まだ生きてるよ(ぽそ)

September 18 [Wed], 2013, 23:11
まだここに来てくださっている方いらっしゃるかしら〜?
実はまだ生きていたムネマサですコンバンハ!

あまり放置しすぎると、ブログって見えなくなっちゃうんですね!
まだ書き込めるのかテストです。
IDとPASSを調べ直しましたよ。

最後に自分がいつ何を書いたか全く覚えていませんが、現在はゆりあと仮面ライダーオーズにはまっております(何があったぁ!)
今関西では、3テレビで月〜金の朝に放送しているんですよ!
何これすっごい楽しい! 毎日見れる幸せよ!!
しかし、ゆりあの息子のおかげっていうかせいで、この歳で仮面ライダーを見ることになろうとは…!

他には、よくある話ですが友達のすすめで「進撃の巨人」にはまったり、タイバニ映画第2弾を来年2月までおあずけ食ったり、まぁ平和なもんです。

そうそう、進撃の巨人の立体起動を見たとき、私もイギリスであれやったじゃねーか!と思い出しました。
あれ、3回ほど前回りと後ろ回りで回転して楽しかったんだけど、降りたあと足腰立たなくなったんだよなあ……。
とにかくめちゃめちゃ筋力がいることは体験しております。
OPでエレンたちがクルクル回っているのを見て「無茶しやがる…!」と思わずにはいられません。
アンカー2本だけという頼りない状態で移動し続けながら巨人と戦闘とか、まぁ死ぬで!

以上、「現在公開できる情報」でした〜。

次回書き込みは4年後か?
あ、東京オリンピック決定おめでとう〜〜!!
レッツ お も て な し ♪♪
にっさまと一緒に盆おどるぜ〜!!

ロンドン五輪と吉本新喜劇じゃ〜

August 29 [Wed], 2012, 14:24
ロンドン五輪の開会式でジェームズ・ボンドと共にヘリからスカイダイブした女王陛下、その直後観覧席に現れた女王の頭の羽根飾りが一瞬乱れ髪に見え、「えっ、女王ほんまに飛んだん?!」と仰天し、家族に「そんなわけないやろ…」と突っ込まれた、人を疑う事を知らぬ無垢なゆりあです(死)。
しかしすんごい演出でしたね。国民に敬愛されているという点では天皇陛下も同じですが、日本人にこの発想はないわ…。

あの開会式には見たかったものが全てあった。四兄弟の土地が次々映し出されていくモニターを見てニヨニヨしたのは私だけではありますまい。田園風景、紳士、産業革命、ジェームズ・ボンドにミスタービーンにウォルデモード卿、そしてシメはビートルズ。奇を衒わず、保守的で、でも見せ所は盛り沢山なイギリスらしい、良い開会式でしたね。
雨天かつ石畳という鬼畜のようなマラソンコースも、(観ている分には)とっても眼福でした。
そして閉会式、まさかのバットマン&ロビンの登場にウホッとなったのは私だけでは(以下略)。感動をありがとうロンドン五輪。イギ熱がアツいこの時に、この五輪に立ち会えて本当にラッキーでした。

ところで2020年には日本への招致を考えているそうですが、日本でやるとしたら、開会式はどんな感じになるでしょうね。
ロンドン五輪ではチャーチルさんが出てましたが、日本の場合近代史絵巻なんかをやるとあちこちからうるさいので無理。そういうの以外で日本が世界にアピール出来る点を考えてみたのですが、向こうがビートルズを出すならこちらはもうジャパニメーションしかないでしょう。
ナルトとかコナン君とかルフィとか悟空とか綾波とか、もういっそジブリも持ってけ!な感じで、海外オタクに大人気のキャラを、日本の持てる力の全てを注ぎ神が宿るほどのハイ・クオリティで、五輪仕様に一挙書き下ろし!背景も写真と見まごう程の凝りようですよ。それを巨大モニターで流すと。国歌も敢えてボカロで。オーラスに現れるのは等身大ガンダムでキマリ★案外イケると思うんですが、どうでしょうこれ…。

話は変わって。

長男の誕生日がこの8月にあったので、夏休みだしどこか連れて行って欲しいところはあるかと聞いたところ、
戦隊ヒーローと吉本新喜劇のコラボ、その名も『特命戦隊ゴーバスターズと吉本新喜劇じゃ〜』を観に行きたい!と。行ってきましたよ、なんばグランド花月まで。どう見ても子供向け演目なのに夜公演しかないというところに(昼は観光客の書入れ時の為)なにわの商人魂をみました。

土曜日の公演だったのですが、息子に「大阪の伊勢丹の仮面ライダー展も行きたいんでしょ?何時頃出る?」とたずねたところ、「あっ、お昼のテレビの新喜劇観観てから出るわ」と。お前どれだけ好きなんだ……。

地下鉄御堂筋線を降りてごっみごみした繁華街を抜け、向かいはNMB48のシアター、隣にはたこ焼き屋。前にここに来たのはまだ結婚する前のダンナとでしたが、その8年後こうして息子の手を引いて…来たのがなんばグランド花月ってのがなんだかしょっぱい気もしますが、まあ関西人の聖地ということで。
券売機にカードを入れると「あっりがっとしゃ〜〜〜ん」という気が抜ける音声と共にチケットが出てきます。いちいちアホでいい、大阪…。

会場内は大入り満員で、グルーミングアップとばかりに吉本若手芸人と一緒に「なんでやねーん!!」というツッコミを何度か練習する子供達。こうしてお笑いグラデイエーター達は育っていくのですね。
そしてきっと子供向けだろうと思っていた内容ですが、金持ちのお嬢様がいて、下町の庶民の青年と恋をして、でもお嬢様の父親である社長が強引にお見合い相手を連れて来て、さらに地上げ屋のヤクザが絡んで…というお約束の展開を、戦隊ヒーローをしっかり絡めながら演出し、大人も子供も爆笑させるという荒業を、見事にやってのけてました。息子…笑いすぎてちょっとちびってました…。

