むずむず脚症候群は自分で治せる?辛いムズムズ足解消法とは?

October 08 [Sat], 2016, 22:08


2016年8月31日と9月13日(再放送)に、
NHKの「ドクタージェネラル」で
「むずむず脚症候群(RLS)」が取り上げられましたね。

非常に興味深い内容でした。

NHKで二度に渡って放映されたことで、
「むずむず脚症候群(RLS)」についての知名度、
理解度が少し高まるといいのですが…


さて、あなた、あるいはあなたの身近な方が、
「脚がむずむずしてガマンできない!」
といった辛い経験をされているのですね?

もしかしたら、アカシジア、ジスキネジア、
むずむず脚症候群(RLS)かも知れませんね。

3つとも似て非なるもので、
原因と治療法は違ってきます。

私は、3つとも経験していますので、
その経験をふまえ、
そして最新情報も取り入れながら
予備知識についてお伝えします。


◆「むずむず脚症候群(RLS)」は自分で治せる?

辛いむずむず足の解消法はあるのか?

まずは、結論からお伝えします。

「むずむず脚症候群(RLS)」は、
原因の解明、根本的な治療法も
確立されていません。

ですが、
原因と考えられていることが2つあります。

そのひとつが「鉄分や葉酸不足」です。

もし「鉄分や葉酸不足」が原因であるなら、
自分で治せる可能性があります。

それは、鉄分・葉酸を補給することです。

不足している鉄分・葉酸を補給することが
「根本的な治療法」となり、
症状が消失することも多いのです。
 ↓
鉄分不足によるツラ〜い「ムズムズ足」解消に<<美めぐり習慣>>


ここからは、むずむず足関連の疾病について
お伝えします。

もっと予備知識を得たい方は読み進めて下さい。


◆3つのむずむす脚疾患の違いとは?

長くなるので、カンタンにお伝えします。

@アカシジア

抗精神病薬の副作用で、
足がむずむず、そわそわして
じっとしていられなくなります。
原因となっている抗精神病薬を減らす、
副作用のない薬に切り替える
そして副作用を軽減する薬を
服用することで改善します。


Aむずむず脚症候群(RLS)

原因も有効な治療法も解明されていません。

根本的な治療法はないので、
対症療法として「パーキンソン病薬」で
症状を軽減させるのが精一杯です。

妊婦さんの20%に一時的に現れる症状は、
不足している鉄分や葉酸を補うことで、
治る場合が多いです。


Bジスキネジア

抗パーキンソン病薬や抗精神病薬の副作用です。
「急性」は比較的治りやすいですが、
「遅発性」は有効な治療法がありません。

脚のむずむず症状とは違って、
舌鼓を繰り返す、舌を突き出す、
口をもぐもぐと動かすなどの症状から
別名「もぐもぐ病」などと言われたりします。



いかがでしたか?

あなたのむずむず足は、
どの疾患か目処がつきましたか?

これ以降は、「むずむず脚症候群(RLS)」の
原因・症状・治療法・副作用について
お伝えしていきます。


◆「むずむず脚症候群(RLS)」の原因・治療法・副作用

これは慢性的な疾患であり
原因は解明されておらず、
根本的な治療法もありません。

加齢とともに悪化していく傾向があり、
一生付き合っていかなければなりません。


<原因と治療法>

現時点では、解明されていませんが、
大きく2つの原因が考えられています。

原因別の治療法と副作用をお伝えします。

【原因1】ドーパミン不足による機能障害

神経伝達物質「ドーパミン」は、
身体から生じる『まったく害がない不要な刺激』が
脳に伝わるのをシャットダウンする働きをしています。

現時点での医療技術では、
ごく少量からドーパミン受容体作動薬を服用開始し
症状が緩和される維持量を服薬し続ける「薬物療法」と、
薬に頼らない「非薬物療法」も
並行して続ける必要があります。


<薬物療法>

現時点では根本的な治療薬はないため、
対症療法として、「パーキンソン病薬」や
「てんかん病薬」が主に処方されます。

パーキンソン病薬は、RLSの原因と考えられている
ドーパミン不足を補充することによって
症状を抑える効果があります。

それに対し、てんかん薬は、
感知機能を麻痺させて効果を期待するものです。

パーキンソン病薬
 ビ・シフロール
 プラミペキソール塩酸塩(ビ・シフロールのジェネリック)
 レグナイト
 レキップ
 ニュープロパッチ(貼付薬)他

てんかん薬
 レグナイト
 ガバペン他

その他、漢方薬(抑肝散54)や疼痛薬なども
用いられます。


<薬の副作用>

副作用の発生率は、かなり高いです。

 ビ・シフロール  58.6%
 ニュープロパッチ 73.1%
 レグナイト    56.7%

症状を軽減するために服用する「ビ・シフロール」で、
新たに「ジスキネジア」を発症
するケースもあります。

その他、悪心、頻眠、頭痛、嘔吐、胃不快感、
嘔吐、突発的睡眠、幻覚、口内乾燥、
オーグメンテーション(症状の悪化)などがあります。
 

<非薬物療法>

カフェイン入り飲料、アルコール、タバコをやめる
ぬるめのお風呂に入る
就寝前にストレッチ体操をする
足裏マッサージをする
規則的な就床
健康的な食事と適切な運動
睡眠日誌をつける


