観察第1日目その5(アサコ 

2006年05月17日(水) 23時14分
さて、と冷蔵庫を開ける。
何を作ろうかと思いをめぐらせ、昨日の米がのこっているからチャーハンにでもしようかと考えた。
嗚呼でもそれ食ったら夜が面倒だな、とかも思うわけで。
(米を研ぐ作業は好きじゃない)

まだ食パンがあったからそれを食べるか。
卵を二つ取り出して冷蔵庫を閉めた。


わぁと小さく聞こえた声に、また溜息をついた。そうだ後ろにいたんだっけ、と。
その声のほうに顔を向けると、さっきのデコピンの時みたく後ろにひっくり返っていた。
よかったな、そのハンカチのワンピース?が丈長くて。

「ちょっとナカジ!オレ今一生懸命だったんだぞ!」
「何に?」
「ナカジに上るのに!」
「はぁ?」

どうやら、台所に乗せてもらいたかったらしく、ズボンの裾から登ろうとしていたらしい。
だって跳ねても見てくれないし、と頬を膨らます。
俺は卵をそのステンレスのシンクの上において、偉そうに腰に手をあてているタローを掴んだ。

「おわっ!!」
「ほっんと小さいな」
「・・・ナカジがおっきいよ」

本当に手のひらサイズ。左手の上にちょんと載せてみると、タローは小さなその両足でおそるおそる立った。
この高さは怖いのだろうか。
気をつけないと踏みそうな赤いスカートをきたタローが、嬉しそうにニコニコわらっている。

「ちょーたけー!すっげぇって!これ一回小さくなってみるべき!!」

いい眺めだぜ!と笑う。
撤回、恐くないらしい。きっとバンジージャンプとかも平気なんだこいつは。
まぁ煙とバカは高いところが好きらしいから。
そのまま卵を載せたシンクのところまで降ろしてやった。

「あったまご!?ねぇねぇどっちが背ぇ高いだろうねナカジ!」

頭の上に手を伸ばして測る仕草をする。あぁん?お前じゃないのか?
と軽く流しながら俺はその卵を割るため、椀を探していた。
タオルの上に乾かしておいた椀をとって、卵を割る。
その間タローは裾を引きづりながら、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしていた。
・・・これほどまでに、視界に入る小さいものがウザイとは。




観察第1日目その4(ナギ) 

2006年05月14日(日) 21時02分
 

「これでどうだ」



・・・間。



「…まぁ、何も無いよりは、マシかなぁ」
「何だ、その不満そうな顔は」
「いや、それで満足しろって言われても。」


俺が箪笥の中から取り出したのは、一枚のハンカチ。しかも、見事に真っ赤なビロードの。
何時の誰の貰い物だったか忘れたが、俺の趣味でなかったが故、こんなところに眠っていた。
奴が嫌そうな顔をしたのはその色にかそれとも布一枚だという事にか、判断できなかったが。今のところまともに使えそうなものはコレしかないのだから仕方が無い。
ひらひら、とハンカチを広げながら。


「嫌なら元に戻るまでその服の中で生活してもらうだけだが?」

「・・・・・・・・・つかわせていただきます。」


一瞬逡巡した後、奴は苦々しくそう呟いた。やはりどうにも寒いらしい。


「つか、使うって言ってもどうやって着ればいいんだよぅ。」
「こう、前で結んでマントみたいに。」
「寒いよばか!」
「腰巻。」
「ナカジって案外バカ?」
「てめぇに言われたかねぇ。んなこと言うなら自分で考えやがれ」
「わかんないから訊いてんじゃんー」


いつも腹出して歩いてる奴がぐだぐだ文句を言うなと言ってやりたかったが、そこをぐっとこらえて。
こいつもこいつで大変なんだ、と。そう思わないとやってられない。
結局適当に頭を通す穴を開けて横をホチキスで止めて。簡単な貫頭衣みたいな感じで落ち着いた。
ナカジてきとー過ぎー!とか何とか横から聞こえた気がしたが、俺に裁縫など期待する方が間違っている。

  

保守ですー唖紗 

2006年05月12日(金) 22時00分

け、結構日にち経ってたー!
ナギさんお忙しいでしょうか(オロオロ

とりあえず保守ですん。



ちまたろは今日もナカジんちで元気です(何その一文!