ちなみに「吉本行ったらナマの芸能人と会えるかなあ!」と楽しみにしていた息子。舞台にMr.オクレが出てくると、「Mr.オクレや!お母さんあれMr.オクレやで!すごい、Mr.オクレは本当におったんや!!」とラピュタを発見したパズーのような興奮を見せておりました…。生まれて初めて目にしたナマの芸能人がMr.オクレ…。楽しい夏休みの思い出ができたようで良かったです…。

続きから拍手お返事です。BS11でのスパナチュ放送情報ありがとうございます!現在焼けぼっくいに火がボウボウです〜!!(ちなみにムネマサはGYAOの無料動画で観てるそうです)何なんあの兄弟…ワイを萌え殺すつもりか…。

旅の会話ブック米国&英国編(ネタバレあり注意)

July 19 [Thu], 2012, 17:25
7月は誕生日が目白押し…カナちゃん、メリカ、そして兄ちゃん。今年のインデペンデンスデイも日本では絶好の雨天で、ずいぶんと萌えさせて頂きました。とりあえずイギはこの時期日本に来ちゃいけない。


そして時を同じくして、彼らに埋もれるようにひっそりと私の誕生日も通り過ぎました。ダンナがアニバーサリー不感症であるということはここでもイヤという程書いてまいりましたが、今年も何事も無かったかのようにその日が過ぎてゆこうとしていましたとも…!歳の数だけ赤いバラを…とか(従姉妹夫婦がこれやってるんです)もうそういう夢は見ない!めんどくさい諸々はいらんから、ゼニをくれやあ!とストレートに現ナマをせびったところ、一応「誕生日お祝い」と書かれた祝儀袋をくれました。いい歳なので冠婚葬祭には慣れたダンナ、その祝儀袋の体裁はカンペキでしたが…ええ、うん、なんか……まあいいや。

そして私はその現金を持って本屋へ行き『ヘタリア旅の会話ブック・アメリカ編』および『イギリス編』、そして『図説・テューダー朝の歴史』(ふくろうの本シリーズ)を買い、マッサージ店で「ボディ+リフレクソロジー:40分コース」を頼み、ひとり分のショートケーキを買って帰ったのでした(ダンナと息子はケーキ苦手)。私の理想としていたのとは何かがちょっと違うが…まあもう贅沢は言うまい!私は満たされた!!

またその誕生日当日、せめてちょっとハッピーな事があるといいな♪と思っておりましたら、洗濯機のあるあたりからジョボボボボボ…と耳慣れない水音が。
なんじゃろうと思って覗いてみると、ひいいいいいいい!!洗濯機にくみ上げ中の風呂水給水ポンプのホースがが洗濯機からはずれ、床の上でのた打ち回っている!わあお…本来洗濯機に汲み上げられるべき風呂半量ほどの残り湯が、床上4cmくらいまで溜まってました★はははは…、3●年生きてきて、床上浸水初体験っすよ…(涙)。時々こういう事おさるのジョージがやらかしても、黄色い帽子のおじさんは苦笑で留めてますけど、彼は菩薩だと心の底から思いました。そしてこの時、アイデアグッズ売り場で衝動買いしたドイツ製吸水クロスが死ぬ程役立ったのでした。こういう時頼りになるのはほんまドイツやわ…!!
さらに、この日に合わせて実家の親が送ってくれていた誕生日プレゼントが、郵便事故に遭っていた事が後日判明。いろいろしょっぱずぎるバースデーだったのでした。



前述のふくろうの本シリーズ(河出書房新社)http://www.kawade.co.jp/np/owl.htmlは、一冊1800円とややお高めなのでしょっちゅう買えるものではないのですが、何か自分の中での祝い事がある度に、一冊づつコレクションしています。世界の歴史や文化について、カラー写真やイラスト入りで非常にわかりやすく説明するシリーズで、どなたのシュミなのかイギリスを取り上げたものが非常に多い!シャーロック・ホームズや切り裂きジャック、執事・メイドの生活、貴族の城館と暮らし、ティーカップの歴史…。中でも超オススメは『ヴィクトリア朝百貨事典』ですが、今回買った『テューダー朝の〜』も大当たりでした!百年戦争からばら戦争、アルマダの海戦まで有名どころはもちろんの事、庶民の娯楽や生活に至るまで、イギリス好きにはどこから開いても楽しめる一冊です。しかしヨーロッパの弱小国だったイングランドが、エリザベスと共にだんだんのし上がって行き、ついにはスペインをフルボッコにして高笑い…まさにイギギの青春期とも言えるテューダー朝は萌え抜きで見ても面白いですが、萌え入りで見るとさらにさらに面白いですね。
それしにても…この時代、「無実なの解ってるけど生きていられると微妙な立場だから斬首ね」という人間が多すぎる…!無実なのに、斧で首をぶった斬られる、その前夜がどんな気持ちだったのかと思うと、想像だけで胃がよじれる思いがします。500年ほど前とは言え、我々と同じ様にあくびもすりゃお尻も掻くであろう人間が、こんな事をしたりされたりしていたんだもんなあ…。



そして…ヘタの旅の会話ブックですが…。以下ネタバレになりますので、ご注意くださいね



旅行に役立たない…わけではありませんが、旅行先にわざわざ持っていくならもっとそれに向いたものがあるはずなので、雑学書として見るのが適当かと。
しかし私のような英語能力皆無の人間にとっては、インチ・フィート・ヤード・マイルといった距離や、オンスやパイントといった重さや量の単位などは、ほおおお〜という感じでした。
あと、単語の発音が現地のそれに忠実に書かれているので、(例えば米国編でUKは「ユケイ」、USAは「ユーエセイ」、カリフォルニアは「キャラフォーニャ」、ニューヨークは「ヌーヨアク」といった風に)メリカったら、イギギのことをユケイと呼んでいるのね、とニヤニヤ出来ました。ありがとう。

その他、イギリス英語とアメリカ英語の違いがこれでもかとばかりに双方の本にて詳しく紹介されています。ビルの階数の呼び方が違うので、ファースト・フロアで待ち合わせてすれ違う、というのは最早お約束ですね!

