【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十六回

September 28 [Wed], 2016, 18:00

「東京シューレ代表・奥地圭子より」

8月から連載してきました、この連載記事も今回が最終回です。
最終回は、東京シューレ代表の奥地圭子からのメッセージをお送りいたします。


東京シューレ代表・奥地圭子



父母・祖父母にとって、楽しそうに過ごしている子どもや孫の姿は、幸せを感じさせてくれます。
でもお子さんやお孫さんにとって、学校が苦しかったり、つらかったりする時はきっとあります。

休み始めたり、行き渋っていることにあわてて、なんとか学校に戻そうとしても、それは子どもを追い詰めるのでうまくいきません。

そんな時、発想を変えてみてください。
学校以外の育ち方はいろいろあります。環境や、やり方を変える方が、子どもにとってずっと生き生きできることも多いのです。

私たちはフリースクールを30年以上やってきました。
フリースクールは学校以外の居場所・学び場ですが、24年も前から学校の出席日数扱いにもなり、通学定期も適用され、進学も全く可能です。

何より子ども一人ひとりの個性やペースを尊重し、やりたいことを応援していくところなので、再びお子さん・お孫さんの楽しく過ごす姿に出会えます。

入会・退会は自由。一度ぜひ見に来てください。

理事長・奥地圭子


※たくさんの閲覧ありがとうございました。
明日、今までのまとめとして、各記事の簡単な内容紹介とリンクを載せた記事を更新いたします。
見逃したものがある時や、また改めて続けて読みたい時などに、ぜひご覧ください。よろしくお願いします。

〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜

8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
特集記事をブログ上で連載しています。

流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
TEL 047-199-7141
(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
mail nagareyama@shure.or.jp

【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十五回

September 26 [Mon], 2016, 18:00


「38歳二児の父から不登校の子どもを持つ親のあなたへ」

【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十五回の今回は
王子シューレのスタッフの佐藤信一さんからの後編です。
30代後半で二児の父である佐藤さんに
その世代のお父さんお母さん方の気持ちに寄り添う文章を書いてもらいました。
(前編はこちらから)



王子シューレスタッフの佐藤さん
流山に王子シューレのみんなと遊びに来てくれた時
子どもたちと卓球をしました。


〜後編〜

そのわが子が不登校に…。きっといろいろな感情が皆さんの心の中を渦巻いているのではないかと思います。
おそらく少なくない方が、もはや「学校は絶対に行かねばならないところだ。」「学校に行かないと、将来ないぞ」と言い切れない感情をお持ちなのではないかと。

一応、子どもに「学校に行きなさい」と言いながらも、心のどこかでは、いや本当にそうなのだろうかという疑問もお持ちなのではないかと。



その価値観の揺れがまた、私たちの世代が生きづらさを感じる一つなのだと思います。
つまり、学校は絶対だった親・私たち世代の価値観が古いことは心のどこかで承知しながら、一方でじゃあ何をよりどころにすれば良いのかがつかめず、不安が募るのではないでしょうか。


もし、今みなさんが仮にそれに近い状態だとしたら、私が伝えたいのは、まず目の前のお子さんが何を思い、どうしたいのかを知り、そこを軸に考えていくことをしてみてはどうかということです。

わが子の人生を生きていくのは、わが子自身であり、今がなければ明日はありません。



私がフリースクールのスタッフをしていて日々実感することは、子どもにはすでに生きる力が備わっているということです。
そして、決して自分一人で抱え込まず、他者に助けを求めてください。私たちの世代をうつすもう一つのキーワードは、「自己責任」を強いられてきたことだと思います。


皆さんは、すでに頑張り続けています。ここでしばしのブレークタイムをとりませんか。もし、ご自身のお気持ちを聞いてほしい、相談してみたいとお思いになられたら、お気軽に東京シューレにご連絡ください。



佐藤さんありがとうございました。
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8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
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ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
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(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
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【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十四回

September 25 [Sun], 2016, 18:00


「38歳2児の父から不登校の子どもを持つあなたへ」

【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十四回の今回は
王子シューレのスタッフの佐藤信一さんからです。
前後編の、前編をお送りします。
30代後半で2児の父である佐藤さんに
その世代のお父さんお母さん方の気持ちに寄り添う文章を書いてもらいました。



