予算に見る久留米市の実態

April 21 [Fri], 2017, 22:14
 何かと忙しかった4月。3月議会の報告が遅くなりました今回は予算に対する反対討論をしました。紹介します。

 1番、日本共産党の金子むつみです。
私はただいま報告がありました議案のうち、8号、9号、12号、14号、18号、及び20号、21号議案に対して反対の立場から討論を行ないます。その中から8号議案の一般会計及び9号議案国民健康保健事業会計を中心に討論を致します。
 まず1点目は保育所の待機児童解消に向けた取組みです。市長は提案理由の中でも述べられたように、待機児童対策として保育士確保のための新規事業を予算に盛り込まれました。深刻な待機児童を前にやっと対策が打たれることを大いに評価しますが、この問題の根本にあるのは、保育士の待遇の悪さと保育所設置の数が少ないことにあると思います。抜本的な解決のためには更なる予算の拡充を考えるべきではないかと思います。この点では特に、足下の公立保育所の保育士の待遇改善、雇用のあり方について早急な手立てを求めるものです。

 2つ目にそれに関連して、ワーキングプア、非正規雇用がふえ続けてきている実態についてです。官製ワーキングプアについても大問題です。保育士、学童指導員、図書司書などは、仕事そのものから見れば正規の職員でやるべきところを、非正規職員が担っております。保育士については公立保育園の50%は非正規雇用になっています。労働条件、賃金は、劣悪な状態です。学童保育指導員についても、これは連合会の雇用ではありますが、その賃金のほとんどは市が出しております。年間を通じて正規職員の6割から7割の労働時間であるにもかかわらず、年間150数万円という状況です。1年間にいくらかの賃上げがあるだけで、長い間こういう状況がずっと続いています。
久留米市の久留米市役所内にかかわる不安定雇用、非正規雇用、任期付雇用の解決と、待遇改善を図らなければならないと思います。 これまでも繰り返し、この問題を指摘してきましたが、今度の予算でそれがあらわれているかというと、残念ながら、それは出されておりません。非正規雇用を拡大するのではなく、正規雇用に切りかえるべきではないかと思います。
 市長はこれまで、予算説明の際に「民間に対して、正規雇用を求めていく」と繰返し言われてきました。しかし、今回その言葉も使わなくなっています。公に働く職員こそ正規雇用が当たり前の雇用の確保を求めます。

 3つ目に同和問題です。昨年12月に成立した「部落差別解消推進法」は「部落差別」の言葉を冠した初めての法律で、理念法だといいながら、国や自治体の責務として相談体制の充実や教育・啓発、実態調査の実施を明記しました。しかし、「部落差別」の定義はなく、「何が部落差別にあたるかの判断を誰がやり、どうやるのか」も不明確なままです。「部落の出身者であることを理由にした差別」を調査しようとすれば、部落出身者の抽出につながり、旧同和地域住民の人権侵害になりかねない、新たな障壁をつくり、差別解消に逆行するとの反対の声が上がる中での成立となりました。私も歴史逆行の差別「永久化」との危惧を持っています。
この問題は後々改めて議論するつもりですが、1969年に同和対策特措法ができて、様々な歴史を経て2002年3月に特措法が終了したわけです。にもかかわらず久留米市は特別扱いの同和行政をずっと行ってきました。特定団体の言いなりをこのまま続けることが、果たして差別の解消につながるのか、また、法的根拠もないのに同和地区というのを未だに使用しており、これを続けていくならば同和問題の解決というのはあり得ないと繰返し指摘をしてきました。真の差別解消に必要なことは、垣根をなくすことです。同和地区に限った特別対策は、差別解消に逆行します。同和問題の真の解決に向けて冷静かつ慎重におおもとを変えていくことが必要だと思います。

