tree climbers

2009年06月30日(火) 2時01分
昨日、親戚の家を訪ねた。


こんな剥製や


こんな剥製があった。


さらには家の中にお稲荷さんがある。


それはさておき、目的は

曾祖母に顔を見せに行った。

俺にはまだ曾祖母が2人いる。

1人はボケも激しく老人ホーム在住だけど、1人は元気。

昨日あったのは後者である。

御年94歳を迎える彼女は、「新婚さんいらっしゃい」を見ながら俺を迎えてくれた。

そして言った。

「ちょっとこれ見てからでいい?」

と。

お構いナシに近況報告なんぞをまくし立てる俺だが

曾祖母の目はちらっちら、三枝の方へ泳ぐ。

そして始まったよ。

「アタッッッック、ニッジューゴー♪」が。

もうね、曾祖母にいいとこ見せようと思ってね、1人マジカルシャウト状態ですよ。

「あんたが出りゃあええが」

と最大級の賛辞をいただけたところで一安心した俺。

調子に乗って、「いやぁ俺が出てたら優勝じゃったな」と意気揚々と言ってやりましたよ。

「あそこ(解答席)いったら緊張して答えれんで」。




そんな曾祖母、このやりとりを見ているだけでも元気りんりんなのは伝わるかと思うが

最近ちょっと調子が悪い。

先日までは入院していた。

「入院した日がおじいさん(俺の曽祖父)の命日じゃったけえ、お迎えがきたと思うた」

とか、「もう楽になりたい」、とか

そんな言葉をこぼす曾祖母が俺には少し信じられなかった。

大げさに「信じられない」なんていっても同居もしていない曾祖母のパーソナリティなんか

本当はほとんどわかっていないはずだけど。

曾祖母、というよりオーバー90歳の人のことを理解することなんて

現代社会を生きる僕らにはないんだ、ってことにふと気づいた。

聞けるのは今しかない。

満州で生まれた、その生い立ちから根掘り葉掘り聞いてみたい。

でも、そんな面倒くさいことをする間には、曾祖母は大好きなクイズ番組を見るのだろう。

だから俺は「アタック25」に出場して、優勝して

地中海の旅は俺がもらうとして、米券くらいは手土産に曾祖母のところに行かんといけんのじゃろうな。








「嗤う日本の「ナショナリズム」」 北田暁大 読破

ナショナリズム、と銘打っているからといって右翼だ左翼だといった思想本だと思うなかれ。

本の帯の軽さとは裏腹に結構難解でしたが、すごくおもしろい本でした。

嗤うナショナリズム、とは

「ナショナリズム」というロマンというか熱いものにコミットしつつも、アイロニカルな視点を携える現代日本人の

その一件矛盾したような立場(例として、窪塚洋介が挙げられている)のことで

その立場がどのように醸成されたかを、

アイロニーの歴史、ひいては反省行動の歴史(アイロニーは反省に包含されるため)をたどって検証します。

連合赤軍→糸井重里→田中康夫→元気が出るテレビ→ナンシー関→2ちゃんねる

とくる日本のアイロニー史。

一見接続のなさそうな並びですが、つながっていくのです。目から鱗です。


「いま私たちが考えるべきこと」 橋本治 読破

池田晶子 著「14歳からの哲学」みたいに読みながら考えられます。

P R
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