予感
2011年03月24日(木) 13時52分
大阪では彼岸桜が咲いている。
これが散った頃、ソメイヨシノが一斉に咲くだろう。
地震が起きてから、ずっと動揺し続けている。
その日、ちょうど台本をあげようとしていたのだが、その後手につかず、ここ数日、なんとか踏ん張って、書いている。
昨日は絶対に脱稿しようと思っていたのだが、ラストで思い悩んでしまった。
昨年は、2週間前だった。
あと3週間、今日こそなんとかするのだ。
しかも、書いているのは、喜劇なのだ。
政府とNHKは、ウソとごまかしを続けている。
中部電力は、上関で原発工事を続けている。
東京や千葉の水道から、ヨウ素が検出されはじめた。
私が一番心配するのは、実家があり、友人や知人が多い、関東だし、東京だ。
とくに、その子供たちが。
どこにも逃げることができなくなるとき、本当のパニックが起きる。
戒厳令の用意もされているのだろうか。
その前に、逃げることはできないのか。
ただちに影響はないという。
5年後には、影響を否定するだろう。
50年後に、やっと影響を認めることだろう。
その前に、逃げることはできないのか。
皆がついに逃げ始めたとき、茨城や千葉の人たちもまた、東京を通って逃げることになるのではないか。
逃げることができなくなるとき、本当のパニックが起きる。
リルケに「予感」という詩がある。
こんな詩だ。
私は旗のように遠方に取り巻かれている
下のいろいろな事物(もの)がまだ身じろぎもしないのに
私は吹きよせる風を予感し それを生きなければならない
扉はまだおだやかに閉じ 暖炉のなかもひっそりしている
窓もまだふるえず 埃りも重たくつもっている
そのとき私はもう嵐を知って 海のように騒めいている
私は身をひろげたり 自分の中へ落ちこんだり
身を投げだしたりして たった孤り
大きな嵐のなかにいる
(富士川英郎訳)
これが散った頃、ソメイヨシノが一斉に咲くだろう。
地震が起きてから、ずっと動揺し続けている。
その日、ちょうど台本をあげようとしていたのだが、その後手につかず、ここ数日、なんとか踏ん張って、書いている。
昨日は絶対に脱稿しようと思っていたのだが、ラストで思い悩んでしまった。
昨年は、2週間前だった。
あと3週間、今日こそなんとかするのだ。
しかも、書いているのは、喜劇なのだ。
政府とNHKは、ウソとごまかしを続けている。
中部電力は、上関で原発工事を続けている。
東京や千葉の水道から、ヨウ素が検出されはじめた。
私が一番心配するのは、実家があり、友人や知人が多い、関東だし、東京だ。
とくに、その子供たちが。
どこにも逃げることができなくなるとき、本当のパニックが起きる。
戒厳令の用意もされているのだろうか。
その前に、逃げることはできないのか。
ただちに影響はないという。
5年後には、影響を否定するだろう。
50年後に、やっと影響を認めることだろう。
その前に、逃げることはできないのか。
皆がついに逃げ始めたとき、茨城や千葉の人たちもまた、東京を通って逃げることになるのではないか。
逃げることができなくなるとき、本当のパニックが起きる。
リルケに「予感」という詩がある。
こんな詩だ。
私は旗のように遠方に取り巻かれている
下のいろいろな事物(もの)がまだ身じろぎもしないのに
私は吹きよせる風を予感し それを生きなければならない
扉はまだおだやかに閉じ 暖炉のなかもひっそりしている
窓もまだふるえず 埃りも重たくつもっている
そのとき私はもう嵐を知って 海のように騒めいている
私は身をひろげたり 自分の中へ落ちこんだり
身を投げだしたりして たった孤り
大きな嵐のなかにいる
(富士川英郎訳)