 次に4つ目、国保窓口の業務委託問題です。国民健康保険業務というのはかなり個人情報が関わるものです。この業務に外部委託はそぐわないと質疑でも述べました。個人情報は万全な体制で守られるとの答弁でしたが、この業務の性質上簡単ではないと思います。また、質疑の中でも触れましたが、ある政令市で、窓口業務で働く派遣労働者への調査を行った際、自治体は毎月632万円の委託料を支出しているのに、労働者には400万円しか回っていなかったことが判明しております。実際に民間委託された労働者の賃金がどのような状態なのかとの問いに、市は「民民」の関係だから調査できないと、これまでも言ってきたわけです。新たな官製ワーキングプアを生み出すことになりかねません。「偽装請負」の問題でも、市の職員とは関わらせないように配慮するとの答弁でしたが、それこそ垣根があるわけではないですから、市民への影響は少なからずあると思います。

 行財政改革を推し進めるなかで、市民に直結する市役所の業務が民間に投げ渡されることに大変危惧を覚えます。業務委託はするべきではない、反対との意思を表明して討論を終わります。


4月2日、佐賀県内のオスプレイ配備反対集会


4月19日、西鉄久留米駅前の19日行動で。こんなにならないために!


4月、新年度始まり

April 04 [Tue], 2017, 23:18
 4月に入り、やっと寒さも和らぎました。あとは花粉とPM2.5が悩みのタネでしょうか

 国政では森友学園問題から共謀罪、福島原発事故の被災者への仕打ちといい民意無視の政治が続いています。今月2日に開催された佐賀空港へのオスプレイ配備反対集会では、地元の自治会長さんや老人会長さんまでが、「佐賀だけでなく日本中にオスプレイを飛ばしてはならない」「お隣の国とは戦いではなく、話合いでの外交に徹するべきだ」と発言。地元の佐賀新聞でも大きく報道されましたが、政府は全く聞く耳なし、強行する構えです。保守的な佐賀県でも、今の自民公明の安倍政権のやり方には批判が広がります。
 森友問題は新たな展開を見せ、国有地格安払い下げに首相夫人の関与はいよいよ濃厚となってきました。この問題を過去のささいなことのように見せようとする動きもあります。しかし、ことの本質や出発点は、安倍首相の国家理念に共鳴し、子どもに教育勅語を暗誦させ、首相夫妻が喜んでくれる小学校づくりをめざした森友学園の姿勢にありました。そこに安倍首相から「百万円の寄付」疑惑が起こり、8億円の値引き問題が問われているのです。安倍政権の本質が問われる大事件であり、徹底追及が求められます。

 久留米市3月議会が終了しました。3月は予算議会でした。今回、保育所の待機児童解消の対策として、保育士確保のための新規事業を予算に盛り込みました。深刻な待機児童問題を前にやっと対策が打たれたのです。また、学校トイレの改修も新たに進み、エアコン設置も中学校特別教室の理科室・音楽室への設置が予算化されました。子どもの貧困実態調査も、当初質問した時は「予算がないからやらない」と市長は答弁しましたが、実施することになりました。子育て世代への支援が一定進んだことは嬉しく、評価できます。しかし、まだまだ著についたばかりで今からです。東京では共産党が長年要求して運動を進めてきた課題がいくつも実現しました。年収760万円未満の世帯に対し私立高校生の授業料を無償化し、保育園に土地を貸す方々への固定資産税・都市計画税の減免措置行いながら保育園建設の大幅増加と保育士給与の引き上げのための補助も実現しました。小池知事の国政を巻き込む権力争いも背景にあるようで油断はできませんが、大事な前進です。首都の東京でやるのだから地方は子どもやお年寄り最優先の政治で地域を守らなければなりません。

 問題点について、最終日3月28日に反対討論をしました。その中身は次回で報告します。




6回目のさよなら原発集会&デモ

March 09 [Thu], 2017, 17:49
 3月11日が今年もやってきます。
 今年は1回目に開催した時と同じ場所、六角堂で開催です。現在の六角堂は屋根もついて音響設備も充実して、雨風の中でも安心して開催できるものになっています。ただ、ただただただただ悔しいのは、あれだけ反対しても建設された久留米シテイプラザの一部になってしまったことです。ホント悔しい 176億円。同じ時期に建設された宮ノ陣クリーンセンターと合わせて300億円ですからね〜、そしてその維持費は大きなものです。
 まあ、そんなこんながありますが、六角堂を使って「原発いらない、再稼働反対」を大いにアピールできれば良いと思います。

