エステ店で、油分残りタオル発火26件
August 15 [Wed], 2007, 21:04
今年5月、新宿区のビル6階にあるエステ店で乾燥機内のタオルやガウン計28枚が燃える火事が起きた。従業員がアロマオイルをふき取ったタオルを洗濯した後、約1時間、乾燥機にかけていたが、来客のためタオルを乾燥機内に残したままその場を離れたところ、約3時間後に出火したという。
05年3月には、渋谷区のエステ店で従業員が洗濯機で2度洗いしたタオルを乾燥機で乾かし、プラスチック製のかごに入れて帰宅した約2時間半後に出火、リネン室の床約10平方メートルが燃えた。
同様の火事は、マッサージオイルなどを使用する病院、アロマテラピー教室などを含め、01年以降で毎年1〜6件あり、今年は既に5件発生。いずれも死傷者は出ていない。
現場の状況や同庁消防技術安全所の再現実験などから(1)タオルに付着した油分が乾燥機の熱風によって酸化した(2)酸化に伴って発生した熱が放出されずに温度が約400度以上まで上昇して出火した――ことが分かったという。乾燥機が稼働している間は同時に排気も行われているため、出火温度には達しないという。
同庁は、全国のエステ店が加盟する日本エステティック業協会(東京都千代田区)など業界団体を通じ、オイルの付着したタオルを乾燥機にかけたまま放置したりしないよう注意を呼びかけている。
(毎日新聞)
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