2012年05月08日(火)
叶恭弘「鏡の国の針栖川 3巻[完]」これぞ少年漫画のラブコメディ。
ラブコメかくあるべし。
叶恭弘「鏡の国の針栖川 3巻 (ジャンプコミックス) 」読みました。
3巻での完結は、短いような気もしますが、すっきりと終った印象。
少年漫画のラブコメらしい、爽やかな読了感でした。
いや、むしろ最近はこんな爽やかなラブコメ、少年漫画でもあまり見ない気が(^^;。
鏡に閉じ込められた者の呪いを解くためには、その者の恋を成就させること。
主人公の針栖川哲は、里見真桜と松川咲のダブルヒロインとの恋を見事成就させ、呪いを解いたものの、鏡から脱出した時、ヒロインの心から恋する気持ちは忘れ去られていた。そんなラストでした。
二人のヒロインと…なんて羨ましい展開ではあるものの、ありがちなハーレム漫画に陥らないのは、主人公の針栖川が、恋する気持ちにとても真摯だったことが大きいと思います。
男の子だもの、素敵な複数の女の子に目移りしちゃうこともあるよね。
針栖川は、そんな気持ちをごまかしたり、曖昧なままいい顔することなく、真剣に悩んで自分の結論を出しました。
そして、恋する気持ちを忘れてしまったヒロインに、再び告白する、前向きなラストシーン。誠実で良い男じゃない。
短いストーリーの中に、他のキャラたちの魅力もぎゅっと詰め込まれていました。
恋する気持ちを押し殺して、大好きな男と親友の恋を応援する咲ちゃん。
コワモテなくせに、心はどこまでもピュアで優しいツンデレ須田くん。
須田君と対をなす可愛さとクレバーさでで、ラストは咲ちゃんに告白する椿きゅん。
ノリの良さとは裏腹に、随所で的確な分析力を発揮するメガネっ娘岬ちゃん。
このメンバーで、もっといろいろな物語を読んでみたい気もするけれど、物足りなくらいがちょうどいいのかもね。
最初は、乳首加筆修正があるかもと期待して単行本を買ったのだけど、最後まで購読してよかったです。控えめにエッチなパンチラも、少年漫画らしくて良かった(´∀`)。





深入りせずに、直感で、絞っていく。
本当の戦いはここからだ。
とても語り尽くせはしないけれど。

















