昨日は秩父宮で、ラグビー大学選手権2回戦の2試合を観戦。ほぼ満席の大観衆でした。
同一リーグの関東大学×東海、早稲田×慶應という組み合わせ自体には不満があるものの(リーグ戦では見られない組み合わせの方が興味ある)、早慶戦を2回観られるというのもまた楽しみではあります。
試合は早稲田が素晴らしい出足を見せ、この日305日ぶりに復活の『音速の翼』(かっこいー!)首藤甲子郎選手が開始早々にトライを取ると、俄然勢いに乗りました。前半で4トライ、内訳はこの日の主役首藤選手が2トライ、高校時代は無名で一般入試で入学して来た谷口&菅野両選手がそれぞれ1トライと、これまた早稲田らしい素晴らしいバランス。
しかも五郎ちゃんがコンバージョン4本とも決めちゃって! すばらしー!!
後半は早稲田の得点はモールからの1トライのみ、慶應に2本返されて11点差まで詰められてしまいますが、最後の20分、得点が全く入らなかったこの時間帯がこの日のハイライトという感じでした……。
20分間ほとんどボールをキープし、FWにこだわって時にはBKに展開してひたすら攻め続ける早稲田と、「魂のタックル」でゴールラインを死守した慶應。大観衆は息をのんでピッチを見つめ、シンとした秩父宮にびりびりした緊張感が漂い、体と体のぶつかり合う音と選手の声が響き渡るという感じで……。
ラグビーの醍醐味というのはこういうものか、と初心者の私でも感じるような、非常に素晴らしい時間でした。慶應がコラプシングを繰り返したので、認定トライじゃないのかなー、なんて、ちょこっと思っちゃいましたけど……(レフェリーは「石本」さんという方でした/笑)。
ノーサイド後、選手たちはお互いの健闘を称え合い、両軍入り乱れて抱き合ったり握手したりしていました。
他の試合後にも健闘を称え合う姿はありますが、この日は、本当に両チームが一つになっているというか、赤と黄色のジャージがごちゃまぜになって一つの大きな塊になっていて、あちこちで涙の抱擁が交わされていて、見ているだけでこっちも泣けて来るような光景でした。
やっぱり早慶戦っていうのはちょっと違うんだな……と感じました。
アフターファンクションで、慶應の青貫主将は「絶対優勝して下さい。本気で応援します」と言ったそうです。早稲田の後藤副将は
「慶應との約束は守ります」と……。
勝つということは、負けたチームの気持ちも背負うこと。毎年、「負けたら終わり」の選手権が始まると聞こえて来る文句ですが、今年も早稲田にそれを教えてくれたのは慶應だったのだなあ……と思いました。
しかし来季の慶應はますます恐いです。でも今からそんなこと考えてても仕方ないし。
とにかくこれで早稲田は三連覇に大きく前進したと思います。「東条組」は本当に一試合一試合ちゃんと成長しているからびっくりします……中竹監督、頑張ってるなあ。大変だろうになあ(汗)。
慶應との約束を守るためにも、まずは1/2の準決勝でいい試合を見せて欲しいです。そして決勝で、今季初の東条主将・後藤&首藤両副将のそろい踏みを見たいものです。チケットもう買ってあるからね!!
お正月は、箱根駅伝とラグビーをテレビで見るのが一番の楽しみです。