「きつねのはなし」より

April 04 [Mon], 2011, 22:20
「こうやって日が暮れて街の灯がきらきらしてくると、僕はよく想像する。
この街には大勢の人が住んでいて、そのほとんどすべての人は赤の他人だけれども、彼らの間に、僕には想像もつかないような神秘的な糸がたくさん張り巡らされているに違いない。
何かの拍子に僕がその糸に触れると、不思議な音を立てる。もしその糸を辿っていくことができるなら、この街の中枢にある、とても暗くて神秘的な場所へ通じているような気がするんだ」

先輩はそう語ってから、煙草の煙を吹いて笑った。

「これは、僕の妄想だけれどもさ」



きつねのはなし 森見登美彦

宵山万華鏡

April 04 [Mon], 2011, 0:06

宵山万華鏡 森見登美彦

なんといっても宵山様!宵山の夜は喧噪に紛れて大切な人を連れていってしまう
これまでのユーモアな森見作品より一段深く、夜に溶けるような余韻ある作品です。

森見作品は京都の情景描写が見事で、
想像力で満たされます、描きたい!

灯火

December 24 [Fri], 2010, 19:23


30分ちょいで昨日描いたー

のでクオリティは高くないし、
芯の丸いHBのユニ一本だけだったけど
とても楽しく描けたので載せようと思います

こんなに楽しいデッサンをしたのは久しぶりで
おかげで今日の石膏も楽しく描けました。



初めて対象物に感動しながら描いた。

言うの恥ずかしいくらい、
本当に幸せだと思った

木曜日

December 10 [Fri], 2010, 0:49

木曜日。ネジ男。


炬燵のネジも、パネルヒーターのネジも、タンスの引出しの持つところネジって壊したのも、鏡のネジを抜いちゃったのも、僕だよね。
机のZライトも、電気スタンドも、懐中電灯三個も、僕が壊したんだよね。


いいや、僕、部屋真暗でいい。

いい、真暗でいい。
どうせ僕、ネジ男だもん。

直してくれなくていい。
ずっと暗い生活する。


ーそう言って、ホトホト少年は、拗ねて蒲団をかぶり、真暗な部屋で寝てしまった。



「プラネタリウム」干刈あがた

開かれた精神

December 05 [Sun], 2010, 0:52


アン・ドゥオールは“外向き”の芸術ともいえる

たとえば手のひらひとつにしてもそうだ
いつも隠されているてのひらを表むきにすることによって
そこにたちまち「新しさ・あたたかさ・優しさ・楽しさ」が表現される

これはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」で手をひらいたキリストの姿にもいわれ‥
演説者や説教者の手の動きもこの意味でつかわれる

顔も眼も両手背中さえもがすべて内向状態から開放されることによって
身体中で役の表情を表現できるわけだ

舞踊家はつねにアン・ドゥオールによって精神の光輝を表現し新しい生命を誕生させている

(SWAN アクセレイ・セルゲイエフ)

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