そうです、旅行ガイドブックに見せかけて、その実ガイドの幕間でメリカとイギギがいちょいちょし合うという、買ってビックリ見てビックリな内容だったのです。


まず、アメリカ編。
休暇をのんびり独りで過ごす地として、アメリカを選んだイギギ。しかして、空港に降り立ったイギの前に颯爽と立ちはだかったのはメリカ…!!(メリカ曰く、『君の行動は全てつつ抜け』)

他の皆(日本とか)も来るから、君はついでだぞ!とツンしつつ勝手にガイドを始めるメリカですが、気が付けばおじいちゃん達はどこかに消え、ふたりっきりになっている不思議。お前が自分勝手に歩き回るから、みんなはぐれちまったじゃねえか!と怒るイギギに「君がはぐれればよかったのに」とまたもやツンしつつ、
「イギリスには俺がご飯をごちそうしよう!昔、美味しいものを食べさせてもらったことだしな」と……!!
違う!今日のメリカは何かが違う!!最初から怪しさ満載ではありましたが、何かこのあたりから裏に策謀めいたものがビシビシ感じられます。それを疑わないのは、世界広しと言えどもこの眉毛くらいのものです。

そうこうして満腹になり、食べきれずに苦しがるイギギに、「そんなんだから君はずーっとちっこいままなんだ!」とまたしても意味深発言を投下するメリカ。自分のホームにやってきたフラグクラッシャー・元兄に、なにやら勝負をしかけやがる気ですよこの若造…!

その後ついに昏倒したイギギ(食い過ぎというより、メリカと一緒に建国にまつわる名所旧跡を巡った事が原因なのでは…)を一旦往来に放置するも、どこからともなく現れた仏兄ちゃんがイギリスにちょっかいをかけようとした瞬間、高速でイギの元に駆け戻るメリカさん。いいツンデレです。いいのが出てます。
ここでも「君たちの会話は全て筒抜けだ」というメリカに、さすがにニブチンな元兄もようやく「もしかして監視されてる…?」と気付いたようですが、それがどういう意味を持つのかにまでは思い至らなかったのです…。


その後兄ちゃんは2人の前から消え(どうなったかは深くは追求するまい)、旅ガイトもいよいよ終盤へ。旅と言えばお土産ですが、米国はお土産にはあまり力を入れていないそう。それを指摘したイギに、

「土産もいいけど、俺は旅を楽しむ事をメインにして貰いたいからね!」
「なーにいってんだか…」
「それに、思い出こそ最大のお土産じゃないかい?(キラッ★)」
「どこの映画でそんな台詞覚えたんだよ…」

ええ雰囲気やで!こいつらええ雰囲気やで!!若造やりよったで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

その後、今度はメリカがイギギの家を訪れる約束をして別れる二人。
メリカがその後、自宅でガッツポーズをしながら雄叫びを上げているかどうかは、きっと神様とトニーだけが知っています…。


そうそう、この本のもうひとつの見どころは、ヘタリア本編を英語バージョンで再現してくれているところです。日本語版と対比して読んでみると面白い!
そしてそこで、知りたくもない事実を知ってしまったのでした。

新大陸の小さな天使が、多感な成長期の少年が、そして育ちきった彼が笑顔でイギギに投げかける、

『くたばれ、イギリス!!』

あれって英訳すると

『F●CK YOU!』

なんですね………。


お前が言うとシャレにならんわ!!!



続くイギリス編では、さぞかしめくるめく…と期待度MAXで挑みましたら、意外とヘタレなメリカさん。あのエグい程のアグレッシブさは、ホームにいたからこそ発揮されたものだったの…?
すわ、「ふたりの愛ランド」をデュエットしてくれるのか、「チオ!」「ビタ!」と叫びながらプールサイドを駆けてくれるのかと臨戦態勢で待機していた私の妄想は、どこへ行けば…?
なんか途中で一部、がっつり仏英になってたし。

おじいちゃん同伴でやってきたかと思えば、兄ちゃんに路上で襲われてひん剥かれるイギギをスルーし、しかし「イギリスが昔作ってくれたようなロートビーフを食べたい!」とか抜かす。
この若造が何をしたいのかおばちゃん皆目わからない!!米国編を上回る中二ぶりです。

もしかして、米国編でファンのホモ心を思う存分刺激してこの本を買わせ、この本を読んだ人間が「むしろ仏英にフラグ立ってんじゃん」と思ったタイミングで仏国編を出す、という編集部の黒い陰謀が裏に…?!
まあ、それはそれで喜んで買わせて貰いますがね。(節操なし!)
そして、わざわざ渡英してまでマの付く『例の食品』を嬉々として買って帰ったわが祖国の世間知らずぶりに、目頭が熱くなったのでした。

そんなわけで、萌え度及び内容充実度的には米国編がイチオシですが、英国編もイギリス好きなら買って損はしないでしょう。ひまさん書下ろしのパジャマ姿のリラックスイギギがちょろちょろ点在し、裏表紙のイケメリカと合わせて妄想することは十分に可能です。寝ぼけ眼で片っぽだけスリッパ脱げてるとか、ひまさんあざとすぎる…!

