フレッシュマン・フィールド・セミナーによる酒蔵訪問(その2) 

2017年11月17日(金) 19時15分
昨日、先週にひき続き、「フレッシュマン・フィールド・セミナー(FFS)」の授業で酒蔵を訪ねました。このたび受け入れをしてくださったのは、浜田市三隅町の日本海酒造株式会社さんです。
到着すると、常務取締役の大坪さんにお出迎えいただき、すぐに酒蔵を見せてくださり、工程を説明してくださいました。ゼミ生の半数は酒蔵見学は初めてでしたので、ていねいにご案内いただいたのはありがたいことでした。その後、社員寮の和室で、さらに詳しいお話をうかがいました。日本海酒造さんでは、原料米の95%は島根県産のものを使っておられ、契約栽培をされる生産者も増えてきたということでした。そして、お話から生産者のみなさんとの関係をたいせつにしておられることがよくわかりました。それは良いお酒を造るためなのでしょう。一方で、販売先については、県内3割、県外4割、海外3割が理想的だと語られました。地元での消費が先細りしてきた状況においては、合理的な判断に違いありません。そこで、問題になるのが、たとえば地元産の米を使うといった、ある意味では地域色(ローカル色と言ったほうがわかりやすいかもしれません)を出していくことが、地域外における販売に効果があるのかということです。首都圏では島根県は知られていない、まして海外ではなおのことという大坪さんのお話でしたが(学生の中には笑った者もありましたが、ここは笑うところではありません)、そうすると、地域色を出すことは、地域外での販売にプラスに働くわけではないと理解できます。私たちはよく地域ブランドなどと言いますが、現実は生易しいものではないのでしょう。
その他にも、大坪さんには会社の経営について率直に語っていただき、地方のけっして規模が大きくない日本酒製造業者が置かれた厳しい状況(他の中小零細企業にも相通ずるものがありそうです)に考えを巡らせる良い機会をいただきました。ありがとうございました。
ところで、このたびの授業では現地までの往復に公共交通機関を利用しました。FFSもまた、昨年度まで文部科学省の大学間連携共同教育推進事業による補助金を受けていましたので(ずいぶん減額されてもいましたが)、学生の交通費は補助金からは支出できないなどといった制約もあいまって、バス等を借り上げて利用していました。補助金がなくなったいま、経費節減も必要だと思い、当ゼミは公共交通機関の利用しようと考えたしだいです。お金がないのならばフィールドワークに出かけることをやめてしまおうという流れになってはならぬという思いもあります。しかし、JRと地元バス会社の団体乗車券の手配を自分でやってみましたが、慣れないことで少し手間どったことは確かです(中高校で部活動の顧問をなさっている先生には特別なことではないのでしょうが)。
と言うわけで、最寄のJR駅から日本海酒造さんまでは1.7kmほど歩かなければなりませんでしたので、天候を心配しました。少し前の週間予報から、雨が降るかもしれぬと覚悟もしていたところですが、実際は、薄日も射すていどの天候で、安堵したところです。他のゼミは、おそらく、大学の公用車や借り上げ車両を利用してドアツードアで移動しているでしょうから、当ゼミの学生には不満があっても不思議ではありません。文句を口にすることなく、ついてきてくれた彼らに感謝します。

フレッシュマン・フィールド・セミナーによる酒蔵訪問(その1) 

