エッグベネディクトがどういうものかは
こちらでまとめてみたが、
なぜ
ベネディクト Benedictか。
ベネディクトとは?
これは
人名で間違いない模様。
ただし、いつどこで生まれたかは
二説ある。
残念ながら、両説併記の日本語解説を発見できなかったので、
EGGS BENEDICT NEW YORK(英語)、
brunch.org(英語)その他を参考にさせていただきました。
当方、生粋の日本人なので誤訳は大目に見ていただきたい。
一説は、1893年、ニューヨーク・マンハッタン島のダウンタウンにある
デルモニコス(デルモニコ) Delmonico'sという店が発祥というもの。
ちなみにダウンタウンとはウォール街や
グラウンド・ゼロがある地区ね。
ここの常連に
ルグラン・ベネディクト LeGrand Benedictという
ウォール街のブローカーがおり、
その奥様(残念ながら名前不明)がある日、
「
新しいメニューはないの?」
と、わがままを言ったところ、
たまたまあったイングリッシュマフィンと卵とカナディアンベーコンと
オランデーズソースを使って作ったのがこの料理と言う話。
もう一つは、1894年、
ウォルドーフ(ウォルドルフ)・アストリアで、
二日酔いに苦しむ、同じくウォール街のブローカー、
ルミュエル・ベネディクト Lemuel C. Benedictが、
「
バターを塗ったトーストとカリカリのベーコン、
それとポーチドエッグ二つをオランデーズソースで食べたい」
とオーダーしたところ、
伝説のウェイター、
オスカー・ツィルキー Oscar Tschirkyが
シェフに作らせて持ってきたのがこの料理と言う話。
わざわざベネディクト氏が「二日酔いだった」と言うんだから、
それを食って和らいだってことなんだろうな。
ただのトーストとベーコンを頼んでるのに、
口当たりの軽いイングリッシュマフィンと
脂の少ないカナディアンベーコンを持ってくるところが憎いね。
これのどちらが本当かをはっきり答えてくれる情報は
残念ながら見つけられなかったが、
発明者として名が挙がった
オスカー・ツィルキーについて調べてみた。
すると、面白い事実が。
Old and Sold(英語)によると、
オスカー・ツィルキーはスイス系移民。1883年にアメリカへ来た。
彼はまず前述のデルモニコスでウェイターとして働き、
そこで名ウェイターとして政財界の著名人に愛された。
その噂を聞きつけてウォルドーフが彼を引き抜き、
今では伝説の支配人として語り継がれるまでとなった、
まさに
ホスピタリティの申し子。
つまり、二説の舞台となったデルモニコスとウォルドーフ両方で、
ツィルキーは働いていたらしい。
どっちにしても、彼が発明したのは間違いなさそう。
彼は地元のアメリカでも
シェフだと思われてる場合が少なくない。
サウザンアイランド・ドレッシングを発明したのは彼らしいし、
ウォルドーフサラダ Waldorf Saladなど、
料理の考案で名を残してもいるからだ。
現在のウォルドーフには彼にちなんだ
オスカーズ Oscar'sというレストランがある。
ウォルドーフは現在
ヒルトン傘下だが、
日本のヒルトン公式ホームページによるウォルドーフ紹介でも、
店名は
オスカー・チルキーに由来すると説明されている。
きちんと、有名な
給士長 Maitre d'hotelとしてね。
ちなみにここでは彼の姓を
ツィルキーとカナ表記しているが、
スイス移民である彼の姓は、アメリカでも読みにくいらしい(笑)
よって彼はファーストネームだけで称されることがほとんど。
ウォルドーフのオスカー Oscar of The Waldorfとかね。
結局発音は突き止めることが出来なかった。残念。
で、発祥の話。
どっちが正しいかは100年以上前のことなので判断つかないが、
状況証拠から見てツィルキーが創作した料理であることは間違いなく、
俺的には彼の名前がはっきり出ている説を有力としたい。
ルミュエル・ベネディクト氏が実在したのも間違いないようだし。
実はまだ食ったことがないのよ。
食えるとこは知ってる。一度泊まったことのある
西洋銀座。
レペトワの朝食メニューにエッグベネディクトあったなあ……
当時はどんな料理か知らなかったから眼中になかったけどね。
レペトワのふかふかのソファで食べたよ……和定食(泣)
なぜ、迷わず和定食頼んだんだ……俺!
こんな過疎のブログにわざわざお越しいただきまして…
自分は生粋のご飯党ですが、
休日のブランチに食べるとなると、
なぜか米の飯は「重い」んですよねえ。
エッグベネディクトは材料の関係で中々作れませんが、
おっしゃるとおりBLTなんかは
組み合わせの妙が中々ですし、
手軽なのが重宝しますね。
ものすごーくたまに
エッグベネディクトの記事追加してますので、
どうぞよろしく。