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梅干しでお茶漬け。 / 2004年07月18日(日)


「才輔、湯、湧いたぞ?」
立川は、ふいご片手にかまどの前にしゃがむ安富の背中に声をかけた。
どこから調達してきたのか、やたら立派なそのやかんからは、白い湯気がしゅんしゅんと立ち上っている。
「じゃ、そこに急須ありますから、右から3番目で上から2段目の引き出しのすぐ下の戸棚の中にあるお茶っ葉を入れて・・・」
「えと・・・ココか??」
「すいません、こっち手が離せないんで。
 分からなかったら適当に開ければどこかにあると思いますよー」
こちらもやたら引き出しと扉の多い戸棚の前で、途方に暮れる立川に、安富は振り返らずに返事した。
「ああ、あったあった」
「ほら」
急須にお湯が注がれて、お茶の香りが辺りに漂う。
太陽は赤く傾いて、もう夕暮れだ。

「こっちも完璧ですよー」
ふいごを傍らに置いて安富は立ち上がった。
かまどの上のお釜には焦げひとつなく、綺麗にご飯が炊けている。
但し、銀シャリではないが。
「茶碗ここに積んどくからな」
「はーい」

「立川さん、立川さんはアレですよね?」
「おう。いつものなー」
「はいはい。あ、でももったいないから3分の1でね」
「しょーがねェなァ」
「あは。でもコレであと2回食べれますよー?」
「そゆコトにしとく」


そんな2人を眺めて外野陣。
「あの・・・島田さん。あの2人何の話してるんですか?」
「大野さんには内緒の話ー♪」
「利三郎・・・!(ごつん/拳固by相馬)」

夕食の時間はもう間近である・・・

 
   
Posted at 17:42/ この記事のURL
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