 昨日3月8日に、議会での一般質問を行いました。テーマは原発再稼働問題、子どもの貧困、公契約条例の問題です。原発再稼働問題では、九州電力と国が玄海原発を再稼働させる企てに、市長は久留米市民を守る立場から反対の声を上げること、佐賀県や福岡では糸島市に限られている玄海原発再稼働説明会を、「久留米市でも開催せよ」と迫りました。県議会ではすでに「一部地域ではなく、30キロ圏外でも求められれば説明会を開催すべきだ」との質問に、県知事は「求められれば九電に要請する」と答弁しています。しかし、市長の答弁は「県に求めない」との一点張り。防災避難対策についても、国や県の指示以外をやるつもりはありません。
 新たな安全神話にどっぷり浸かっている答弁だ、佐賀県の伊万里市長のように、勇気を持って反対の声をあげるべきだと、最後は締めくくりました。

 久留米市は玄海原発から約60キロ離れています。「30キロ圏内ではないから」との理由を繰り返し言うのですが、玄海原発訴訟団が行った風船プロジェクトでは、風船は偏西風に乗って背振山地を超えて久留米市に降りてきました。同心円状で簡単に30キロ内だからと危険安全は測れません。福島原発事故では200キロ離れたところでも放射能汚染が見つかっているのです。
 原発事故で多くのものを失った日本。絶対に繰り返してはならない、一度起こったら取り返しがつかないことを私たちは学びました。安全の保証は原発を廃炉にすること、動かさないことが一番です。いろいろ立場の違いはあれ、市長にもできるだけ早く一緒に声をあげて欲しいと願います。




森友ショック

February 28 [Tue], 2017, 0:16
 安倍首相の足下が崩れだしました。国有地を破格値で「森友学園」に払い下げた問題。不可解極まりない。国会での安倍首相の狼狽ぶりを見ると、間違いなく係わっている、黒だと思うのは私だけではないはずです。そして、これだけに終わりません。その姉妹園である「塚本幼稚園」の教育方針はでたらめ。子どもたちがやらされていることは、考えられない!の一言です。戦前の「教育勅語」を暗唱させ、運動会では他国蔑視、戦争法礼賛、安倍首相の激励を子どもに言わせます。憲法違反のオンパレード!基本的人権も主権在民もあったものではありません。身震いがしました。

 安倍首相は一連の問題に、自分や名誉校長までなった(今は辞退したそうですが)妻の明恵氏には全く関係ないことだと、せわしなく身振り手振りで否定します。当初、指摘された時には森友学園を褒め称えていたのに、一週間経った今はこき下ろす始末。世論調査では8割近くの人たちは「やっぱりおかしい」「首相は全容を明らかにすべきだ」と、この問題の徹底調査を求めています。

 稲田防衛大臣の「日報」廃棄問題、文科省の天下り問題、「共謀罪」通過を至上命令とばかりに前のめりの金田法務大臣、そして、もう逃げられないところまで追い詰められる安倍首相。でたらめもウソも偽りも一気に噴き出し、隠ぺいできないところまで行き着いている。「一生懸命、一生懸命、一生懸命」このまま逃げきれると思ったら大間違いだぞと

一気に追い詰めていきたい。


毎週金曜日には津福駅に立って挨拶しています


2月26日、お隣りの佐賀県へ行きオスプレイ配備反対フィールドワークに参加しました。配備反対運動をされている地元漁協の方々のお話を聞いたのです。筑後地域からは44人が参加し、合わせて50人ほどで交流し佐賀空港で現地を見学しました。
名護沖のオスプレイ墜落事故のようなことが、有明海で起きれば海苔養殖に甚大なダメージが起きると聞き、トランプ政権に媚びへつらう安倍政権に怒り 有明のギロチンやオスプレイとたたかう漁師の皆さんと連帯してたたかいたいと改めて思ったのです。
2人の佐賀県議(写真は仲良しの武藤県議と若い井上県議)や市民運動の方々とも交流する貴重な時間となりました。