王子シューレスタッフの佐藤さん


〜前編〜

 みなさん、こんにちは。私はフリースクール東京シューレのスタッフをしております。
今年で38歳。
現在2人の子どもがいます。2人の子どもはまだ2歳と2か月ですが、きっと私と同世代の方で、現在まさにお子様が不登校になられ、その状況をどう受け止めたら良いのか悩まれている方もいるのではないかと思います。



 私たちの世代をキーワードで表現すると、 「団塊ジュニア」 「就職超氷河期」 「ロストジェネレーション」 等々でしょうか。
私自身、右肩上がりの経済成長の最後の部分を小・中時代過ごし、学校生活もそれなりに嫌なこと、しんどいこともありましたが、不登校(あるいは登校拒否)という選択肢は周囲にも私の中にもなく、なんだかんだと高校・大学と進学しました。



そして、大学卒業を控えた2001年前後は、空前の就職超氷河期。
多くが「自分探し」という名の旅にでたり、企業の歯車になるのではなく「フリーター」として生きていくことの「カッコよさ」に翻弄されたり、ガラガラとそれまでの社会構造や価値観が音を立てて崩れていく中で、右往左往しながら必死に自分の行く道をつくってきた世代なのではないかと思います。

そして、ますます混沌としていく社会の中で、将来に様々な不安を抱えながらも、新しい命を授かり、懸命に子育てされているのだと思います。



 そのわが子が不登校に…。きっといろいろな感情が皆さんの心の中を渦巻いているのではないかと思います…

後編に続きます〜


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8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
特集記事をブログ上で連載しています。

流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
TEL 047-199-7141
(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
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【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十三回

September 24 [Sat], 2016, 18:00


「自分の子どもが不登校になったら知りたい7つの事」
第十一回の今回は
不登校Q&Aの最終回、「F親自身の事」についてお送りします。
今回ももちろん、スタッフおびっちゃんこと帯津葉子がお答えしています。
(そのEはこちら⇒http://yaplog.jp/nagareyama/archive/1404





左 スタッフおびっちゃんこと帯津葉子
右 初等部の男の子
トランペットに挑戦中です。 



F 親自身の事

学校や夫・自分の親・夫の親・親せき・近所などから「母親の育て方が悪い!」なんて言われたり責められたりすると本当に辛くなっちゃいますよね、、、
残念ながら今の日本の社会は、「子育ては母親の仕事」なんて思っている人が少なくないのですよね、、、



私自身もフリースクールのスタッフをしていて、頭では分かっているのに、子どもが不登校しているときに「あなたが甘やかしているからよ!」なんて母とかに言われると、いちいちへこんだりしてたものです。

そんな時、辛い気持ちを一人で抱えていると、ますます辛くなります。



お母さん自身のその辛い状態を素直に吐き出せ、それを聞いてくれる場を見つけるとよいですよ。
辛い気持ちを誰かにきちんと聞いてもらえることで、とても気持ちが楽になることがあります。

各地にある「親の会」はそんな話もできる場所です。

親の会では、いろいろな話が出ます。
お子さんの話はもちろん、連れ合いとの関係、ご自身の気持ちのありよう等々です。同じような経験をされている方も少なくありません。ですから、今のその気持ちがよくわかる人たちがたくさんいるのです。
気持ちをわかってもらえる場所に出会い、その気持ちを話し、理解してもらえることで気持ちがだいぶ楽になります。



まずは親自身が楽になること。そうしないと子どもはますます追いつめられてしまいます。
子どもの体験談で「親が台所で泣いているのを見るのが一番しんどかった、、、そして、それは自分のせいだと思った。」という話はよく聞きます。


そしてお母さんの気持ちに少し余裕が出てきたら、お子さんの気持ちも考えてみてください。
子どもは一人の人間として、必ずその子なりの心や気持ちを持っています。その気持ちを考えながらつきあっていくと、今とは違った関係が築けるかもしれませんよ。