最後に、ヘタリアってどうして本屋によって置いてある場所まちまちなんでしょうか。
チェーン店でも、支店によって違うところに分類されているので、いちいち探すったら…!ちなみに米国編は『女性向け・BL』のコーナーに、英国編は『四コママンガ』コーナーのところにありました。
やはり米国編は、よりアレでソレな内容だったという事か…!?


以下、拍手お返事です。


早く人間になりたい

June 22 [Fri], 2012, 12:30

このところ手にしびれるようになりました。腕から手にかけての一帯の感覚が鈍くなっている感じです。

すわ、アタマの血管がどうにかなったか!!と急いで脳神経外科へ。
なんたって出産以降大分落ち着いたとは言え、いまだ病院で測ると血圧140/100を叩きだす女だから!!(家だと130/80くらいなんすよ一応…)それだけに留まらず家系的に高脂血症になりやすく、30代の今から「卵は一日ひとつまで」と言われているとあって、ついに…ついに詰まりやがったかも…とドキドキしながらCTスキャンして貰いました。
しかして結果は何ともなく、先生には「手のしびれって心因性の事が多いんですよ。何かストレスでもあるんじゃないですか」と言われたのでした。

心因性…ストレス…心配事……取り立てて思いつくものもないが(B型だしな)、先生がそう言うならきっとそうなのだろう。確かに「ひまさんって今どうしていらっしゃるのかしら。早くキタユメ再開して下さらないと、ロンドン五輪始まっちゃうから!イギファン的にネタの宝庫だから!てか、開会式のテーマが『田園風景』で、会場に牛とか羊とか放牧するって、それ大丈夫なん?!」と思い悩んで(?)はいるし、夫はトドで長男はオタクで次男はハゲだし、きっと自分が思うより、私は繊細なつくりなのだろう…と納得しながら帰路についたのでした。

数日後、どうにも肩の凝りがひどくて、マッサージに行こうと思い立ちました。しかしリラクゼーション系のところは一回4000円くらいするんですよね。高い…そうだ肩こりで整形外科に行ったという話を聞いた事があるぞ、あそこなら保険が利くし、整体師さんも巧いだろうし、悪いようにはならないだろうと近所の整形外科へ行ってみることにしました。

そこで肩こりの相談をするついでに「手もしびれるんですけど、肩こりとも関係あるんですかねえ」と何の気なしに話したら、「しびれもあるの?一回首のレントゲン撮ってみましょう」と言うことに。
えっ、首?だってこのしびれ、心因性ですよ?繊細なアタイのハートがビリビリ言わしてるんですよ?

そしてその結果。

「あなたこれ、頚椎ヘルニアですよ!見て、ここはみ出てるでしょ!しかしあなた首長いですね〜〜〜〜!」

はみ出てましたか…………!!!(てか心因性は………。)

そして私は人より首が長い事が判明しました。だるま落としみたいに連なった頚椎のひとつひとつが大きいんだそうで、先生ったら、いや長い長いと、秘境で首長族に出会ったかのような興奮っぷりでしたよ…。
そういえば小学生の頃男子に「キリン〜」と言われた事があったが、その後はその他のパーツの方が目立ち出し(高校生の頃のバイト先では「たぬきちゃん」と呼ばれ、現在ダンナには「おでこ」と呼ばれている私って一体……総合するとほどんと『妖怪・ぬえ』である)キリンうんぬんの事はすっかり忘れていたが、あの時の指摘は正しかったぞ小学生男子!

つまり、人より長い頚椎に、次男の重みで負荷がかかり、椎間板がにゅろっとはみ出して神経を圧迫してしまったと…。「何が悪かったんですかね?」と聞くと、「貴方が何をしたからっていうんじゃなくて、首が長かったからですよ〜」と先生最後まで半笑いでした(涙)

それからは機械で首を吊りに通う毎日です。上から下げたロープに首を引っ掛け、一定時間ひっぱり、一定時間緩めるを繰り返すのですが、中世の人がタイムスリップしてきたら、確実に拷問の最中だと思うだろうな。結構気持ちいいんだけど。時々これをしながらぐっすり眠りこけているおじいちゃんもいて、傍から見る図にはとっても怖いです…。幸いその医院は家から徒歩五分のところにあり、おじいちゃんおばあちゃんの憩いの場でもあるので、私がハング・マンになっている間、誰かしらが次男の相手をしてくれて大変助かります。

そしてその後、実家の両親からは、「ろくろっ首さんへ」という労りのかけらもない題名のメールが届きました。こうして着実に妖怪化を進める私なのでした。


スーパーヒーロー大戦なる映画を観て来ましたよ

May 18 [Fri], 2012, 16:49
先だってのGW中に長男にせがまれて、仮面ライダーと戦隊ヒーローの映画『スーパーヒーロー大戦』に行ってまいりました。

その日はGWの中でも晴天に恵まれ、「こんな晴れた日に映画に行くような物好きもおるまいよ。穴場、穴場。」と思っていたのですが、行ってみれば、えええええ〜〜〜〜片田舎と言ってもいいくらいのこの町の、どこにそんなに人間いたわけ〜〜〜〜〜?!ってなくらい混雑していました…。皆、もっと外で遊ぼうよ!!(お前が言うな)
長蛇の列であるチケット売り場に並ぶ事数十分(飽きた息子は「ちょっとガシャポン見てくるわ〜」と早々に戦線離脱)、それでもじりじりと前進し、売り場が見えるくらいにまでなりました。もうちょっとよ、頑張れ私!!

