未香 

2007年10月29日(月) 23時55分
「うん、お姉ちゃんがイエモン好きでさ。」「そうなんだぁ。私もすきぃ〜」
「アレ良くない?
マリーにくちづけ。」「あーカッコイイよね〜。」
「そうそうマジお姉ちゃんに感謝だよ!」
「アハハ、私もお姉ちゃんいるよ。」
「えっマジ?いくつの?」
「ん、もう働いてる」「はぁー結構年離れてんだね〜。俺んちは2コ上だからケンカばっかだよ〜」
「ん〜。うん…いいお姉ちゃんだよ。あっ私寄るトコあるからここで。じゃあね〜」
「うん、じゃあね〜」暖かい春の1コマ、この時ユキの心に深い傷があることを…僕は気付いていなかった。

未香 

2007年10月08日(月) 0時00分
僕は優しい気温にくるまる。後ろからやたらデカい音のTHE YELLOW MONKEYの『アバンギャルドで行こうよ』が聞こえる。振り返るとこの曲はこれまたやたらデカい車から流れていた。
そして真後ろにユキちゃんがいた。
目があった
息が急に苦しくなる
「この曲好きなの?」

未香〜下校編〜 

2007年10月03日(水) 21時31分
誰もいない桜並木は薄いピンク色のタオルケットみたいに優しくコンクリートを包む。小川先生の曇った顔も安本先生のテカテカの頭も小池の二重顎も、全てに嫌気がさしていた。学校の壁を全部水玉模様にしてやりたい。そこは僕の国で、カーテンを一枚一枚違う色で染め上げて、そこら中を煙と花で埋め尽す。僕はプールからあらゆる種類の光をばらまき僕の国を照らす。校舎のどこかにユキちゃんがいて、僕は毎日日が暮れるまで彼女を探し続けて、疲れてフラフラし始める頃に彼女が現れる。

僕はフラフラ歩いていた

未香〜下校編〜 

2007年10月02日(火) 11時47分
ゲタ箱へ向かう途中安本先生とすれ違った。「やぁ山城君。気を付けて帰れよ。」
安本先生の顔はHR中とは別人みたいに楽しそうだった。禿上がった頭のテカテカと魚のような顔が気持ち悪かったので僕は目で挨拶しただけだった。学校をでてしばらくは桜並木が続いている。

未香 

2007年10月01日(月) 20時08分
「ハイ、安本先生です。」
「そっかぁ。」先生の表情が少し曇った。僕はそこから生理的な嫌悪感ではない何かを感じた。どうかしたの?と聞きたかったけど、何か複雑な表情をする先生には何も言えなかった。
「じ、じゃあ僕はこれで。」
「うん、気を付けてね。」先生はまたニッコリ笑った。

未香 

2007年09月30日(日) 23時05分
先生のつまらない話が終わると周りでは下校の準備が始まる。僕は一人で家に帰る事になるだろうと思った。まだ誰とも友達じゃないからこれは仕方ない。まぁ小池の視線が少しだけ気になったけど…下校時刻の小学校の廊下はランドセルで出来た河だ。赤と黒が入り乱れる廊下を僕はげた箱に向かわず、保健室に向かっていた。色んな書類を渡すためだ。保健の小川先生は凄く若くて美人で優しい人だった。
「失礼しまーす。山城拓也です。コレお願いします。」
「はい。ありがとうね。」ニッコリ笑う先生
「今日が始めての登校だね。担任の先生はどなた?」続く
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