I will die for you, and I will live for you
I will cry for you because you're the told me how

とある日のサボタージュ IN 屋上 / 2006年03月15日(水)
「れーん」

「あ、はいっ」

ぼんやりと空を眺めていたら声が降って来て、驚いた。
雲の陰を追いかけていた。いつから、この空をこんなに穏やかに眺めることが出来ていただろう。
答えは明らかだった。直哉たちに会ってからだ。
彼らに会うまでの僕は、この空が憎くてしょうがなかった。眩しくて眩しくて焦がれて、僕を照らして隠してくれない太陽が大嫌いだった。
なんて弱かったんだろう。今だって、強くはないけど、眩しい輝きをこんなに穏やかに浴びることが出来てる。

「直哉さん。授業は良いんですか?」

「お前が言うか?」

「あ、はい…。すみません」

彼はカラカラと笑って、僕の隣に座った。
ふわふわと、痛んだ茶髪がゆれて、キラキラ光っている。その輝きに混じって、耳たぶを突き抜けるピアスも輝く。
眺めた視界の隅で、自分の髪も揺れながら輝いている。
直哉に半ば無理矢理染められただいぶ色の抜けてしまった髪。
僕には眩しすぎる、と思っていたけれど、彼のそれと同じように綺麗に輝いているなら、それも良いと思った。

「なぁ、今さ、玲呼べっか?」

「玲、ですか…?」

「ちょっと用あんだけどさ。や、直接言った方が良いかと思ってよ」

ばりばりと頭を掻いて、彼は言う。
直哉さんは、玲を「呼ぶ」という。玲に「なれ」とは言わない。
それが何故だか嬉しかった。僕と玲をしっかりと個々として見てくれている証のように聞こえた。

「あの、」

「何だって?玲」

「用件を、」

「…あー」

まぁ、良っか、と直哉さんは無責任とも言える口調で言った。
僕と玲の潜在か顕在かという移行は、僕よりも玲の機嫌による。
面倒なことを嫌う彼は、なかなか顕在してくれない。坂咲玲に下された課題や、自分の都合によってはあっさりと僕を押しのけて四肢を独占するだけれど。
 
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Posted at 11:53 / BARCODE CHILDREN / この記事のURL
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年賀状 / 2006年01月21日(土)

「言っただろう?今年も、よろしくって」
 
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Posted at 15:05 / ILLUST / この記事のURL
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手作りプラネタリウム / 2006年01月09日(月)
「一応、ペンとかも新しく買ってきたよ」

「おー、ありがと。…で、これ何?」

「え、プラネタリウム」
見ればわかるアナタのCD。
 
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Posted at 02:13 / BUMP OF CHICKEN / この記事のURL
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銃口は君か僕か / 2006年01月07日(土)
さよならさよならさよならさよならさよなら

大好きでした
大好きでした

愛してたんです

でも届かなかった掴めなかった触れられなかった

さよなら

それしかなかったんだ散々さがしても
別れの言葉しかなかったんだ一生懸命さがしたのに

大好きでした
大好きでした

だからどうか泣かないででも笑わないで

さよならなんだ

大好きでした
大好きでした

だからさよならなんださよならさよならさよならさよなら

愛していたんです

ただあなたを。


 
   
Posted at 02:06 / OTHER / この記事のURL
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Selection 言葉-1- 言葉 / 2006年01月06日(金)
「強いね。君は強い。でもね、私も強いよ」

彼女はにやりと不敵な笑みを浮かべた。

「…それは、宣戦布告かい?それとも、単なる挑発か」

烈は、ひやりと背筋に悪寒を感じた。
彼女は、女1人でここにいる。しかも、1つ年下。
けれど、侮れない。烈は、ごくりと息を呑む。

「さぁ。どっちでも良いじゃないですか、先輩」

にっこりと微笑んだまま、彼女は言う。
その愛らしい笑みを称える彼女は、その手に黒い塊を包んでいる。
烈は、そうだね、と微かに笑んだ。余裕?そんなものじゃない。所詮、強がり。
女であろうが、年下であろうが、関係なかった。
同じ年の、男とやりあうよりも、難しいことは承知の上だ。
首席での入学、それから着々と課題をこなし、成績は上位キープ。
女だからって、甘くみちゃいけない。
なにより厄介な、彼女の2つのチカラ。

「ねぇ、先輩。フェアに行きましょう。音同士で良いよね?」

一般に、印を持つ者がそのマークの覚醒と同時に手にする能力は1つ。
それこそ、烈のように「声」そのものの場合もあれば、千冬のように「武器」という形に具体化させる能力もある。肉体に直接作用する能力もあれば、相手を操ることが出来る場合もある。
千冬は、銃という具体化させた自らの武器を、放った。
彼女は「一般」の枠に含まれてはいない。

「本当は不本意だけど、ねぇ、先輩は唄好きだから」

彼女が具体化させたのは、黒く艶やかに輝く、ギター。
音の中で逝かせてあげる、と彼女は、弦を軽く弾いた。

「…なら、千秋が来れば良かったのに」
「あら、だめだよ。あの子は優しすぎるから、君を逃がしちゃう」
「どうかな」

彼女が異端と呼ばれる所以は、2つの能力。そして、その共有。
彼女、響乃千冬と、彼女の双子の弟である千秋は、千冬の「銃」と弟の「音」という能力を共有している。
つまり、千冬は本来の能力である銃の具体化に加え、弟の能力である音の支配も可能なのだ。
そして、烈の能力は音に含まれる「声」。
同じ音同士の闘い。
 
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Posted at 21:19 / BARCODE CHILDREN / この記事のURL
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逢瀬 / 2006年01月03日(火)
いつかまた
出逢える なんてこと
ずっと 思ってるんだ

ときどき くらいは
君に似合う男になれる
夢の中で くらいは

どうしたって
僕も君も 空なんて飛べやしないけど
君に会いたい と
飛べれば良いのに
いや 飛んでみせるよ
君の涙を救うために

いつかまた
出逢える なんてこと
ずっと 思ってるんだ

だって
ごみ出しも忘れちゃうような 俺が
君だけ覚えてるんだぜ

ああ そうさ
僕らは きっと出逢えるだろう
 
   
Posted at 01:26 / OTHER / この記事のURL
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だきまくら / 2005年12月31日(土)
「ほたる、離してよぅ」

 
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Posted at 16:31 / COMIC / この記事のURL
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abcお題−O− 0802  / 2005年12月29日(木)
幼い頃、彼女はいつでも笑ってた。笑ってない時は、寝てる時くらい。
別に何か主張するとかじゃなくて、ただみんなの中にいて笑ってた。
黙って笑って、話を聞いてた。

でも、たまに。本当に、時々。
誰にもばれないように。
泣きそうな顔をしていた。

彼女は、何度も何度も呟いた。

One is already unpleasant...
 
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Posted at 18:42 / COMIC / この記事のURL
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身勝手な10のお題 0802 / 2005年12月26日(月)

「嘘つきは嫌いよ」

彼女は、瞳を伏せて言った。




お願いだから消えてくれますか
 
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Posted at 23:58 / ORIGIRAL / この記事のURL
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囚われて、しまうのか / 2005年12月24日(土)

「…、基央、今音外した」

言うと、彼は少し困ったように笑った。
厳しい。
周りはその苦笑に笑う。

「すげぇなぁ、奈央ちゃん細かい」

増川が笑う。
私は突っ伏したまま。
彼らは、また歌いなおす。
 
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Posted at 12:48 / BUMP OF CHICKEN / この記事のURL
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