………ピンポンパンポーン〜〜……●●そういちろうくんのお母様〜お子様が迷子になっております…至急サービスカウンターまでお越し下さいませ〜〜〜………

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………(うつろな目)

泣く泣く、本当に泣く泣く列を離れ、息子を迎えに行きましたよ…。
「ぼくさあ、お母さんの名前からうちの住所まで全部言えたんだけどさあ…」と必死で言いつくろう息子。そんな小賢しいフォローいらんのじゃ!!いくら雑踏とは言え、半径30メートル程のワンフロアで迷子になってる時点でダメダメじゃ!!
「もし席取れなかったら帰るからね!」「そんなのいやああああああああ!!!!」としゃくりあげまくる息子の手を掴んで最後尾に並びなおし…ええい泣きたいのはこっちだ!!
その後なんとか席が取れたのは奇跡でした。ってか、『スーパーヒーロー大戦』で(しかも観る前から)こんなにHP削られてる私達って……。

そもそも、『息子とヒーロー映画鑑賞』と言えば、父親の役割だという認識がわりとありませんか?なのにダンナときたら、「そんな男ばっかり出てくる映画、何が楽しいねん」となどと言って腰を上げなかったのですよ!「じゃあプリキュアなら観に行くんかい」と聞いたら「えっ…それもちょっと…」と言葉を濁してましたが。ええいなんて使えない男だ!!
うちの兄なんか、姪をプリキュア映画に連れて行って、「○○(姪)はキュアピースがイチ押しやって言うけど、僕はあの関西弁の子やな。プリキュアシリーズで関西弁って新しいやんね」と嬉々として語っていましたよ。ここまで楽しんでこその親子映画鑑賞!!ヤツにツメの垢を煎じて飲ませたい!!
我が家には女の子がいないのでプリキュアとは縁が無いのですが、「セーラームーンと何が違うの?」と聞いたところ、「最大の違いはタキシード仮面に相当するキャラがいないとこやね。全体的に恋愛要素低め」という的確な答えをくれました。こんな我々兄妹は大人になっても仲がいいです。それぞれの連れ合いには「この人たち何語を話しているんだろう」という目で見られますが。


さて、話は戻して此度の映画ですが、煽り文句は“仮面ライダーVS戦隊ヒーロー”。なんで?!そう思いますよね。私もそう思いました。

「お前らさあ、公衆の面前でそんな格好してて恥ずかしくないわけ?」
「お前らに言われたくねーよ!!お前らこそ何?いつも5人でつるまなきゃ何も出来ないわけ?女の子の力まで借りちゃって、超ダッセーの!!」
「お前らみたく、ホ●全開よかよっぽどマシだわ!わかってんの?スーパーヒーロータイムよ?日曜朝よ?男と男が男を巡って火花散らすとか、イタイケなお子様にやなもん見せんな!!【腐向け】タグつけとけこの野郎!!」
「ふーんだ!自分らがお子様にしか相手にされねーからってひがむなよな!お前ら黙ってお●ちゃ王国のステージショーで幼稚園児と握手してろ!」
「お子様向け上等!そもそもそれが王道だっつーの!お前らみたく、おおきいお友達が玩具買い占めて変身ベルト買うのにダフ屋頼みって方がおかしいんだよ!」

…みたいな話なのかなあ?と思いながら観たのですが、まあ当たらずとも遠からずでした(ホンマかい)

まあ、ぶっちゃけていうと、(以下ネタバレですよ)「ライダーのひとりと戦隊ヒーローのひとりが、何と敵側に寝返り、トップに君臨!!ふたりの策略により、互いを敵だと思い込み、相打ちとなって倒れていくヒーロー&ライダー。なんてことだ、まさかあいつが俺達を裏切った上に、こんな戦いをさせるなんて…愕然とする仲間達。しかしその2人の策略こそが、敵を欺く策略であった!寝返ったふりをして、敵側を油断させ、まとめてボーンよ、ふふ★」という展開。「敵を欺くにはまず味方からってね★」というオチで大団円になるかと思いきや、そうは問屋が卸さなかったのです。彼らの一連の行動にブチ切れた、いわゆる『女房役』キャラの2人。あんさんがウチを裏切った思て、ウチの心がどれだけ、どれだけズタズタに傷付いたか……!!どんな事情があったか知れんけど、ウチだけには、言うて欲しかったホンマの事。お前百までわしゃ九十九まで…と誓いあったあの夜は嘘やったん!?しょせん、お芝居のコマに使える便利な男にすぎんかったん?!
さあここからは修羅場だ!なんと宇宙にまで飛び出しての壮大な修羅場だ!教訓としては、「ウソをつく相手は選ぼうね」と言ったところでしょうか…。もっとも、騙されて激怒するこの手の頭の固いタイプは「事前に聞かされて演技を合わせる」という芸当が出来ないことが多いのがツライところですが。

しかしクライマックスでヒーロー&ライダー連合軍と敵側の連合軍(総勢485名)がだだっ広いところで雄叫びを上げながらぶつかり合う様は、さながら関ヶ原の合戦………!!!!一般人すら宇宙旅行するこの平成の世で、最終的には超原始的な肉弾戦かよ!!
それを小さな拳を握り締めて画面に魅入るちびっこ男子たち。なんかねえ、こういうの見てると、闘争っていうのは男の本能なんだなあと思いますね。うちの子なんて普段はセミの抜けガラすら触れないようなビビリですが、「戦いのシーンを見るのは怖いからイヤ」とは言わないですもんね。

戦隊ヒーローの主人公とライダーの主人公が言葉を交わしたり、戦隊ヒーローの乗物にライダーが乗り込んで操縦したりと、ファンにとっては『夢の共演』という言葉がぴったりくる作品でした。
ジブリ作品に例えると、パズーとキキが仲良しになったり、アシカタがナウシカにメーヴェに借りたりする感じでしょうか。

