(無題) 

2013年09月26日(木) 20時05分
Attention

最近パソコンを使う時間がないため小説更新が滞っているのでこう言った形でちょこちょこ更新していきたいと思います。

ここには各種お題、短篇小説があります。

若干(?)ネタバレあり(まだ本編進んでないけど)なので

『ネタバレ嫌』
『お題とかはちゃんと本編読んでからがいい』
という方はここは避けた方が無難です

そうでない方はどうぞごゆるりとお寛ぎください

行為で10のお題 03.髪を結う(莉麻×響) 

2008年07月14日(月) 0時09分
「暑―い」
私はパタパタと手で顔を扇いぐ。
この長い髪がまとわりついてきて、更に暑さを倍増させているようだ。
「なら髪結えばいいだろ」
そう言って響は私の髪を指で掬った。


03.髪を結う


「結ってやろうか?」
響が笑う。
「えー?響にできるの?」
私はからかいを含んだ口調で言った。
「ナメんな。それぐらいできるわ」
響はそう言うと私の髪を櫛でとかし始めた。
「そう言えば、響昔一時期髪長かったもんね―」
私は半年と少し前の響の姿を思い描いた。
「ああ」
そう応えながら彼は私の髪を結う。
「どうしてのばしてたの?」
私がそう聞くと
「…願掛け」
とやや間が空いて返事が返ってきた。
「願いは叶ったの?」
「いや、必要なくなった。だから髪も切ったわけ」
「?」
「よし、終わり」
そう言って響は私の頭をポンと叩いた。

「ねえ、何願ったの?」
「言わねぇよ」
響はさっとそっぽを向いた。
「えー、意地悪っ。教えてよ」
「教えねぇ」
「教えて」
「嫌だね」
「教えてっ」
「うるせえな」
「いいから教えて」

「…しょうがねえな」
暫く言い合いを続けると彼は諦めたようにため息をついた。
「一回しか言わねぇぞ。ほら、耳かせ」
言われたとおり響の口元に耳を寄せる。
「―――。」
彼は聞こえるか聞こえないぐらいの小声で言った。
「え?」
「言ったろ、一回しか言わないって」
彼は顔を赤らめてそっぽを向いた。

私は小さく笑った。
彼の願い。
それは

『お前らと少しでも長く一緒にいられるように…』






行為で10のお題 02.背中合わせ 

2008年07月09日(水) 17時57分
「絶体絶命だな」
そう言うと
「ああ」
とあいつは不適な笑みを浮かべた。


02.背中合わせ


まさか二人の時にこんなたくさんの魔物の群れに教われるとは。
全くもってツイてない。

「キリがねぇ。」
俺はそうぼやいた。
斬っても斬っても、魔物は後から後から出てきて牙を剥く。

「まったく、どっから沸いて来んだよ…」
響も次々と襲い来る影の形をした魔物を前にぶつぶつと文句を漏らす。


そのとき不意に背中がぶつかった。


「おっと。囲まれちまったみたいだな」
響はなんでもなさげに言った。
「お前もう少し危機感持てよ」
俺は小さくため息をつく。


暫しの間。
魔物は此方の隙を狙っているようだった。


「ヤバいな」
俺がそう疲れ気味に呟くと
「ぜってーに離れんなよ。」
とあいつはニヤリと俺に笑って見せた。
「先手必勝。合図したら一斉に攻撃だ」

「後ろは任せたぜ」
響は三度笑った。

響が背中にいる。
それだけなのに
妙に頼もしい気がする。

信頼があるからこその
背中合わせの関係。


こいつになら
安心して背中を預けられる。
きっと響も同じ思いなのだろう。


「よし、行くぞっ!!」

俺らは響の掛け声と共に地を蹴った。



行為で10のお題 01.囁く(煌×葵) 

2007年09月27日(木) 23時39分
そっと囁いた言葉は

貴方に届かない

01.囁く

誰もいない静かな聖堂の中、
貴方の棺の前で俺は独り立ち尽くした

行き場のない思いが俺を支配してゆく

どうして貴方は俺を残し逝ってしまったのだろうか?
まだ俺の気持ちを何一つ伝えてないというのに

どうしてあの時想いを伝えられなかったのだろうか?
いつかこの時が来るとわかっていたのに


「ねえ、葵…?」
そっと冷たくなった貴方の耳元に口を寄せる

今なら言ってもいいだろうか?







「……愛してる…」

届かぬ想いを
そっと

貴方に囁いた


もちろん返事はないけれど―――


〓行為で10のお題〓 

2007年09月26日(水) 20時09分
01.囁く
02.背中合わせ
03.髪を結う
04.しがみつく
05.後ろから回り込んで
06.凭れ掛かる
07.立膝
08.手で覆う
09.口移し
10.頭を撫ぜる


お題配布処 ―凍蝶―から御借りしました
※このサイト様は閉鎖されたようです
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