部屋考 

May 17 [Sat], 2008, 2:03
この部屋にいる魔物は全部私が招き入れたんだ。
ちくちくずるずる私をいびるイヤな奴ら。
極めつけに困ったことは、そいつらはみんな私がどうぞと部屋に入れ
ほったらかした末にそんな顔をしているということだ。

やり残しの、未完の、千切れかけの、中身の知らないのが
ベッドの上に頭の上にパソコンの中に潜んでる。
まっさらにした机の上で期限を主張する警報機の多さに頭を抱える。
どいつから先に鳴るつもりなのか。怖くてしようがない。

楽しみな漫画の封を開ける時
目も足も疲れて帰ってきた時
何も見たくない時
そんな時ベッドの上のガラクタを床に叩き落としてつっぷした。
そんな風にみんなどうにかしてしまいたい。

でも私を築くために集められ反故にされ落とされたのは
やっぱり私にまとわりつく。
この前台風みたいに泣きながら片づけた。
みんなごめん。

やっぱり今脅迫してるみたいな顔で私を待ってるそいつらを
今度はぶん回すのではなく
一人一人拾わなければならない。
顔を見なければ。
多分そんなに怖い顔ではないことを、確かめなければならない。

胸が詰まりそうな未精算の今を一つずつ見ていく。
期限切れも混じってるけど、大丈夫。

この前一ヶ月前の牛乳を飲んだからね。

雪のなかの歌 

May 09 [Fri], 2008, 22:37
初めての言葉が聞こえたのなら
それはあなたの名前
さあ歌ってみせて

ふるり ふるり ふるり 降り積もる
ふるえながら 何故か あたたかいの

ぶつけられた雪つぶて その冷たさで
初めて自分のあたたかさを知ったでしょ

ずっと ずっと ずっと 温め続けた
あなたは あなたを 温め続けた

風が 最初の涙 連れてきた
あたたかいでしょう それは・・・

あなたがあなたを 生かす温度です
弱くて雪に負けそうな 力強さです

一番 一番 一番 頼もしいんです
だって どこか いつも聞こえてくる・・・

身体に酸素が行きわたる 

March 07 [Fri], 2008, 0:05
今日初めてキャリアセンターに足を踏み入れました。はじめて。
超ドキドキでした・・・Uターンしそうでした・・・。
相談係(なんか違う)の人は、こちらの言い分に共感&分析してくれるタイプの
始終ニコニコしている男性で、はじめて当たる人としてとても良かったと思います。

すごーく基礎・・・というかお話にならないくらい当たり前の就活の手順を
教えてもらったんですが、鬱々とした気持ちで凝り固まっていたものを
洗ってもらったような心持ちです。
状況は変わってないのだけど動く活力が湧きました。人に話すのって大事ですね。

ようやく動けるようになったついでに古本屋にCDやら本・漫画を売り千円ゲットー。
近頃自分がダメダメどころでなく人として(生活レベルでなく)底辺だとしか
感じられなくなっていました。
真人間に・・・近付いていくぞ・・・・・・!


そういえば四年の健康診断は身長測ります。姿勢良くストレッチしておかないと。

緑色のさようなら 

March 01 [Sat], 2008, 4:01
緑色のさようなら

何度も 何度も 何度も 言ってくれてありがとう

この時も告げてる

さよなら さよなら さよなら

また逢いましょう 逢えるよね 良かったね

日々は 雨の ひとつぶみたいでしょう

いつも降りそそいでいるの 気付くでしょう

すべてがめぐみ 一度きりの 約束の奇跡

一身に享けなさい さあ


いつも列車の最後尾みたいに 日々は過ぎてく

振り向いて気付いたけど 今も頬に冷たい

あなたの良い手が 

February 20 [Wed], 2008, 1:52
あなたの良い手が
だれかの不安な手を
握りしめる手でありますように

あなたの良い手が
同じ良い背を
撫でる手でありますように

あなたの良い手が
違う良い手を
ねじ伏せる手には
どうかならないでほしい

サーカス 

February 03 [Sun], 2008, 19:10
月が目張り 世界にかけた

傲慢か 恋情ゆえか

手探りで這い寄る夜


砲弾の振り子 子供達がつつく

煙幕に 映るシネマ

拍手喝采 天使の


はためく旗食みつ

オーブンに 楽園かけた

焼き上がりを待とう

火花の雨しめやかに


血はやや恥ずかしい

探照灯 粧す工場

小間に燃え尽き憐れ

ソーダで割れ 運河まで

寒中見舞い申し上げます 

February 03 [Sun], 2008, 18:21
気付いたら明けましておめでとうございますも言ってなかったんですね。
というか去年最後の記事がどんよりした詩であらーと思いました。
しばらく会ってない人もたくさんいますが、楽しい事がいっぱい見つけられる一年になるといいですね。