余談ですが、去年やってた『海賊戦隊ゴーカイジャー』にハマってた息子が、家の近所にあるホテル『パイレーツ』に泊まりたがって大変でした。「ホテルって旅館のことでしょ?おじいちゃんとおばあちゃんも誘ってお泊りしようよ〜、思い出作ろうよ〜(←どこかに行きたい息子がよく使う言葉)」ごめん、あそこ子供は泊まれないホテルなの…。またあの手のホテルって、ちょっとテーマパークっぽくて子供心をくすぐる外観なんですよねえ。こんな時、世の親御さん達はどうやってかわすのでしょうか(涙)

オタク&ハゲちゃびん(我が家の新お笑いユニット)

May 08 [Tue], 2012, 17:50

お久し振りです!久しく更新ストップしておりましたが、萌えの片手間に子育てをしている立派な腐母として日々を過ごしております。ちょっと生活が落ち着いてきましたので、またぼちぼち書き込んでいきたいと思っています。この間に拍手やコメント下さった方、ありがとうございます。これからもお見捨てなくvvv

生まれた時は1000グラム!リコモンに乗るサイズだった次男も先月4ヶ月検診を無事通過し、昨日から離乳食を〜はじ〜めました〜♪(AMEMIYA風に)
同じくNICU出身、1600グラムで生まれた長男は今やクラスで一番の長身なので、こやつももしかしたら将来電信柱になるやもしれません。小さく生まれて大きく育つ、パンダのような兄弟。


君にとって俺は、小さくて可愛い弟なんだろうけど…

いつか、俺が君の背を追い抜くくらいになったら、その時は…
みたいなアフレコを心の中でしている母であった。往生しまっせ!!

GWの初日には遅らばせながらのお宮参りに行きました。(生後一ヶ月の赤ちゃん達に紛れて、実質4ヵ月の息子は学ヘタにおける兄ちゃんの如く、一人トウが立った感マンマンであった)
そして長男のお下がりの中で一番綺麗な服を着せて写真をお願いしたら、写真屋さんに「お召し物はそのままでよろしいですか?よろしければ無料でご衣裳の貸し出しもありますけど…」と言われたのでした。母にも「言えば新しいのくらい買ってあげたのに」と言われガビ〜〜〜ン……。これ私の中では自信を持って“一張羅”な感覚だったんですが…。まあ二人目ってそんなもんだよね!
朝も誰より早く目が覚めているにも関わらず、「なぜ昨日のうちに時間割を合わせておかなんだあ〜〜〜!!このアホタレがあああ!!」「うああああああん!!!!」「体操服いるんちゃうの!!体操服!!」と怒号が飛び交う魔の時間帯にはじっと口を噤み、長男が飛び出して行った後にようやくミルクを要求する、空気の読みっぷり。あやしには100%応えるサービス精神。いろいろな意味で兄より強く逞しく育ちそうです。

誰にもその記念すべき瞬間を目撃されることなく、ひっそりと寝返りを敢行していた次男。後頭部の擦れハゲが哀愁を誘う…。

そう、ブログ更新を滞らせている間に、長男はピッカピカの一年生になりました。前の北京五輪の時、「次のロンドン五輪の時ってこの子一年生だよ!想像出来ないねー!」などと言っていたら、あっと言う間にその時が来てしまいました。あの時私は何をしていただろう…。ヘタにハマっていたなあ…。今の私は何をしているだろう…。ヘタにハマっているなあ…(しかもピクシブを知ってからさらに病は高じている)。幼いばかりだった3歳児は、「パソコン使いたいんだけど、お母さんが見てたこの漫画だかお話だかのページ(的確にピクシブを表現した言葉)、閉じていいの?」と冷静に問いかけてくるまでになりました…。

そして掌中の珠よと愛でて育てた長男坊はなぜか、憧れる人物は世界のナガトーモでもダルビッシュでもなく、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクと『名探偵ホームズ』のホームズ、『キテレツ大百科』のキテレツ君だという、トホホな科学少年へと成長してしまいました。(バリバリ文系の両親の間に起こった謎の科学変化)
「実験」と称して友達を集め、公園のすべり台の上から石鹸水を流して滑ってみたりと、頭を抱えることばっかりしてくれます。
三角フラスコの液体をボンッと爆発させ、頭がモジャモジャになる…というシチュエーションに激しく憧れるらしいのですが頼むから家を焼くのだけは勘弁してくれよ…。

そんな息子の初めての参観日が先日あり、休日だったのでダンナと一緒に授業を参観したのですが。
「お」のつく言葉を挙げていきましょう、という国語の題。皆一斉に手を挙げて、「おおかみです!」「おにです!」と次々と発表する中、明らかに別の事を考えている息子。
あらかた出尽くして、挙手の無かった息子にも先生の声が掛かりました。ハッとしたように立ち上がった息子は一言、「次元転移装置……」。(注:バック・トゥ・ザ・フューチャーに出てくるタイムマシンの中枢装置)

ちくしょおおおおお!!目を開けて夢を見るのは私譲りかああああああ!!!!(心中でコブラツイスト)
青黒い顔色の私達を背に、「んん〜?それは『お』が付かないね。何があるかな?思いついたものいってごらん?」とにこやかにフォローしてくれたベテラン先生ありがとう…。

あー初めての授業参観でとんだ赤っ恥!!穴があったら入りたいとはまさにこのことよ!!家に帰って叱られまくったのは言うまでもありません。

あ、あと家でしりとりしてて「む」になると絶対「ムネマサ」と言って切り抜けるので、学校で「む」の付く言葉を挙げる際も「ムネマサ」って言わないかとっても不安★
そして今のところ、家族の中に母の好きな歴史語りに付き合ってくれる人間はおりません。「今から400年くらい前にねえ、江戸、昔の東京ね、江戸チームと大阪チームに分かれて大きな戦いがあってねえ…」と熱く語っても、「へえ、そうなん。」と誰も興味を示してくれません。頼む次男…。