※次回、第十四回は、東京シューレ王子にて長年スタッフをしている佐藤信一さんに、30代後半の親たちが持つ苦しみや悩みに寄り添うような記事を書いていただきます。ぜひお読みください。
 
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8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
特集記事をブログ上で連載しています。

流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
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(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
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【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十二回

September 22 [Thu], 2016, 18:00


「簡単ではなくとも、あなたの在り方も私自身も互いに尊重しながら生きていきたい。」

【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十二回の今回は
前回に引き続き、東京シューレOGで「株式会社創造集団440Hz」代表の、石本恵美さんに書いていただきます。
貴重な不登校体験談と、大人になった今のお話、ぜひお読みください。
(前編はこちらから)


〜後編〜
・自分も他人も尊重する生き方

 私が今、みなさんに最もお伝えしたいと思うのは、学校に行かなくても人は育つし、学ぶこともでき、なんとか生きていけるということです。
学校に行くのが当たり前とされる日本社会で、学校に行かないで学び・育つということは、ある意味では心細く、勇気がいることでもあります。
だから私達は、そんな仲間同士でつながり、支え合って生きてきました。


創造集団440Hzのお仲間のみなさんと動画配信中の石本さん(左)


私たちの会社、創造集団440Hzのミッションでは
「自分から始まる生き方の実現…不登校経験から得たことなど自分たちの背景を大事にしながら、
それぞれが自分自身のままで生きていける社会を模索します。
東京シューレやシューレ大学のその先の生き方
(既存の価値観に縛られず、自分と他者を尊重し、それぞれにあう生き方)を体現していきます。」

ということを掲げています。


創造集団440Hzで制作された作品


私がシューレ大学で学んだことで最も大きいことは、自分も他者も尊重して生きていく、ということです。
私は学校に行かない経験を持つことから、ある種のマイノリティ性を抱えて生きることになったわけですが、思い返せば、この道でなければ出会わなかった人々、持つことのなかった視点や価値観、気づかなかった出来事などがたくさんあり、その1つ1つが大切なことです。

人というのは、一人一人、例えば親子でも、あるいは同じ人種同士でも、まったく異なる存在であるということに目がいくようになりました。
不登校にならなかったら、これほど「生きる上では尊重しあうことが大事」だとは考えなかったと思うので、それ1つとっても、この人生でよかったんじゃないかなあと思っています。



私には、このミッションを体現するように、自分や相手の背景を大事にしながら、仕事をし、表現活動をしながら、生きていきたいという目標があります。

そうしたことを通して、今生きている世代にとっても、これから生まれてくる世代にとっても、少しでも生きやすい社会に変化していくよう、自分にできることをしていきたいと思っています。



石本さんありがとうございました。
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8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
特集記事をブログ上で連載しています。

流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
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(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
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【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十一回

September 21 [Wed], 2016, 18:00


「簡単ではなくとも、あなたの在り方も私自身も互いに尊重しながら生きていきたい。」

【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十一回の今回は
東京シューレOGで「株式会社創造集団440Hz」代表の、石本恵美さんに書いていただきます。
貴重な不登校体験談と、大人になった今のお話、ぜひお読みください。




〜前編〜

・自己紹介
初めまして、石本恵美(いしもとめぐみ)と申します。千葉県柏市出身です。
私は中学2年生で学校に行かなくなり、フリースクール・東京シューレで10代の4年間を過ごしました。

その後、東京シューレの部門の1つ、シューレ大学(shureuniv.org「自分からはじまる」表現と学びの場)で学びました。
 今は、創造集団440Hz(http://creators440.org/)という名の会社をシューレ大学の仲間と立ち上げ、共に働いています。
440Hzは映像とデザインを手がける社会的企業で、私は主に映像制作の仕事を担当しています。


撮影中の石本恵美さん

・私が不登校になった理由
 私が不登校になった主な理由は、中学2年のある日に突然、クラスで話せる友人が一人もいなくなってしまったことです。
休み時間などはいつも一緒にいた女の子が、ある日を境にまったく口を聞いてくれなくなったのです。
私はその理由も聞けないまま、ぽつんといるようになりました。それからは「教室の中でどうしたら1人にならないですむのか」、ということで毎日頭がいっぱいになり、学校に通うことが徐々にしんどくなりました。