昨日雪降るとは聞いていたけどホントに東京降りましたねー。
絶対嘘だと思ってたわ。
午後三時に起きてお昼を食べ、門前の雪かきです。
祖母と母と私と女三代で雪かき、なんだか血のつながりを感じました。

プーは朝の散歩、雪に大はしゃぎだったそうです。あの積雪量で。
十歳を過ぎてから、外には出たがるのですが前のようにたくさん遊びたがらなくなりました。
でも雪が面白かったみたいでなかなか家に帰りたがらなかったそうな。
真っ白な雪に黄色いおしっこは足跡より申し訳ない気分です。

雪の日はいつも早朝の気分です。
小学生の頃、春のスキー合宿、バスの中で朝五時に目を覚まし、初めて雪に埋もれる町を見たからだと思っています。
一日薄青い空気のままだとずんどこ動こうという気が起きませんね。

就活驚くほど出遅れています。友達が説教してくれます。ありがとう・・・。
相変わらす遅れてどうしていいか分からなくて閉じこもる癖どうにかしたいです。
とりあえずどっかエントリーと自己分析ー・・・。

今三好達治『詩を読む人のために』(岩波文庫)がもう少しで読み終わります。
奇抜な所など何一つなく素直で、現代詩から近代詩までの流れが分かって良い本でした。
この人の『測量船』(講談社文芸文庫)が読みたくなりました。

雪と言えば、ZABADAK密かな名曲“点灯夫”がジョイサウンドよりカラオケ化です!!やたー!
雪の日の不思議な切ない歌です。私は小野不由美『十二国記』の泰麒を思い出します。
ZABADAKのれんわけ後の名曲が続々カラオケ化されて嬉しいです。

すす 

December 26 [Wed], 2007, 2:38
私の心は汚れきってる。真っ黒。

だから私にはきれいなものは見えない。

貴方はそう言って悲しむ。

と見せかけて、怒ってる。

どこかやりきれない、という風に。


貴方がやりきれないわけ、教えてあげようか。


ほんとの真っ黒はね、怒ることすら出来ないの。

なんにもないの。

貴方はそうじゃないね。


貴方がやりきれないわけ、それは

貴方がきれいにもなれず

真っ黒な悲しみでもない

ただ適当にうす汚れている

そんな拭いきれない、すすのせい。

冬支度 

November 18 [Sun], 2007, 23:31
片付かない部屋にきれいな布団を出すのが嫌で毎晩震えて眠っているサラミです。
六時頃に寒さのピークが来て目が覚めます。
でも今夜はもう耐えられそうにない・・・出しちゃいます。
今日なんかは風も酷かったですね。ツンと痛いくらいの寒風。
イヤーマフが真剣に欲しくなってきました。

あまりの寒さにこの冬?初の鍋料理が食卓に上りました。わーい。
豚肉と水菜とセロリただ煮ただけんですが、箸が止まりません。
煮たセロリとポン酢が意外に美味しい。
え?豚肉1キロ?知らないなあ。
あとちょっと奮発して(多分値切ったんでしょうが)キンキの煮付けも。
とろけてしまう・・・。

冬の良いところは、ニットの小物が可愛いのとあつあつ料理の旨いところですな。
近所の中華料理やの秋冬限定のきのこラーメンも美味しかったです。
きのこ・しめじ・キクラゲ・マッシュルームなんでも突っ込んでありました。食感コリコリです。
サークルのアンケートでは好きな季節に冬は回答ゼロだったそうですが・・・まあ良いところもあるよね(フォロー)

サークルではミーティング後お馴染みの飲み会で、甘いのばかり七杯飲んで酔っぱらってました。
ええ多分あの場で一番駄目でした。
前は酔っぱらってる人をハイハイ言いながら見てる側だったんですが・・・。
後輩さん達と仲良くなりたいけど緊張して黙りがちで、よしお酒の力を借りるぞー。
って、これ完全な駄目オヤジのパターンだ!!!
初めて後輩に改札まで送らせちゃったぜ。すみません。
最近酔う楽しさが分かってきてしまったサラミです。
まあほどほどが一番なのでもうちょい抑えめにします。


