学校) 登校拒否気味
家族とも友達とも 付き合いが上手くいってません

お兄ちゃん
23歳 会社員
さやかとは幼なじみなだけで 血は繋がってません
地元からちょっと離れた所で一人暮らし中
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