戒めの日。 

2009年03月16日(月) 19時42分
わかってる。
つもり。
できてない。
知ってる。
知ったかぶり。
不機嫌なかお。
素直になれない。
口をつくのは
憎たらしくて
かわいくない
ことばたち。

しかたのないこと。


わかってる。
拗ねてるだけ。
わかってる。
大人げないこと。
わかってる。
わがまま。
わかってる。

誰よりわかってる。
こんな自分はいやなのに。
だから悔しい。

だから
だから今日は甘えない。
今日は戒めの日。

「ごちそうさま」 

2009年02月28日(土) 19時34分
「ごちそうさま」 が、

聞きたくて

わたしは毎日

フライパンをふるうのです



春キャベツ

ナス、トマト

くり、かぼちゃ

大根と白菜


季節のあれこれを詰めたら

仕上げにどこにも売ってないスパイスをふって

時計の針がてっぺんまでのぼったら

さあ、蓋をあける合図


ともすれば、単調な毎日に

小さじ一杯分くらいのワクワクを

めしあがれ

ゆるゆると 

2009年02月11日(水) 17時23分
時間はゆっくりと

でも

確実に世界を変えていく


例えば

目印の黄色い実をつけた木や

地固めの終わったコンクリートの地面

西日に揺れる洗い立てのシーツ

焼けたチョコレートと

コーヒーの落ちる香りの軌跡

時間はゆっくりと

でも確実に

刻まれている


あの頃の私と

今とでは

何も変わらないようでいて

着実に変わっていて

それは火にかけたミルクに

うっすらと張る膜のように曖昧で

でもしっかりと境界を作り出している

上と下と

どちらがより幸福かを考えるのは

わからないし

そんなことはどっちだっていい

だって膜も何もひっくるめて

ひとつのものだから


ただ単純に

時間はゆっくりと

ミルクをあたためていくのだ

こみあげてくる 

2007年04月08日(日) 20時34分
たとえば、


ただの日曜の昼下がり。


なんでもない話とか。

芝生の上に寝ころがってみたりとか。

そんな些細な、

だけど特別な、

感覚。


浸りたいようで、

浸るのがこわいような。


わたしはまたすこし

変わってゆくのかな。


ただ、すてきだな、と

思って、それでうふふってなって

笑っていたいだけなのに。

目をつむって、

想像創造してみたら

なんでか涙がこみあげけくるんだ。

へんなの。

へんなの。

衝突と乖離 

2007年03月19日(月) 9時57分
私はただ、

もう、これ以上

何も生み出されることのない

空虚な空間から開放されたい。

ここに縛られる理由など、

もう何もない。

無意味な愛想笑いなんて滑稽だ。

ただの、

女とかいう生き物に

戻るだけなのだ。


前のように戻れるかしら?

何も知らなかったあの頃のように?

でも本当にそうなりたいのかしら?

戻りたい?

戻りたいわけじゃない。



目をつむったら

しばらくの間

目覚めたくない。

夜な夜なおぞましくうごめく

汚された世界なんて

吐き気がするもの。

むせ返るような生臭い

男と女のニオイなんて

消えてしまえばいいのに。


ついでに

私のシナプスも断ち切ってよ。


もう一度

水を得るために

私がすべきことは

なんだろう。

どろどろに汚い心を

洗い流せる水は

もう一度沸くだろうか。


やわらかな指先 

2007年02月18日(日) 0時22分
薄く伸びた

爪で

ふ、と触れて

驚くほど

溢れ出す


私には

もう

止められないから



夜に

溶けてしまえばいいのに

朝が

来なければいいのに



そうして

あなたが夜と

終わってしまえばいいのに

なんて、

じんわりと

溢れてくる狂気



白い指先で

掴んだシーツは

やわらかかったかしら

想像と腐敗 

2007年02月10日(土) 0時05分
あわよくば、

の貪欲さ


信じることと

騙されることは

紙一重だ


壊れるのが先か

朽ちるのが先か

倒れるなら

いっそ

あれもこれも 

2007年01月21日(日) 22時35分
すきなものを並べたくなる

そばに置いておきたくなる

そばにある安心感に包まれていたくなる

そばにあるだけじゃ、意味もないこと

気づいてなくて


すきなものに囲まれていたくなる

すきなものをはべらせていたくなる

でも そのうち、

すべてに見放されるような気がして

たまらない不安に襲われては

ひとつずつ

いらないものを捨ててゆく

捨ててゆくんだ


そして いつか

もっとシンプルに

すべてを愛そう

また一つ 

2007年01月20日(土) 22時24分
夜がやってくるよ

夜の闇の隙間を縫ってゆくよ

足跡を頼りに

自分の足取りもままならないのに


眠りたくない

暖かい場所へ

戻ったら

また

ここへは立てなくなるから

それなら、いっそ



そうこうしているうちに

ほら、

夜が明けてゆくよ

朝の足音が近づくよ

もう少しだけ

このまま

指の先に

感覚がなくなるまで

ふとした瞬間に 

2007年01月20日(土) 21時56分
引き戻せなくなる衝動。

自分で在る境界線。

その曖昧さ。

次に瞼を開けた瞬間、

それは

忽然と消えてしまうかもしれない。


手を伸ばしても、

指をすり抜けては

遠くで嘲笑っているかのような、

冬のお空。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:カノープス
読者になる
降っては
落ちて
湧いては
冷めて
切って
張って
持ってって
行って
来て
見て
その
手で
触れて
てな
具合に
生まれた
言葉を
紡いだのでした。
2009年03月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新コメント
http://yaplog.jp/my_biyori/index1_0.rdf
Yapme!一覧
読者になる