カメラを教える難しさ

March 01 [Tue], 2011, 17:21
カメラを教えるのはなかなか難しいものがある。改めて、最近痛感した。

 子供が大学受験に合格したら、写真をやってみたいとほざいている。何でも「ニコンのD3100が欲しい」とか。「何故そのカメラなのか」と問うと「テレビのCMで見たから」と。

 吾人はほとんどテレビを見ないのでCM自体は知らないが、なんか機種選びも軽薄な話だなと思った。
 ニコンは、フランジバックが長く殿様カメラなので、FM3以外持っていない。

 そこで、パナソニックやキャノンの5D Mk2やライカM9とペンタックスLX、キャノンF1、ライカのM3やら3fを触らせたら、レンジファインダーのカメラの焦点合わせが判らない。二重像を合致させるという発想が理解できないようである。三角関数みたいなものであるが、レンズの繰り出しは、logつまり対数である。

 さらに、カメラの持ち方から教えねばならない具合である。スポーツや武道や釣り竿の操作と同じで(何でもそうだが)、手首だけで操作する事は禁物である。落とされると、泣くに泣けないレンズもあるので、手とり足とりの説明になる。これで半時。
 ライカにはビゾフレックスがあるのでレンジファインダーでも一眼になる。どうしてレンジファンダーが一眼になるのか、その理由を説明するのにまた半時。

 被写界深度を教えるのにまた半時。

 いやはやと思ったが、もし吾人が死んだらこの膨大なレンズをどうしようかと思う必要がなくなったのはうれしい限りでもある。現在入手が困難なレンズも多々あるからである。

 SNSに行ったら写真部に入るとわめいている。しょうがないので、デジカメを一つとフィルムカメラを一つ与えようかと思っている。

 あとは、写真集を与えて、目を養わせるしかないかもしれない。ヘルムートニュートン・サルガド・千葉禎介・アッジェ・ブレッソン・植田正治でも何でも良いから片っ端から見るべきだろう。たくさんの写真を見る事は、我もかく撮りたいという気持ちを起こすから。

 最後に必要なのは、どのような立場から写真を撮るのかという問題が残るが…。そこは、まだ先の事である。今は亡き西井一男氏レペルの話になる。

 そういえば、最近の本に「反アート入門」という面白い本があった。
 はてさて。
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