ゆっくりと時間をかけて、じっくり読み深めました

『やさしいカウンセリング講義』
古宮 昇 著
一節一節、かみしめながら、丁寧に読み込みました

なんだか、少し自信がもらえました

「自分の無価値感とそれにまつわるこころの痛みを十分に癒やしたとき、無価値感と痛みを乗り越えた足跡は、人間としての、そしてカウンセラーとしての貴重な財産になります。(本文引用)」
今までの、自分が悲鳴をあげながら頑張って乗り越えてきた、この苦行を、本当の意味で理解してもらえたような…
本当によく頑張ったね…と、私の本当の苦しみを分かってくれている人に、労をねぎらってもらえたような…
今まで受けたカウンセリングの総復習をするような…
涙を流しながら読み進めました

実は、買ったのは、3年前くらい。
買った当初は、読むのがツラくて、すぐ本を閉じてしまいました

まるで、本により、常にカウンセリングを受けてるような感じの内容だったから…

本気のカウンセリングって、人に話を聞いてもらって、すっきりしたり、話す事で自分の感情を整理したり…って、そんな甘っちょろいもんじゃない…

そんなのは、うさん臭い占い師や、お節介な近所のおばちゃんの、人生相談だ…

カウンセリングの時間は、自分の心の闇に飛び込むような、壮絶な時間だ…

カウンセリングを受けた日の夜は、眠れなかった…
次の日は、会社に行けなかった…
だから、当時は、カウンセリングは週に1回1〜2時間で精一杯

そんな時に、また本で独り、カウンセリングに向き合うのは、本当にキツい

心の傷の、かさぶたを剥がして、膿を絞り出して、消毒液を塗り込んで、自己治癒するのを待つ

時間もかかるし、しかも、たいてい傷は、1つじゃない。
複雑に重なり合った、根深いもの…
この作業に1人で向き合うと…
ただでさえ、弱った所からのスタートだから、そりゃあ、生きる事を放棄したくなるのは自然だよね…

でも、その苦行を耐えられないなら、自分をごまかしながら生きる道を選択するのも、アリだと思う…
そんな選択も、自分次第…
カウンセラーって、そんな激しい心の変化を、共感し、来談者を信じて見守る事が役目かな…
今回、この本を読んで、以前とは違う自分を発見出来ました

カウンセリングによって、確かに助けられた経験を持つ私は、
来談者もまた、カウンセリングによって、助けられるであろうという事を身をもって信じる事が出来るし、
来談者の壮絶な苦しみを、より近くで理解・共感出来る可能性がある

私は、病気になって、自分を見つめ直して、カウンセリングで多くの事を学び、病気は乗り越えられるという事を実体験した。
とても貴重な経験が出来ました

あんな苦しみ、出来ればしない方がいいので、みんなにはお勧め出来ませんが…

だから、同じような苦しみに向き合う事になってしまった人に、その人が心細くならないように、優しく寄り添って、応援出来る人になりたいな

本格的に、カウンセラーの勉強を始めてみようと思っています