その頃から私は頭痛や腹痛を訴えるようになり休みがちになりましたが、病院で検査をしても、異常は見つかりませんでした。

 幸いだったのは、そんな私を見た母が「つらいならしばらく休んだら?」と言ってくれたことです。
私は母とは小さい頃から、一番の友人のように何でも話す間柄で、嬉しいことも悲しいことも何でも話していました。なので、私の気持ちや状態を母はよくわかっていて、そのように言ってくれたのだろうと思います。

その後、中2の冬休みには、なんとか宿題は済ませたものの、始業式の日を迎えるのに不安で胸がドキドキしていました。
そして3学期が始まる直前、いつものように腹痛をわずらったことから、始業式の日を境に、1日も学校に行かなくなりました。



・東京シューレに入る
シューレのことは以前から、母が奥地圭子さんの本を読んでいたので知っていました。
私は「学校に行かない僕から学校に行かない君へ」(http://www.kyouikushiryo.com/genre01/boku-kimi.html)という、
当時のシューレの子ども達の手記を読んで、学校に行かない人たちが、いったいどんな気持ちで、どんな日々を送っているのか、関心を持ちました。


石本さんの読んだ「学校に行かない僕から学校に行かない君へ」


 初めてシューレに行った日のことはよく覚えています。
「年齢が1つでも上の人には敬語を使わなくてはいけない」なんて気にしなくてもよいとか、男の子と女の子がふつうに仲がよいこととか、年の離れた子同士が一緒に川原で走り回って遊んでいるのを見て、初めての場に緊張しつつ、ある種のカルチャーショックに感動を覚えていました。

 そして「学校に行きたくなければ無理して行かなくてもいいんだよ」というシューレのメッセージにすごくほっとして、私が選びたい価値観はこれだ! と思いました。


〜後編に続きます⇒後編


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8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
特集記事をブログ上で連載しています。

流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
TEL 047-199-7141
(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
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【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第十回

September 20 [Tue], 2016, 18:00


「自分の子どもが不登校になったら知りたい7つの事」
第十回の今回は
不登校Q&A、「E この先・将来の事」についてお送りします。
今回ももちろん、スタッフおびっちゃんこと帯津葉子がお答えしています。
(そのDはこちら⇒http://yaplog.jp/nagareyama/archive/1403





左から 中等部の男の子
スタッフおびっちゃんこと帯津葉子
 初等部の男の子
 高等部の女の子
カプラという積み木をつんでいます。


E この先・将来の事

「不登校を認めると将来が心配、、、」こう考えだすと、とめどなく不安な気持ちが押し寄せてきますよね、、、
こうした不安には、不登校を経験した子どもや親の方から体験談を聞いたり、体験手記を読むなどをお勧めします。

高校や大学に進学した人、就職した人、自ら会社を設立した人、家庭で過ごしている人など それぞれの道を歩んでいます。



まず大切なのは、「今」を自分が受け止めてほしい人に受け止めてもらっている事だと思います。
「今」を周囲から否定的な目で見られていると、お子さん自身が自分に対して引け目を感じて将来を考えにくくしてしまうからです。

「あなたの将来の事が心配なのよ、、、」的な視線や態度は、子どもにとっては「今のあなたじゃダメなのよ!」と言っているのと同じなんですよね、、、、



子どもの将来のために、親が今できることは「今」の子どもに「OK」を出すことなんです。

、、、とはいえ、現在は高校の進学率は9割を超えていたりします。
不登校を経験した子どもたちの進学先としては、通信制、定時制、単位制高校、サポート校が多いようです。(東京シューレにもあります。)
また、不登校や高校中退をした人向けの公立高校もあります。
それぞれ特色があるので知り合いや先輩等に聞いたり、自分の目で確かめたりしてできるだけ情報を集めてから判断した方がいいですね。



ただ、中学を卒業したタイミングで、次に何かしようというエネルギーが起きていないときは要注意です。

「みんな行っているんだから、、、」と無理に背中を押しても、入学してから続かなくなり、その結果、ますます自分に自信がなくなったり、動けなくなったり、周囲に不信感を持ち、関係がこじれてしまうこともあります。



もちろん中学卒業後、進学しない場合もあります。
「高校卒業程度認定試験」を受けて、短大・大学・専門学校に進学したり、その後の就職・資格試験等の活用する人もいます。具体的には、公務員試験や多くの国家試験の受験も可能になります。(詳しくは文部科学省のHPを)


また、趣味や習い事が仕事につながっている人もいます。
菓子職人・ネイルアーティスト・大工・劇団員・漁師・農業・林業など多種多様な道を歩んでいることが登校拒否・不登校を考える全国ネットワークの調査でもわかりました。

いずれにしても、これらの道を切り開くために大事なのは、子ども自身の自己肯定感と、もし進んだ道が合わなかったとしても、そのことを受け止めてくれる人がいたということです。

その➆親自身の事に続きます〜


※次回、第十一回は東京シューレOGで「株式会社創造集団440Hz」代表の、石本恵美さんに「簡単ではなくとも、あなたの在り方も私自身も互いに尊重しながら生きていきたい。」と題して、書いていただきます。貴重な不登校体験談と、大人になった今のお話、ぜひお読みください。


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8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
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流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

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【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第九回

September 18 [Sun], 2016, 18:00


「不登校小学生の幸せな日々」

第九回目の今回は
再び、不登校経験者のスタッフ、はらちゃんこと原野有理から
フリースクールのこと、フリースクールに通っている子どもたちのことについて
お届けします。


左 スタッフはらちゃんこと原野有理
右 初等部の女の子(当時)
身長を計っています。


不登校小学生の幸せってなんだろう?
☆3つ目「不登校していてもいいと思えること」

前回の【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第八回の「医療とのかかわり」にておびっちゃんから「不登校をしている自分を自分が認める」ことで、症状が落ち着いてくるという一文がありました。
フリースクールという場所は、その可能性にあふれている場所だと感じます。


東京シューレのプログラムの一つに「シリーズ人間」というものがあります。
様々な職業の人や、経験をした人、その他会員が呼びたい人を呼んで、仕事のことなどについて聞きたり職業にちなんだ様々な体験をするというものです。

その中で、不登校経験者の人生の先輩を囲んで経験談や聞きたいことを聞くようこそ先輩というプログラムがあります。

学校との関係のこと、親や兄弟との関係のこと、勉強のこと、バイトのこと・・・などなど。悩んでいること、気になることを聞ける時間です。


私も、みんなの前で自身の不登校経験を話しました。

学校に行っていなくても、ちゃんと大人になれるし、楽しい人生を送ることができる実例を知ることで、将来への希望を持つことにつながっているのではないでしょうか。




また、そのような特別なプログラムではなくて、普段の時間でも”不登校”を肯定的に見れるようになる瞬間があります。
それは、こういう時だったり


こういう時だったり


いわゆる、「なんでもない時間」にたまに子どもの方から学校についての話題が出てきます。
「学校ってこういうところが辛かったよね〜」「先生って、ああいうところが怖かったよね〜」という具体的な話をしているときもあれば、「学校は行かなくていいんじゃん〜」という、不登校をしている今を肯定する言葉が出てくる時もあります。


お昼ご飯を食べているとき、工作をしながら手を動かしているとき、はたまた一緒にゲームをしながら・・・
同じ空間を共有している中で、少しずつ嫌だった記憶がほぐされて言葉になっていくのでしょうか。

そして当たり前のことですが、フリースクールに通ってきている子どものほとんどが不登校です。各々、いきさつも事情も様々ですが、学校に対して嫌な思い出を持っている仲間がいます。
その仲間たちの存在そのものが、「不登校していてもいい」と思えるきっかけになっているようです。




さらに、このような掲示物もあります。

「不登校の子どもの権利宣言」です。
(不登校の子どもの権利宣言についてはコチラのページをご覧ください。東京シューレのホームページに飛びます。)


これは流山シューレのトイレの扉です。便座に座ると、ちょうど目線の位置にきて、ついつい読んでしまいます。
ふり仮名がふってあるので、漢字が苦手でも読むことができます。

これは、フリースクールに通うメンバーが「子どもの権利条約」を学ぶ中で、不登校を経験した私たちからも思いを発信したい!と、“子どもの権利”と“不登校”をテーマに話し合いを重ね2009年に完成したものです。
「不登校は悪いことじゃない。」という目線が、フリースクールにはたくさんあるのです。



私も、適応指導教室で過ごした小・中学校から、進学した私立の高校で不登校を肯定的に見られるようになるきっかけがありました。
その高校の先輩に、「なんでこの学校に来たの?あー不登校生かー!私も不登校だったんだよー」と軽く話しかけられたときに、「不登校は悪いことだ。隠さなきゃいけない。」と思っていた価値観がくずれ、気持ちが軽くなったのです。
また、先生たち大人も、決して不登校だからと特別に考えることなく、他の子と同じように扱ってくれました。



フリースクールは、学校に行っていなくても、勉強をしていなくても、朝起きられなくても、そのままのあなたでいいのだと認める場所です。
肯定的に認めてくれる環境にいて、さらに同じ思いを共有する仲間がいることで、気持ちが落ち着き元気を取り戻していくのではないでしょうか。
流山シューレも、みんなにとって常にそのような居場所にしていたいなと日々思っています。


〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜

8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
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流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
TEL 047-199-7141
(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
mail nagareyama@shure.or.jp

月見お泊り会! (9月15日〜16日の日記)

September 17 [Sat], 2016, 18:00
9月15日は、21年ぶりに15日の十五夜
そんな十五夜の日、流山シューレはおとまり会だったよ


2人の会員の子のお家から
お月見団をたくさんいただいたよ
ありがとうございます〜


流山シューレのスペースを使ってのお泊り会は
去年の8月にやってから二回目
一年ぶりのお楽しみにみんなテンション高かったね

参加者も多くて
夕飯のカレーもこの量

6時も過ぎて

いただきまーす!
いつもならみんな帰って、スペースは閉まってる時間だけど
今日はまだまだこれからが楽しみがいっぱい!



夕飯後、銭湯組は毎度おなじみ
初石のお隣の駅江戸川台にある江戸川湯に行ったよ!

お風呂上りはやっぱりこれでしょ!

いつもの江戸川湯のおばさんに
「今日はずいぶん遅くに来たね〜」
なんて声をかけてもらったよ
すっかり覚えてもらって、もう常連だー!

お風呂上りに談話スペースで
ジュースを飲みながらまったりするのが最高だよね

テレビのご当地グルメ特集を見るみなさん
こうやってお風呂上りにみんなでテレビ見てると
本当に家族っぽい

毎回マッサージチェアで行われる社長・会長コントも

今回もやりました


帰ってきてから、お月見団子をもりつけ

う〜ん早く食べたい!!

完成!
いえーい!

キレイにできたね


時間はあっという間に9時に・・・

梅の間で、DVD鑑賞タイム!
8時は過ぎちゃったけど
8時だよ!全員集合!

DVDも、この日に選びたい人たちで借りに行ったんだ
これを選んだのは中等部の男の子

みんな生まれる前のテレビだけど
今見ても面白いよね

ドリフ後

ガラッと雰囲気を変えて、今度はホラー映画鑑賞会
得意な子たちはじっくり腰をすえてみて
苦手・・・でも見たい!という子たちは
時々のぞきに来たり、薄目でみたり

もちろん、みない人たちはリビングでゲームしたり
おしゃべりしたりしてました

参加する・しないはみんな自分で選んでるんだー



夜の初石散歩に行ったよ

踏切で、来る電車に全力で手を振るみんな

初石駅の周りは
夜でも危険な場所が少なめでイイネ



屋上に登って


月見をしたり

雲に隠れてたけど
キレイだねーって小声で話し合って
たくさん写真も撮ってたね


消灯時間

でもすぐに寝ちゃうのがもったいないみたいで
鶴を折ったり、オリジナル折り紙を折る中で

夜の暗い中で、信頼できる少人数だから話せること
いっぱい話したみたい。
こういう時間だからこそ、普段はできない話も
まったりじっくりできるのかもね。





まだスヤスヤ寝ている子がいるから
暗い中こっそり朝ごはんの準備

食べられる頃にはみんな起きだして

朝からなんだかわいわいした食卓だったよ〜


お泊り会のために、王子シューレのスペースから来てくれた
元流山スタッフのゆーきゃんにお別れ

ありがとう!