1月、早い‼️

January 26 [Thu], 2017, 21:56
 25日はある保育所に子どもを預けるお母さんたちと、関係部局との懇談をしました。私と甲斐議員も同行しました。現在の久留米市の保育システムの下では年度途中に担当の先生が変わることがあります。そのことで子どもたちが不安定になっていることに不安を感じ、その背景に先生たちの雇用状況があることに気づき、なんとかして欲しいとの願いから、この懇談会が実現しました。子どもが大事にされるためにも、保育士さんの雇用条件と待遇を改善して欲しい、との要望です。  部局の方々は誠意を持って対応してくれました。しかし、ことの重大さは理解できても具体的な対策が出ることはなく、「ご理解頂きたい」の一点張り。長年の制度ですから簡単ではありません。しかし、粘りと運動があれば必ず実現できます。あの東京だって、保育士の給与引き上げと大幅増員が計画されています。若いお母さんたちは、子どもたちのためですからくじけることはありません。元気に第一歩を踏み出したばかり。「分かりました。検討します!」と市の姿勢を変えさせるため私も頑張ります!  そして、26日は「原発なくそう! 九州玄海訴訟」原告団ちっごの会と、市防災課との懇談です。弁護士の方々がずらりと揃いました。福島のような事故は起きないと認めた上で原発再稼働はなされている。だから防災計画の細かいことは今は必要ない≠ニ受け取れる市の回答。 馬奈木弁護士は、「市長はどう判断しているのか。計画しても無駄である、市民の安全を守る為には再稼働はするなと判断し、声をあげて欲しい。それが私たちの最終の願いだ」と主張。  新たな安全神話を許さず、市民の命と安全を守るために原発事故の危険性を認識し、避難計画を作らなければなりません。あわせて、原発再稼働は絶対に許せない‼️ 改行が上手くいかず、読みにくいことをお許しください。なんか変になっています😢

2017 激動の年に

January 13 [Fri], 2017, 21:09
 年が明けて、本日は1月13日となりました。
 本年も粘り強くお付き合いくださいますよう、心からお願いいたします 明日明後日は全国的に寒波がおしよせるとのこと。➖27℃😱タオルが板のように凍っていました皆さん、どうぞお気をつけくださいm(_ _)m

 今年になって、世界はめまぐるしく動いています。アメリカのトランプ氏が大統領にもうじき就任です。いったい日本との外交はどうなるのか、日米関係はどうなるのか、多くの国民が不安に感じています。ヨーロッパの国々の動きも不安定です。自民党政治を変えることなしに国民の期待に応えることはできません。

 20日から通常国会が始まります。政府与党は一度は葬られた「共謀罪」を復活させようと企んでいます。オリンピックのテロ対策を名目に出してきます。嘘と偽りで強行採決❗️ 最悪のシナリオは許せない。

 いよいよ15日から日本共産党の第27回党大会が開催されます。日本と世界をどう見るか、政治を変え、閉塞感を打破する大会になると確信します。15日はセンター試験もあります。もうそろそろ、この雪の時期に試験を行うのはやめたら良いのにと、あちこちで声が聞こえます。受験生の皆さん、どうぞうまくいきますようにと願っています。

10日の日には、津福駅で今年初のご挨拶
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  • 現住所:福岡県
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    ・★散策-筑後川の流れに沿って歩く。とっても癒されます。
    ・★映画鑑賞-「食堂かたつむり」、画がキレイでした...
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福岡県久留米市で2015年4月から日本共産党の市議会議員として活動。法律・生活相談室室長としても活動しています。日頃の活動、市民とのふれあいを紹介していきます。
メールは、mutumikaneko@gmail.comまで。

[日本共産党久留米市生活相談所]
久留米市津福本町1512
電話:0942・32・6110
fax:0942・35・8538

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受付:6時30分〜7時00分
会場:えーるピアにて 弁護士が対応します
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