1リットルの涙 DVD-BOXについて
2007.10.15 [Mon] 12:07

単なる悲劇的な物語ではない. 私たちの多くに欠けている「生の尊さ」「生きることの意味」がこのドラマには完璧な形で散りばめられている. そればかりか,「障害を持った人々に対する視点」は明らかに変わるだろうし, 将来が不安な人はこのドラマを観ればきっと医師になろうと決意する人も出てくるだろう. これはほんの一部に過ぎず,必ずこれより多くのものが得られることだろう. 観終わったと同時に亜也さん(主人公)から得た多くのものに対して純粋にありがとうと感謝できるドラマだ. 非の打ち所が無いとはまさにこのことである. 確かに,他の方々が言うように「こうした方が良かったのに・・・」と思ってしまうシーンがいくつかある. だが,それ以外のシーンのあまりの完璧さによってカバーできてしまうほどの作品だ. 最高傑作といっても決して過言ではない. 内容以外も完璧としかいいようがない. 亜也役演ずる沢尻さんや恋人・遥斗役演ずる錦戸さん,亜也の両親演ずる薬師丸さんや陣内さんの演技力の高さは非の打ち所が無いほど素晴らしい. 現代を生きる私たちに欠けている, 「生の尊さ」がはっきりとわかるこのドラマを私は推薦する. また,このドラマを観終わった後には, ドラマでは描かれなかった,現実的な側面(介護士との問題など)が書かれている原作を読むこともお薦めする.