続きより拍手お返事です。ありがたく拝見しておりますvv4ヶ月近くそのままになってしまってすみませんでした!コメント下さった方、どうか記憶をほじくり返してください〜〜。


帰ってまいりました(副題:アホは死ななきゃ治らない)

January 18 [Wed], 2012, 11:16

死にかけたりもしたけれど、私は元気です…と魔女宅風に書き出してみました、お久し振りですゆりあです!11月には復帰すると言いつつ、年を越してしまいました。
おかげさまでシャバにてご本家ハロウィンを心ゆくまで堪能し、(あれはどう考えても、メリカ考案の結婚披露宴ですよねえ…)現在はクリスマス更新にヨダレをたらしつつ、ネットでの冬コミ本狩りに目を血走らせています。

え?ハロウィン?とお思いになった方もおられましょう。9月から入院して、12月に出産予定だったんじゃないの?と。そう。

今回のお産も一筋縄ではいかなかったのです。がっつり死に掛けました。地獄のようだった前回のお産よりもさらなる修羅場を経験してきました。前回はその手前でふんばった三途の川の、半分くらいは渡ってたかも。
そしてとことんこの身のうちで子を育むことに不向きな体質だという事を痛感しました。

告白するならば9月中旬、「これから約一ヶ月半ほど入院します!」とブログで宣言したその一週間後に、私は二つ身になっていたのですよ……。ハロウィンどころか、10月初旬の長男の運動会に出席して、周囲から「……っえ???」という幽霊を見るような目で見られましたよ。


思い返せば入院初日、これから長期の管理入院という事で、私は大部屋に腰を落ち着けておりました。同じ戦場で戦う仲間達よ、よろしく!と同室の方々に挨拶まわりをし、持って来た同人誌をボストンバックから出して寛ごうをした時、血圧を測りにきた看護師さんが、「170/100ありますよ…。暗室、移動しましょうか……」。いやあ、いきなり慣れない環境に来て、軽くビビッただけですよ…なーんてアハハハ、アハハ……。

説明しよう!暗室とは、刺激、特に目からの光刺激によって引き起こされる痙攣発作を防ぐべく、重度高血圧患者が放り込まれるものすごく気の滅入る暗闇部屋のことである!もちろんテレビも読書もパソコンもNG!お風呂?なにそれ死にたいの?という世界である。24時間電気を消し、カーテンを引いた部屋のベッドの上でひたすらじっとしているという苦行に、前回のお産でもそこに放り込まれた私は、10日ほどでげっそりやつれ、アラゴルン(@指輪物語)のような風体になったのであった!10日ほどでアラゴルンなら、50日ほどここに入っていたら、アタイどんな風になっちゃうかな?

そこからはひたすら闇との闘い(こう書くとなんかかっこいい)でした。
三本の点滴をひきずりながら夜の廊下にそっと抜け出して、灯りをつけない談話室の隅っこでひとり茶をすするのが唯一の気晴らしでしたが、面会時間終了間際までいたらしい通りすがりの見舞い客が「なんかえらい暗いな〜」と言いながらパッパッパと灯りをつけて行った時は、マジでギャアアアアアと灰になるかと思いました…。(この時のクセが抜けず、未だに夜にトイレに起きたりすると、電気がつく瞬間に目を瞑ってしまう私であった)


またこの三本の点滴がクセもので、それぞれに個性的な副作用があり、私の体内で主張する主張する!お前らみんなアメリカ人か!頭はゆだるほど熱いのに首から下は板を突っ込んだようにこわばり、首から下は温熱毛布で温め、頭はアイスノンで冷やすという、わけのわからない事をしていました。

しかしこの生活も、思ったほどには長くは続かなかったのです。
その生活が始まって一週間後、忘れもしない9月20日。近畿地方を大型台風が直撃した日。
その頃には降圧剤も効いて、部屋にも薄明かりを入れられるようになり、比較的落ち着いた状態でおりました。その日のお昼はカレーライス。うっひょう、こんなとこでもカレーが頂けるんだねえとモグモグやっているところに先生の回診があり、「イイ感じでいけてますね。このまま頑張っていきましょう!」「ハヒッ!がんばりまふっ(もぐもぐ)」としごく穏やかな会話を交わした、その5分後。真っ青な顔をした看護師さんが飛び込んできたのです。

「カレー!そのカレー!!それ以上食べないで下さい!!今上がってきた検査結果がですね、ちょっと…!とにかく先生の指示があるまで、一旦食べるの止めてください!!」

ええー。

さらにその五分後。白衣の女医さんが入室し

「麻酔担当をするものです。今回は全身麻酔ということで、まずはご説明を……」

ええーーーーー。

「ていうか、え、なんですか、私、これから手術するんですか?まだ何のお話も伺ってないんですけど………」
「あっ、先生からお話聞いてないですか?じゃあ、これからすぐこちらのお部屋に来られると思いますよ。手術室が空き次第移動しますので、今のうちにご家族に連絡しといてください」

ええーーー!そこはセルフなんですか!!!(入院時に緊急連絡先とか散々書かされたのは何だったのか!)
ていうか、これから手術?手術なの?全身麻酔なの?手術の時って普通、前日から絶食ですよね?私たった今、がっつりカレー食べちゃったんですけど…!


これが件のカレーだ!

