(無題) 

2006年02月12日(日) 0時45分
アンジェラ・ミシェ一人称は僕。見た目は14歳ぐらい。東を生き返らせた天使。普段は仮の少年の姿。細く小柄だが大食いで怪力。(本人はあずまが少食なんだと思ってる)本来の天使の姿になると女性に変貌。そちらの姿があまり好きでなくコンプレックス。

あまり学校には行っていないが中学3年生。いつもゲームセンターでふらふらしていた。姉がいるが母は物心つく頃にはすでに亡くなっている。今は一人マンションで暮らしている。父は証券会社の重役で昔から対立。


ss 

2006年01月29日(日) 22時02分

玄関で倒れこむ。
嘘だ。自分がこんなに女々しい人間だったと思わなかった。
人一人がいないだけでこんなに不安になる。

『置いていかれた』

あの日、何故母が自分だけ残していったのかずっと考え続けていたのに。
また俺は置いていかれた。
ただひたすら憎しみが湧き上がってくる。
「あれだけ引っ掻き回しておいて。」
置いていくのなら…何故、俺の前に現れた?
どうして俺を選んだ?

「…っつ…う…」
たえきれなくなって俺は顔を覆った。
母が死んだ日、あのときから俺はなにも変わっていなかったのだ。

「あれ?火琉真。なにしてんの?」
後ろからふいに声がした。

そこにはきょとんとした顔の灯樹が。
「ちょ…ど…したの??顔がまっさおだよ!」
「…帰ったのかと…思った…」
「なにゆってるのー。契約したでしょ。」
振り返った姿勢のまま呆然と灯樹をみていた。
「吉野くんがシュークリームくれたから食べよ?ここのおいしいんだって!」

「…。ホラっ、こんな所に座ってないで…」
灯樹が俺の腕を掴んで引き上げようとした。
腕から伝わるぬくもりが灯樹がここにいると感じさせた時。
俺は抑えきれなくなって、逆に灯樹を引き寄せた。
「わっ…!ちょっ…!?」
カルマの方に倒れこむ。
抱きしめるというより無我夢中にしがみついた。細い背中だった。

灯樹は訳がわからないという顔

 

2006年01月08日(日) 1時56分
小銭にくだこうと財布を出すが先日降ろしたはずの数万は消えていた。
いつもこんな感じだ。
いくら降ろしてもいつの間にか消えていってしまう。
「天使の分け前ってやつか」
前に友人が言っていた言葉を思い出す。
降ろせる金はいくらでもあったがコンビニまで足を運ぶのが面倒だった。

「う…寒ィー…」
珍しく天気予報が当たり、今年初の雪が降り出していた。
(よりによって今ふるなよ…)
せめて自分が家に帰ってから降り出してくれれば。そんな都合のいい事を思っていた。
早く帰ろうと点滅する横断歩道へ走る。

いや、赤だったのかもしれない。
気が付いたときには

プロローグ 

2006年01月05日(木) 20時21分
プロローグ

みぞれまじりの冬の空。テレビで観たスローモーションのようだった。
白に染まるはずだった地面には赤黒い俺の血液が。
そして人々の驚きと嬉しそうな好奇心に満ちた顔。
そんなものをみるぐらいなら、俺はゆっくり近づくアスファルトの地面の方がよっぽど
いとおしいと思えた。

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まったく、クソみてぇな人生だ。

「…っつ…!ちっくしょう…!」
ガンッと格ゲーの画面にコブシをぶつける。
しかし、ただの無機質なテレビ画面にダメージを与えられるはずなどない。

気がおさまらないままに財布をのぞいてみたが1円や5円玉しか残っていなかった。
しかたなく、早くどけと言わんばかりの視線を投げてくる後ろの男にガンをたれつつ乱暴に席を立つ。

特にゲームが好きなわけではない。
しかしバカバカしい騒音と安っぽいネオンで満たされたタバコ臭い空間は何故か落ち着けた。

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