観察第1日目その3 (アサコ) 

2006年02月18日(土) 0時53分
「拾い食いか」
「なんでそっちチョイスすんのさ」

タローはムッと眉を寄せた。だってお前、基本は三秒ルールじゃないか。
それならば拾い食い選んでもおかしくはねぇだろう。

「昨日さ、ナカジに会う前に神サマと会ったの」
「MZDと?」
「影がいたかわかんねーけど、普通にあるってたよ」

いや彼だって歩くだろ。神だっていっても歩くと思う。
世にはニ足歩行の猫だっているんだからな。

「で、神サマから飴貰ったんだよね〜。原因それじゃないかと俺は思う訳」
「飴ねぇ」

タローはうんうんと頷きながら話を続けた。

「だってね?朝は家で食ったし、昨日ナカジんちで晩飯ゴチになる前に食ったのってそれしかねーし」
「…まぁMZDが持ってるって聞くとおかしくねー、気がしないでもないわな」
「だろ?だろ!?だから、ぜーったいあのぁ…め…っくしゅん!!」

ひとつくしゃみをしたタローは、寒いと言って服に潜り込んだ。
それは布団じゃねぇぞ。まぁ奴の大きさなら布団でも充分すぎるだろうな。

「で、話としてはその飴なわけだ。拾い食いをのぞいたら」
「だーかーらーやってねぇって…っくしゅんっ!」


俺は右膝に肘を置いて少し考えた。
彼が悪戯好きなのは周知の事実、こんな面倒なことしでかせるのも彼ならば納得もいこう。
俺がそんな事を考えていたら、なにかに引っ張られた。
下をみると、タローが服から出てきていて俺のズボンをくいくいと、引っ張っていた。

「ナカジ、オレ寒い」

……そういやこいつは裸だった。寒いなら服に潜ってればいいだろうに。

「だって服おっきくて風入るんだよーなんかねぇ?」
「お前の服になるようなもんなんかねぇよ」

そしてまたタローはくしゃみをした。
俺は辺りを見回してなんかないかと探した。
まぁあるわけないんだけど。
と、ため息をひとつついた時に良いことを思いついた。
立ち上がって箪笥へと移動する。




++++++
って感じでパスです。
私的に展開を煽りました(笑)

原因は飴、かもしんないって事で


観察第1日目その2 (ナギ) 

2006年02月15日(水) 5時22分
 
ぱちり。
タローと。いや、正確には、タローと思われるそのイキモノと、目があって。

両者、暫し沈黙。

その、タローをそのまま縮小したような掌サイズ程の小さなイキモノは、やはりタローがいつもそうするように表情豊かな大きな瞳を、ぱちくりと見開かせ。…まるで、目の前で起こる事が信じられない、とばかりに。
まぁ、もしも奴がそのまま縮小してしまったのならば、その反応は人間として正しいだろう。
マヌケ面だな、などと、頭の何処か冷静だかそうでないんだか良くわからない部分がそんな事を呟いた。(きっと俺も壮大に間抜けな顔を晒していたことだろうが。)

先に動いたのは、相手の方だった。
まん丸の眼はそのままに、奴の震える唇が言葉を紡ぐ。
やはり、声は聞きなれたその響き、そのままに…


「………ナカジ、巨大化?」


嗚呼。
間違いない。コレはあの馬鹿そのままだ。


「っ…アホか!!俺がでかくなったんじゃない!!!周り良く見ろお前が縮んでんだこの馬鹿!!!!」
「はっ!? うそ、マジ、オレ!? うわっ!みんな巨大化!?いつのまにここは巨人の国!?」
「いい加減巨大化から離れろ!」


沈黙の金縛りが解ければいつものように、騒がしい部分が顔を出す。
えーうそーマジー!?その単語ばかりぎゃいぎゃいと繰り返し、ジタバタ暴れ、姿も声も小さくなったはずなのに騒々しさだけは全く変わらない。
しまいには、わー、なんかオレってすごくねー?とか言い出す始末。
あまりに煩かったので、思わず服を被せて黙らせてみた。もごもご、と布一枚の下で暴れている。