【原因2】鉄分、葉酸の不足

ドーパミン分泌に極めて影響のあるフィリチン値が
重要な役割を果たしている
ことがわかっています。

フェリチン値が低い(50ng/ml以下)場合は、
鉄分を補うことが根本的な治療法となり、
完全に症状が消失する場合もあります。


妊婦さんが一時的にこの疾患になる原因は、
鉄分や葉酸不足によるものがほとんどです。



病院で検査、治療するほどでもない場合は、
妊娠中は、これらをサプリメントで
効率よく補うことで改善が期待できます。
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出産後には自然に治る場合も多いです。


◆「むずむず脚症候群(RLS)」の症状他

・症状の表現について

 むずむず
 ほてり  
 ぴくぴく 
 イライラ 
 うずうず 
 その他

よくある症状は以下の通りです。

 むずむずする
 じっとしていられない
 痒いだけでなく、ピンでなぞられているよう
 針で刺すような
 火照るような
 蟻やミミズなどの虫が這っているような

この苦しさは、「脚の中に手を突っ込んで
かき回したいぐらい苦しい」などと表現されます。

この不快な異常感覚・身体症状が
下肢や腰・背中・腕などに出現するため

これを抑えるため常に脚を動かしたり
さすったり、起き出して歩き回るなど
をせざる負えなくなる状況に追い立てられます。


・症状が出現する時間帯

ドーパミンが減少する夜、
就寝前や就寝中が多いです。

重症の場合は、昼間でも出現し、
1日中辛い症状に悩まされ、
仕事や勉学にも支障をきたします。

・発症部位

 下肢(足全体)
 ふくらはぎ  
 大腿(太もも・腰・膝の間の部分) 
 その他、腕、足裏、胴体、腰、脊中など

・性別と年齢

女性が男性の2倍ほど多く、
そして男女とも高齢者に多いです。
70歳以上が85%ほどを占めます。

・発症頻度

 毎日が最も多く76%占め、
 週1日は5%を切ります。

・病歴

 5年〜10年未満が70%を占めます。

以上、症状についてお伝えしてきましたが、
重症になると会社にも行けなくなります。

それほど厳しい深刻な病気です。

近い将来、根本的な治療薬が開発されて、
あの地獄のような発作から解放される日が
1日も早く来ることを、心から願っています。



◆「むずむず脚症候群(RLS)」の傾向

・うつ病の誤診

「むずむず脚症候群(RLS)」は、
つらい症状によって眠れないことが多く、
一生治らない病気とあって、
うつ状態になる
方が結構多いのです。

そのため、「不眠とうつ状態」から
「うつ病」と誤診されて、
抗うつ剤を処方
されてしまいます。

すると、その抗うつ剤によって
「むずむず脚症候群(RLS)」が悪化
する
というケースも多々あります。


「むずむず脚症候群(RLS)」に
対する医師の知識・経験は、
まだまだ追いついていないのが現状です。

そのため、患者自身が勉強して、
医師に伝えて積極的に治療(対症療法ですが)に
関わっていく必要があります。



・どこを受診すればいいか

「むずむず脚症候群(RLS)」は
「睡眠障害」の病気でもあるので、
必ずフェチン値の測定を行う「睡眠障害認定医院」を
受診するのがベストですが、絶対数が足りません。

なので、精神科に専門医師がいる場合も多いです。

専門医師が見つからない場合は、
神経内科」を受診するといいです。

かかりつけの医師に相談し、
専門医師を紹介してもらうのが最適な方法です。


また、子どもにも増えている傾向があるので、
子どもにも増えている「むずむず脚症候群(RLS)」
にまとめました。

私の体験談はアカシジアむずむず脚症候群(RLS)
ジスキネジアの3ページに分けてまとめました。

鉄分不足によるツラ〜い「ムズムズ足」解消に<<美めぐり習慣>>

あなたの鉄分や葉酸不足による
「ムズムズ脚」の症状が解消されて、
ゆっくり眠れますように。
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