フラップボード修理記録

March 01 [Sun], 2015, 1:20
同僚の方から、電車のフラップボードの修理を依頼されました。
今となっては空港でしか見かけませんが、昔に駅で使われていたもののようです。



依頼する側からすると動かないものを動くようにするのは修理かもしれません。
エンジニアの立場からすると、それは必ずしも修理ではありません。
機能として欠けているものがあれば、新規の開発になります。

まずは、基盤を解析するところから始まります。

モーターから出ている線が4本であることから、どうやらACモーターのようです。


基盤から回路図を起こしたところ、
おそらく、ここにAC電源を入れると原理的に動くかもしれない
と思い、ヒューズを介して家庭用のAC電源を入れたところ動作しました。
*危険ですので絶対に真似しないでください。


「フラップボードが周るようになりました。」
と同僚に報告。
すると、今度は止めたいところに止めるようにして欲しい
と依頼を受けました。
デジタル設計は、あまりやったことがないのですが、
CPLDを購入してVerilogでソースコードを記入。
ブレッドボードで仮配線をして、約4,5か月を経て、ようやく動作。




よく観察すると
右と左の羽が何処に止まっているかで、
止めたい位置が判断できるような作りになっています。
羽が導通しているか、していないかの信号でフィードバックをかけています。



制御部分が完成したときの動画



セグメントとロータリースイッチを追加して完成。


ケース内に基盤を入れてレイアウトを決めます。



仮配線を終了して、ケースの加工に入ります。


フラップボードの位置を判別する線が15本。
モーター線が4本、GND線が1本で合計20本の線を取り出します。










完成


完成した後の動画


配線が大変なので、次回に作るときは
基盤を発注したいと考えています。
CPLDを基盤にハンダするのが楽しみです。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:いさむ
読者になる
2015年03月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる