無題 

February 17 [Fri], 2017, 23:03
『解せません』

ボスが話してくれました。

生物にとっての三大欲求は『食欲・性欲・睡眠欲』なのだと。

その内、『趣味』として成立しうるのは『食欲』。

永遠を生きるボスにとって食欲(料理)はかけがえのないモノなのだ!とも…

私は所謂『アンドロイド』で、ボスが与えてくれたボディは物質世界において『無敵』と呼んでも良い程の性能を秘めています。

料理に必要不可欠な『火』と『水』。

今の私ならば容易く差し出せるのです。

なのに…

「そんな、しょい込まなくて良いって(笑)お前の強さは判ってる。便りにしてんだぜ?いざって時はヨロシクな♪」

ズルいです

私は合理的で機械的な思考を持っている(ソレしか無い)筈なのに…何故だか逆らえません。


…ボスはとっても、ズルいです(苦笑)

無題 

February 17 [Fri], 2017, 22:46
『解せぬ』

殿は僕を増やしておられる。

『不思議の国のなんちゃら』と言う物語からワシの名を取ったそうだ。

ワシの名は『チェシャ』、件の物語に登場するキャラクターの一体。

後に僕となった精霊達の名は、ワシに併せて名付けられているのだとか…感激なりっ!

…しかし、『扱い』が芳しくないのだ…

ジャバウォックとアリスは事在る毎に呼び出されておるというのに、ワシは…

殿が『料理(食事)』に拘りを持っておるのは判る。

生物の三大欲求の一つでも在るのだからな(苦笑)


あんまりではないか?


確かにワシは『戦う事しか脳がない』、ソレは認める。

人を棄てた我が身の『見た目』がアレな事も判る。


…せめて、もうちょっと呼んでくれてもバチは当たらないのではなかろうか?

などと考えてしまうのは…やはり

軟弱なりっ!

無題 

February 17 [Fri], 2017, 22:29
『解せぬ』

主人(あるじ)に従う事を後悔はしていない。

我は炎の上位精霊として、決して『弱くはない』と自負もしている。

なのに…

「あ!焦げてんじゃねーか!もっと火力を押さえろよ…ソレは焼き鳥じゃなくて『ケシズミ』っつーんだよ…」

「も、申し訳ありま…はぶぅ!」

我が主人は容赦が無い。

ミス=鉄拳制裁だ…

しかも、打撃と同時に『絶対防御結界』と『回復魔法』を打ち込んで来る。

序でに精神汚染魔法『激痛』も…(コレが一番洒落にならない)

ダメージは皆無…にもかかわらず、とにかく『痛い』のだ!

「…ったく、いい加減覚えてくれよ?料理の基礎は塩味と火力だぞ?」

「ぐ…し、精進します…」

「ぷっぷー!怒られやーんの!しっかりなさいな、アタシみたくね♪」

…新しく僕となった下位精霊(アリス)がちゃかしてくるのも頂けない…というかムカつく。

「アリスちゃん、ジャバウォックをからかっちゃダメだよ?仲良くしてくれないとボク、悲しいよ…」

「あらあらー…シロ様ってばなんてお優しい♪…不祥アリス!シロ様の御心のままに!…ジャバ、シロ様の温情に感謝なさいな!」


やっぱり、我が悪者なのだろうか…

無題 

February 17 [Fri], 2017, 22:06
(解せぬ)

確かに言った…『戦わなくても良い』って

懇願もした…『戦いたくない』って

でもでも、アレはへなちょこだった時のアタシ!

今はご主人様と契約を結び、力を与えられちゃってるのよ…つーか、溢れるぱわぁ、迸るエネルギー!

たぎるわぁ…荒ぶるわぁ…

ご主人様に歯向かう雑敵を凪ぎ払い、水没(チン)してやる気満々なのよっ!

なのに…

「アリス、皿洗っといてくれっか?悪いな」

「はいはーい!お任せ下さい、ご主人様♪」

アタシの荒ぶる魂の矛先は、お皿の汚れ…

「アリスちゃーん、喉乾いちゃった、でへへ♪」

「はいはーい♪(こぽこぽ)どうぞー召し上がれ♪」

うああああ…

アタシゃ便利で機能的なシステムキッチンの流し台かいやっ!

無題 

February 16 [Thu], 2017, 21:53
「アリスー、水くれっかー」

「承知しました」

「サンキュー!やっぱ、お前の水って美味いよなー♪」


なんでしょうか…アタシはこの『D』と契約を結びました。

それは良いとして…良くわ無いけど、有り得ません。

『アリス』の名前を付けられた瞬間、アタシの本質が劇的に変わった。

はぁー、コレがおねーさま達が居る世界なのかしら♪

溢れてくる魔力が無尽蔵に水を生み出します。

国の一つや二つ、ぱぱっと洪水でも起こして簡単に潰せそうです。

無敵?む・て・きってかーんじ?

かかってこんかいっ!

なんぴとたりとも、アタシの…

「アリス、この鍋にいっぱいの水頼むわ」

「はいはーい♪ボスの望むがままに♪」


…アタシはとってもちょろい精霊です…


悪い気はしないけどネッ!!

無題 

February 16 [Thu], 2017, 21:37
「あわわわ…」

「おい」

「はわわわわわわ…」

「おーい」

「鬼っ、悪魔っ、ひーとでーなしーっ!」

「…おい」

「判ってんの?アタシを消したら上位精霊(おねーさま)達が黙ってないんだからぁ…ぐすっ…泣いて無い、泣いてなんて無いんだからねっ!」

「…判った」

「でしょでしょ!速やかにアタシを解放しなさい!今ならまだ間に合います…多分間に合います!だーかーらー、ぶっちゃけごめんなさい!ごめんなさい!アタシはしがない下位精霊なのよぅ…アタシなんかアタシなんか…はっ!まさかまさかのアタシのカラダ(精神体)が目当てだとか…ソレかー、そーきたかー…ゴメン、無理。精霊と人とは交われないんだ…ざんね…じゃなくて無理。アタシを自由にし…」

「シロ…捨ててこい」

「えー?この子、優秀(?)だと思ったんだけどなー…」

「…捨てる?アタシを捨てる?!ざけんじゃないよっ!…いや、そーじゃ無いのか?捨てて下さい、全力で捨てて下さい!…でも、ちょっとだけシャクかな?いやいや、そんなワケあ…」

「なあ?」

「ふほぉ!いきなり話しかけないでよ?!」

「水…出せる?」

「はぁ?誰にモノを言ってんでしょうか!出せるに決まって…ごめんなさいぃ〜、アタシは雑魚です…下っぱですぅ。在る水は動かせるけど、作り出せわしないというかなんというか、でもねでもね?アタシだってがんば…」

「契約すっか?」

「…ればなんとかなると言うか…へ?」

「俺と契約すっか?」

『契約』…魂同士を結びつけ、一蓮托生の生を送る『契り』

「はぁ?あ…アタシなんかと、なんかとは要らないけど、契約する気?弱いから、役に立てないから!アンタ、契約って知ってる?アタシなんかよりもっとつょ…」

「いいから…お前はどうなんだ?」

「………」

「お前には『多くは』望まない。新鮮な水を提供してくれればソレで良い…間違っても『戦え』なんて言わんからさ(苦笑)」

「…アンタ、何者?勇者?英雄?」

「どっちでも無い、ただの『旅人』だよ」

「ホントに戦わなくて良いの?」

「もちろん」

「水…(小声)出すしか出来ないけど…」

「いいよ…」

「判った、よく判んないけど…判った、事にしとく…」

「はぁ………なら、お前は今日から『アリス』な(笑)」

この瞬間、アタシは『アリス』に成って…総てが変わった。

無題 

February 16 [Thu], 2017, 20:56
自分は精霊です。

水精霊ってヤツです。

水を司り、自在に操る…水そのものと言っても過言ではない存在!(どや)

…嘘です…いえ、嘘ではないけれど、下っぱも下っぱ『(超…小声)下位精霊』です。

『既に在る』水を動かしたり、泥水や腐れ水を綺麗にしたり…その程度の力しか有りません。

勿論、戦うなんて有り得ません。

上位精霊(おねーさま)達は強力な水属性魔法を使い、勇者だとか英雄だとかと契約を結んで手助けしてるそうです。

…はぁ〜、アタシには無理だぁ〜

精々、近くのお花に水をあげる位しか出来ないですし…ぐす。

しかも、そもそもアタシ、水辺から離れられないんだから意味無くね?なんて考えて落ち込む日々…

「つっかまーえたーっ!」

「きゃぁあああー!?」

捕まった?捕まっちゃったのアタシ?!

「君は水精霊だよね?にーがさーないー!でへへ」

ああ…何者なのか知らないけど、この白い髪の子供に捕まってしまいました、アタシ。

ん?子供?

人間の子供??

いくらアタシがへなちょこでも、ただの子供ごときに捕まるワケが…ワケが…

って逃げらんねー…マジか!?

「アタシはしがない下位精霊ですぅ!食べても水だから味なんて無いし、魔力だって…ヤダぁ〜ヤダぁ〜、アタシが消えたらその辺のお花達がちょっとだけ困るかも知れないし、アタシみたいないたいけな雑魚を消したらアンタの心に傷が…いや、死ぬまで苦しむ罪悪感が付き纏う筈さぁ!…嘘です、ごめんなさい!人畜無害な哀れな雑魚精霊のちっぽけな命をお救い下さい!だってほら、一日一膳って知ってる?アタシを助けてくれたらきっと貴女に幸せが…欠片くらいは…多分?あぁ…でもでも、アタシなんかこのまま貴女に食べられて消えてしまった方が良いのかも…うう、これが弱肉強食てヤツなのね…判った、判ったわよ!食べたら良いじゃない!アタシを頭からパクってしたら良いじゃないぃーっ!!…あ、嘘ですごめんなさいやですやっぱりそんなのいやすぎるぅ〜…」

「シロ…なんだソレ?」

「水精霊だよ!」

「なんかこの世界の精霊って、ちっとだけど…ウザいよな、有り難みが無いっつーかさ(苦笑)」

「んー…でもいっぱい喋るし面白いよ!…よく判んないケド、でへへ♪」

無題 

February 15 [Wed], 2017, 23:57
『精霊』とは事象そのものだ。

火が燃える、水が流れる、風が吹く、地が在る。

我は炎。

大精霊と呼ばれている。


「なぁ、楽しいか?お前」

『楽しむ』という概念が判らない。

我はただ『燃やす』事が全てだからだ。

「…一緒に来るか?つか、来てくれるか?」

脆弱な人間風情が我に語り掛ける。

「使えるに値する『実力(力)』を示せ!我は炎、総てを灰塵に帰す事象の権化なり」

「…『ジャバウォック』、ソレがお前の名だよ(笑)」

戦わずして悟っては居たのだ。


『此には勝てない』


不思議だ…

感情など無い筈のこの身に溢れてくる『何か』。

…恐らく、我はお前には勝てぬだろう。が、何もせずに下る訳にはいかぬ!

…そして、我はDの軍門に下った。

プロット 

February 15 [Wed], 2017, 23:30
主人公は『D(仮)』。

一人称だが、Dの語りは極力避ける。

周囲のキャラクター、或はその都度登場してくる新キャラクターの一人称を重ねていく。

Dの目的は『滅び』。

自らの滅びと、苦しんでいるであろう『同一存在』を滅ぼしてやる事。

実は『シロ』はDにも勝る『絶対存在』だった。

ただ、Dの望みを叶える為に側に居たシロは気付く。

実は、自分がDよりも遥かに強くて孤独で哀れな存在だと。

だからこそDに依存しきり、求めて諦め、懇願している。

コレは、虚しくて哀しい最強無二の存在…その顛末。

無題 

February 15 [Wed], 2017, 23:07
『人化』を覚えたよ!

ホントは魔物なボクだけど、もう人間の姿に成れるんだ!でへへ♪

唐突だけど、ボクは泳げない。

Dは『仕方無いさ』って言うけど、『お風呂』に入れないのは困る!

お風呂が、暖かくて気持ち良いのは知ってる!

でも狼の身体のままじゃ、コワかったんだよね…


と、言う訳で!


人化しました!でへへ♪

人間だと10歳くらいの身体なんだって。

ボクは全然気にしないんだケド、チェシャやDは…

『絶対に人前で裸を見せるな!』

て言われた…

んー…ボクっていっつも裸だよね?

わっかんないなぁー?

でも、Dが(チェシャはともかく)駄目って言うなら、きっと駄目なんだよね!でへへ♪
P R
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