お泊り会
特に「一緒に生活をする」感がすごくあるよね
こういう時間を通して、なんだかなんとなく繋がっている
心地よい関係ができていくね

そして・・・
なんとこのお泊り会来月10月もあります!!

どんだけみんなシューレに泊まりたいんだ!でも楽しみだあ!!




〜おまけ〜
銭湯の帰り道、電車が来たタイミングで
チューチュートレインが突然始まる

トレインの前で・・・

スタッフ:はらちゃんより

〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜 ☆ 〜

8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
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流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
TEL 047-199-7141
(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
mail nagareyama@shure.or.jp

【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第八回

September 14 [Wed], 2016, 18:00


「自分の子どもが不登校になったら知りたい7つの事」
第八回の今回は
不登校Q&A、「D 医療とのかかわり」についてお送りします。
今回ももちろん、スタッフおびっちゃんこと帯津葉子がお答えしています。
(そのCはこちら⇒http://yaplog.jp/nagareyama/archive/1397





右から スタッフおびっちゃんこと帯津葉子
 初等部の男の子
 中等部の男の子
工作をしています。

D 医療とのかかわり

「家庭内暴力で困っている、どうしたらいいの?」
お子さんが家庭内で暴れるという時は、物が飛んで来る、テレビや食器棚を倒す、棒や、時にはナイフを振り回すなど家族は怖くてなすすべがない状態になってしまいますよね。

ましてや、殴る、蹴る、髪の毛をつかんで引き回される等、「もう手におえない、、、」と思いがちです。
そして繰り返しこうしたことが続くと、警察を呼ぶか精神科に入院させるかになってしまう方が多いです。



でもちょっと待ってください。
家庭内暴力は、お子さんがとても辛く「こんな僕なんか生きていてもしょうがない」といった自己否定感の極地で、もがいて苦しんでいる状態であったりするのです。
家族にあたりちらすしかない、そして、そのことで言葉にならない辛さを家族にはわかってほしいのです。

このような時には、その気持ちを受け止める人が必要で、それを求めています。もし警察を呼んだり、望まぬ入院や施設入所をさせられると、そのようにされた傷は深くなり、そうした家族に対しての不信感を拭い去るのは容易ではありません。

専門家を否定するわけではありませんが、、、まずは「親の会」などで相談してみてはいかがですか?
たくさんの経験談を聞くことで、参考になることが見つかるかもしれません。



お子さんが不登校になると、児童精神科を勧められることがありますよね。
そして診察を受けると「対人恐怖症」や「自立神経失調症」といった「○○症」と言われたりします。医者にもよりますが投薬を勧めたり、入院を勧めるところもあります。

こうした症状は、学校に行かない自分、学校を休んでいる自分をダメな存在と考えることと関係していることが多いようです。

人が自分をどう見るのかが気になり、人目が怖くなり、内心とても責められていることが「対人恐怖症」だったりします。
また、学校は行かねばならないと思うけど、本当に登校がつらい状態になっていて、頭痛、腹痛、めまい、吐き気がするなどの身体症状が出ることで、SOSを発信しているのが「自律神経失調症」だったりするのです。


どちらも 「不登校を否定的に考えている価値観が変わる」、「不登校をしている自分を自分が認める」、「そのために家族や学校の対応を見直す」などで落ち着いてくることが多いのです。



もちろん、お子さんが入院を希望することもあるので その気持ちを尊重することも必要となることもあります。
ただお医者さんが勧めたりすると、本人もそうしなければいけないと思って「うん」と答える場合があるので、お子さんの気持ちをよく知っておくことが大切ですね。


そのE この先・将来の事に続きます〜


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8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して
特集記事をブログ上で連載しています。

流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。
さらに、10月7日(金)10:00〜流山シューレにて説明会を行います。
ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕
TEL 047-199-7141
(平日10:00〜17:00 水曜日のみ13:00〜17:00)
mail nagareyama@shure.or.jp