抗がん剤と副作用−1 

September 02 [Tue], 2008, 13:28
叔母の病気の状況から、抗がん剤治療しか選択肢がないとドクターにいわれました。

抗がん剤がやっかいなのは、薬が効くかどうかわからないのに副作用は確実にあり、身体が辛くなるとことです。
それでも、手術も放射線治療もできないとなったら、ほとんどの患者さんは望みをかけて、抗がん剤治療を選ぶのではないでしょうか。

自分だったらどうするかな。
最初からあきらめて緩和ケアでもなければ民間療法だけに頼るのも心もとないので、やはり抗がん剤治療に進むだろうと思います。


「抗がん治療をすれば寿命が延びるのか、それとも身体がボロボロになってかえって寿命を縮めることになるのか、どっちなんですか?」とI先生に聞く勇気はありませんでした。(医師の従兄弟T(叔母の息子)に聞いたら、それは誰にもわからないとのことでした。)

身体に負担のない、よく効く薬が開発されることを祈りたいです。


叔母はI先生の指示通り、11月中旬から2週間に1回、通院で抗がん剤の点滴を受けはじめました。
他に選択肢がないので覚悟を決めたのだと思います。

主な副作用は、よく知られている吐き気や脱毛などのほかに、味覚異常、貧血、便秘・下痢、口内炎、肝機能・腎機能の低下などがあります。

叔母の場合、食欲不振と胃のむかつきはあったものの、吐き気には悩まされず、味覚異常も限られていたので、食べる楽しみが最後まで残されていたのは幸いでした。
食事については別エントリーに書きたいと思います。

脱毛を心配して、医療用かつらを作りましたが、髪のボリュームが少なくなった程度でかつらを使うことはありませんでした。
大手のかつらメーカーのものは値段が高く、といってあまり安くて、いかにもかつらかぶってます、みたいなものもいやだったので、ネットで見つけた、berry & roseさんから購入しました。
事前にサンプルを郵送してくださるので、サイズやかぶり心地を確かめられますし、購入後、好きなスタイルにカットもできます。
なんと言っても値段が良心的なので助かりました。
治療費だけでも大変なのに、かつらに何十万もかけられませんから。


貧血がひどい時は輸血してもらっていました。

便秘には本当に困っていましたが、食べ物と薬でなんとかコントロールしていました。
叔母の場合、バナナとヨーグルトが多少効いたようです。
お腹を暖めるのも気持ちがよかったと言っていました。
家にいたときは、光線療法(民間療法)をしていましたが、お腹を暖めると腸が動き出し、治療中にトイレに行くこともしばしばでした。


便秘とともに下痢にも悩みました。
下剤を飲んでいると、急に兆しが来て待ったなしになることが多いので、紙パンツをはいておくと安心です。
下痢気味なのにお手洗いに行くのが難しいときは、軟便対応の紙オムツもあります。


口内炎が辛いときは、口内炎パッチ大正A を購入しようと思っていましたが、これもならずにすみました。

腎機能、肝機能が低下すると抗がん治療を延期することがあります。
抗がん剤を洗い流すつもりで、よく湯冷ましを飲んでいましたが、脚のむくみや腹水がたまってからは水分摂取が思うようにいかず苦労しました。

また、治療直後は骨髄が直撃されて白血球が減るので、健康な人なら拾っても何でもない菌で大事になることがあります(叔母は原因不明の腸炎になってしまいました)。
医師からの指示はありませんでしたが、生ものは避けたほうがいいのかもしれません。
アメリカでは、治療中は絶対に生物(さしみ、生野菜、加熱していない果物)は食べないようにと言われています。

また、患者さんに近づく人は手洗いうがいを念入りに、風邪気味だったら絶対に叔母に近づかないように気をつけていました。

副作用は言われていることが全部出るわけではないですし、それぞれ対策があるので、前もって準備することもできて必要以上に心配しなくてすみました。
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