2017年11月10日(金) 5時40分
昨日、1年生の必修科目「フレッシュマン・フィールド・セミナー(FFS)」で益田市の株式会社桑原酒場さんを訪問しました。大学間連携共同教育推進事業の終了に伴って「山陰地域フィールド体験学習(しまねの地場産業と文化)」が本年度は非開講になっており、それならばと、その授業でテーマとしていた日本酒をとり上げたというしだいです。山陰地域フィールド体験学習では、広島国税局の酒類業調整官が見学を受けてくださる酒蔵、酒類小売店舗やお話しいただく講師のみなさんの調整を一手に引き受けてくださっていたのですが、FFSでは、その手続きをみずからすることになり、それがものすごくたいへんだったというわけではないものの、準備が遅れ遅れになったことは否めません。
このたびは、ゼミ生16名のうち半数を引率して訪ねました。桑原酒場さんでは、専務さんと杜氏さんが迎えてくださいました。思いがけず、説明のための資料までご準備いただいており、感謝申し上げます。まず、蔵の中を見せていただき、杜氏さんに製造工程をご説明いただきました。精米作業こそ始まっていたものの、まだ本格的な造りはこれからということでした。米は、精米の過程で熱をもち、水分が飛んでしまうので、1か月ほどおいて水分が戻ってから使われるとのこと、私も初めて認識したしだいです。桑原酒場さんでは、しっかり熟成させたお酒を出したいと考えておられるそうです。貯蔵蔵のタンクにはまだお酒が入っていました。つくられたお酒はすぐに出荷されるような、勝手なイメージをもっていましたが、熟成させることもまたたいせつなのですね。蔵の見学後は、専務さんからお話をうかがいました。香りを求めることはせず、味わいを重視しておられるとのことで、食事とともに常温やお燗で楽しんでもらいたいということを、くり返し語られました。私たちも、造り手の想いや意図を知ると、お酒の楽しみ方が深まるのではないかと思います。ということは、それらが伝えられることがたいせつということでしょうか。
さて、このたびの酒蔵訪問は、授業としてはいまひとつ満足のいくものではありませんでした。それは、学生からの発言が少なかった点においてです。4週にわたって事前学習し、先週は質問を考えたにもかかわらず、ひと言も発することがなかった者が半数以上であったことは猛省すべきでしょう。もっとも、私自身も、もっと気のきいた発言ができてしかるべきと思われ、まだまだ勉強不足でした。
ともあれ、通常、一般の見学の受入はなさっておられないにもかかわらず、私たちの授業を受けてくださった桑原酒場さんには、あらためて心より厚くお礼申し上げます。

弥栄産業まつり(第30回) 

2017年11月03日(金) 23時45分
本日は、家族で「弥栄産業まつり」に行ってきました。授業でお世話になったみなさんと再会できることも嬉しく、毎年楽しみにしています。好天に恵まれ、多くの来場者でにぎわっていました。
前にも記したことがあると思いますが、多くの集落の販売テントが出ることがこの産業祭の良いところです。しし肉の焼肉、そば、いも天、かぼちゃコロッケを会場でいただき、土産に大学いも、揚げいも、タマネギ、ジャガイモ、合わせ柿(西条柿)、ゆず、洋焼菓子、新米(秘境奥島根弥栄のつや姫)を買い求めました(下の画像)。

出雲市平田町行き 

2017年10月02日(月) 22時45分
本日、出雲市平田町にて河川関係の会議があり、行ってきました。
2回予定されていた会議の2回めで、1回めを欠席していたこともあって、ようす見してしまったこと、そして、地元のみなさんが積極的に発言されることから、私に発言機会はありませんでした(意見は、別途、事務局にお知らせすることにしましょう)。地元のみなさんの大きな問題意識は、増水時の氾濫防止や被害軽減もさることながら、平田船川の水量が少なく、流れがほとんどなく、藻や菱が繁茂し、水が汚濁しており(BODについては、概ね環境基準を満たしているそうですが)、これを改善しなければならないというものです。かつて木綿の集散地として栄えた平田船川周辺の木綿街道の観光振興という観点からは、確かに重大な問題でしょう。
ところで、帰途、JR出雲市駅で「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」を見かけました。けっして「鉄分」が多いほうではないので、隣のホームから写真を撮るにとどめました(下の画像)。深い緑色の車体は、なるほど、美しいですね。

愛車とお別れ 

2017年09月30日(土) 23時15分
本日、7年間乗ったクルマを手放しました。その間の走行距離は16.7万kmでした。特別な遠出をしたという記憶はあまりありませんが、夫婦2人で使っているということが、走行距離が伸びた理由だったのでしょうか。
WRCに参戦していたスバルが好きでしたので、「WRX」の文字が入らないこのクルマには、思い入れがあったとは、ちょっといい難いところもありました。自分が忙しくしていたということもあって、洗車ももっぱら妻がしていました。すり傷も絶えなかったように思います。かわいがってあげられなくて「ごめんね」と言いたい気持ちです。最後に、洗車してあげて、写真を撮りました(下の画像)。7年間、ほんとうにありがとう。
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