その後部屋にわらわらと入って来た先生方のお話によると、その日上がってきた検査結果から、Hellp症候群(溶血(hemolysis)、肝酵素の上昇(elevated liver enzyme)、血小板減少(low plateletsの頭文字)という、妊娠高血圧の合併症を発症していた事がわかったのです。後で調べて知ったのですが、死亡率3割のおっそろしい病気だったみたいです。そりゃ青くもなるわ。普通は胃がめちゃくちゃ痛くなり、倦怠感や吐気もあるそうですが、全く無自覚でした…。多分管理入院してなかったら、全く気が付かないまま幼稚園の園庭かどこかで昇天していたかもしれないと思うと、今更ながらぞっとします(汗)

その時点で妊娠29週、普通は40週で出産ですから随分早いです。でも、これ以上は母体が危険と判断されたのでしょう、カレーの消化を待つ間もなく(汗)、手術室へ緊急搬送されることになりました。どちらにせよ今回のお産は帝王切開と決まっていたので、「手術前日って寝れるかなあ」などと常々考えてはいたのですが、あと30分で手術!と言われると、人間かえって冷静になるものです。(頭がまっしろと言った方がいいかも)

いざ、手術室へ!この時も光刺激が目から入ると良くないので、顔の上に布を被せられた状態でベッドごと移送。すれ違った人々はさぞかし肝を冷やした事でしょう……!!

そして人生初の全身麻酔です。もしかしたらこのまま目が覚めない可能性もあるのですから、ある意味臨死体験。私は怯えながらも、心のどこかで「こんな普通でない状態で意識を強制的にシャットダウンされるのだから、きっと素晴らしくドラマチックな夢を見られるに違いない」と思っていたのです。秋色深まる欧州の古都を舞台に、あるいは3度目の大戦の後にすっかり形を変えてしまった未来世界を舞台に、ヒゲとアホ毛と眉毛が織り成す壮大なトライアングル・ラヴ・ストーリー…。しかし実際に見たのは、カールのCMに出てくるようなうさぎとくまが延々山で芝を刈るという、ものすごくガッカリな内容でした。そしてその夢をぶった切ったのが、


「ゆーちゃん!お●んちん!!おちん●ん付いてたよ!!!」


という母の叫び声でした。いつの間にか手術が終わって一時間ほどたっていたそうなのですが、まさか私を覚醒へと引っ張り上げた第一声がこれとは……。
そう、最後の最後まで頑なに性別を隠し続けた第二子は、生まれてびっくりの小さな小さな男の子でした!!(8ヶ月までちんちん見えないくらいだからきっと女の子だねー!と女の子の名前しか考えていなかったのは内緒ですだよ…)

その日は前述のとおり大嵐でしたが、前回のお産で修羅場慣れした我が家族や親族は緊急連絡にも微塵も慌てず、手術室前で関係ない世間話に花を咲かせていたらしく、後で看護師さんに「泰然自若って感じのご家族ですねえ」と言われました。私の家族って…。

その後赤ん坊はNICUに移され、私は状態が落ち着くまで集中治療室へ。それにしても、最近は術後5日しか入院させてもらえないんですぜ…。しかもその間夜にまどろんでいたら巡回に来た看護師さんに「あれ。血出てる?お腹の傷が開いてる?」とつぶやかれ、その後わらわらと医師団が入って来てまさかの縫い直し。新人のドクターらしき人が先輩の指示の元頑張ってるんですけど、「そこもっと丁寧に!」「痛かったら言ってやってよ〜」とかいう言葉が頭上を飛び交うのがもう…。刺激的だぜ!大学病院!

そして退院の日。担当医に「今後の妊娠についてですが…」と口火を切られ、「いやですよ。次なんてもうあるわけないじゃないですか。」と返すと
「……ですよねえ〜〜★」。
あんな見事な「ですよねえ〜」はカナダ以外で初めて聞きました。うん、でも、次は確実に、死ぬ。
看護師さんには「この入院中いろいろあったけど、あなたはとっても我慢強かったですよ。特に夜中にお腹縫った時なんか…」としみじみされましたが、あそこで耐える以外に何をしろと…。

そんなこんなで怒涛の妊娠劇は幕を閉じました。今回は中毒症にならないようにならないようにと細心の注意を払って来たにも関わらず、子供には多大な負担をかける結果になってしまいましたが、沢山の方の力を借りて、ありがたいことに新生児室ですくすくと育っています。次男は晴れてお兄ちゃんとなった颯一朗によって、「亮輔(りょうすけ)」と命名されました。現在体のサイズは1ヶ月児のそれなのですが、精神レベルは3ヶ月なので「うきゅ?」と小首を傾げて大人の気を引くことを覚え始め、看護師さん達からは「恐ろしい子…!」と言われています。ムネマサからは「あれだけ兄弟萌えだったゆりあが、ついに我が子で兄弟萌を見守る日が来ましたか…」とニヨニヨされ、「やっぱ亮×颯?」「6歳差だけど、18歳と24歳だったらアリだよね」と以前にも増してアホな会話を交わしています。こいつら、クズや。(あーでも学生×リーマン設定スッキやわあ〜)

(ちなみに退院して初めてネットを開けると、ムネマサから『信じられないことにイギリスで「男同士のキス」が大流行』という記事が届いていて目頭が熱くなりました。ありがとう!おかげで産後の肥立ちもバリバリよ!)

亮輔は風邪が怖い季節の為もうしばらく病院のお世話になる予定で、私は病院に通って世話をしつつ、赤子が帰って来たら当分出来ないであろう事のやり納めをしている最中です。そうして企画した忘年会でカンピロバクター食中毒に当たり、ムネマサ共々ぶっ倒れた事についてはまた後日…。
新メンバーを迎えたしょっぱい家族を、どうぞ今後ともよろしくお願いします。


続きから拍手お返事です。ありがとうございますvv

P R
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気が付けばコンビを組んで20年、のコテコテ関西人ズです★
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