関係ないのですが積ん読癖が悪くなってきています。
次から次に買ってきます。
堀江敏幸が気になります。
長い暗い夜はベッドで読書でしょう。

文化祭で占われるの縁 

November 06 [Tue], 2007, 0:25
先日初めて自分の通う大学の文化祭に友達と行きました。
前年まではあまりにしょぼくてちょっと覗いて別の大学の文化祭に流れていたのですが、
今年はちゃっかり楽しんできました。

お祭りって言ったら大半は食べ歩きに費やしているのですが、
それに加えて今回は友達が「この子はスゴイ!」と薦めてくれる人の、
タロット占いを受けに行ってきました。

大アルカナと小アルカナがあるんだっけ、
と『金田一少年の事件簿』で仕込んだ程度の知識しかなくてとてもドキドキしました。
おおまかには対人関係・将来・恋愛について占ってもらえるとの事で、
立場的には将来を第一に選択すべきだったのでしょうけど、
「私ってもしかして恋人出来ないまま二十代が普通に終わるんじゃね?」という
ちょっと斜めに飛びすぎな不安が先に出て、恋愛をお願いしました。

まずね・・・私が選んだカードの説明をしてくれるその人の声が気持ちよすぎでした。
カードの示す(あるいは占者の解釈する?)内容が耳から抜けていきそうなくらい。
なんだか私は前から学校の先生や、お店の販売員や、通販のお姉さんやお医者さんや
とにかく人が何かについて丁寧な声で説明しているのを聴くと、
とーーーーーーっても気持ちいい物質が後頭部あたりから
ぽわああんと分泌されているっぽくなる性癖があって、
今回占ってくれた人の声もドンピシャでした。
ちなみに通販番組を声を聴きたいが為に二時間延々と深夜に眺めたりします。
常々私はきっととても詐欺とかに遭いやすいんだろうなと思います。

んで出たカードが大体リバースの位置で、
その人は言葉を選びながら一枚一枚説明してくれるのですが、
どうやらしばらくの間はあまりうまく行きそうにないみたいです。
男の子に対して冷たいと言うより、かたい、女の子らしさや良い面を上手く出せない、
みたいな事を言われオオーーっその通りです・・・って感じでした。
しばらくはがっつかず、女を磨きなさい☆というような、
弱点を指摘しつつ前向きな総評をしてくれて、少し背中を押してもらえたような感じでした。


占いって面白いジャンルだなぁと思いました。
大なり小なりの宗教的歴史的背景を持ち、
そこから育まれた手順と占者のそれを解釈するスキルと人を見るスキル、
そして占われる側の「貴方の占いを信じますよ」という大前提を得る事で
占いは成り立っているのではないでしょうか。

もし占者か占われる側どちらかが占いを信じていなかったらインチキでしょうし、
占いの手順に実は宗教的歴史的背景がなくとも、ギリギリそれは占いと呼べるでしょう。
オカルト的なもの・宗教的なものは、こういった共通の認識の働きかけによって力を得ます。
少なくともその共通認識の間では、それは決して無知蒙昧が引き起こす迷信ではなく、
場合によっては社会を構築するやりとりの一つになったりもするのではないでしょうか。

なんか占い面白かった大興奮ですが、途中から一緒に回ってくれた友達の彼氏も気さくで面白かったです。
彼のドラえもんの絵を見るまでは、
鼻と鼻の下の線が逆転するだけであんな違和感催すとは思いませんでした。
友達の方も芋の絵とか。
(芋という単語だけで身内なら友達が誰か見当が付いてしまいそうなのがまず恐ろしい)

自分に対して愛校心を微妙にアピールできて満足な一日でした。
P R
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■プロフィール■
サラミ
趣味 広告・チラシ・パンフレット集め、本の装丁・CDジャケ鑑賞、読書、音楽鑑賞
最近聴くアーティスト 新居昭乃、capsule、谷山浩子、湯川潮音、Yann Tiersen、zabadak、small sircle of friends、キセル、The Cardigans、AJICO、Kate Bush、Jim Noir、Vashti Bunyan、etc
最近読む作家 クラフト・エヴィング商会、京極夏彦、長野まゆみ、チャールズ・シミック、たむらしげる、バーネット、いしいしんじ、吉田直哉、etc
好きなイラストレーターなど ミヒャエル・ゾーヴァ、酒井駒子、東逸子、指子、フミカ、タカノ綾、七戸優、宇野亜喜良、ジョゼフ・コーネル、勝本みつる、etc
好きな雑誌 seda、mina、marquee、spoon.、テイブルと、キモノ姫、季刊S、etc
主張;ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーは違う犬種です。