ここにきて、やっとこさ軽く眩暈。


「〜〜何だよナカジ!これめちゃめちゃ邪魔いんだぞ!」
「あー、悪かった悪かった」
「反省してねーし!」


やっとのことで被せた服の下から這い出たタローが、非難の声を叫ぶ。が、あれは黙らなかったお前が悪いんだろ。知るか。俺は悪くない。
…まぁ、じたばたやっている奴を見て、楽しくなかった、と言えば、嘘になるが。

いかんいかん。何普通にこの非日常に順応してるんだ俺は。

観察第1日目 (あさこ) 

2006年02月13日(月) 1時27分
カーテン越しに差し込む光が、朝をつげる。
横の携帯はいつものアラームを鳴らし、俺は眠い中もぞもぞとアラームを止めた。

(くそ・・・ねみぃ)

布団の中で欠伸をひとつ、そして近くに置いてあった眼鏡をかける。
隣の布団に眼をやり、声をかけたが、いない。


昨日、ゲーム探しに付き合って、それがホラー物だったらしく「一緒にやろう?」と家にまでもつれこんで。
ほとんど俺がやっていて(出来ないなら買うな)中盤まで終えた頃には、既に十時を回っていたのでタローが泊まる!と言い出したのだ。
本音は怖くて帰れないってだけだったが。


俺は布団から出ると、洗面所を見に行った。
使われた形跡もなく、ちなみに玄関には奴の靴もあった。
鍵もかかっているから出ていったわけではないだろう。

部屋に戻り、布団にあぐらをかいた。
朝からかくれんぼしてる訳でもなかろうに、タローが見つからない。
とりあえず、隣の掛け布団を持ち上げ畳んだ。
するとそこには、昨日奴に貸した服が残っていて。

「は?」

俺の頭に疑問符が浮かぶ、全く意味がわからない。
タローは此処から出ていった訳じゃないのに、服が残っている。
風呂かとも考えたが、洗面所をみた時にそんな気配もなかった。

ならば奴は何処へ・・・?

と、その時。
もぞもぞと服が動いた。
俺は少しビビッて、あぐらから膝立ちになった。
まだ服は動いている。虫・・・にしては少々デカい。
意を決して、俺は服の襟首の所を掴んでみた。
中で動く物体は、あちこち動いていたのから襟首の方へ向かってきた。
俺は手を外し、逃げた。

布団から離れる時になにか聞こえた気がしたが、気のせいだろう。
少ししてから、恐る恐る布団に近づく。
もう一度摘もうと、襟首に手を伸ばした時に名前を呼ばれた。

「タロ?」

声はタローだったような気がする。
部屋を見回し、彼がいるのかと思ったが見つからない。目線を服に戻して、俺は固まった。
服の襟首から顔を覗かしているのは、とても小さいタローだったからだ。







+++++++
トップバッターです。
なんでちまくなったかっていうの描かれてないね

最初ってこんなもんでいいでしょうか?;;
なにかダメ出しありましたらドゾ遠慮なく言ってください>ナギさん


メールからテスト 

2006年02月09日(木) 0時49分
全然タイトル良いですよ!(´∀`)b


相方、唖紗です。
ネット出来ないのにこんなことをしでかしてます。

とりあえずメールからのテスト。
画像は難しいのかな…



テストです。(ナギ吉) 

2006年02月08日(水) 1時57分
 
唖紗さんとのメールから生まれた夢企画、

「ちまたろ日記」

が始まりますよ!!(わーわー)


『タロがもしもシルバニアサイズになってしまったら』
なナカタロを、メールで想像もとい妄想を広げているうちに、私と唖紗さんでリレーしませんか?ってことに。
ひぃっ;;相方こんなので良かったんですか!?(がくぶる)
そんなこんなで役立たずが取りあえずブログ立ち上げです。

題名とか勝手につけてしまったので、がんがん苦情どぞです。>唖紗さん


こんなかんじで取りあえずテスト投稿。(笑)
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