逃げる

August 21 [Tue], 2012, 16:22
アモキサンが半分の10mgになりました。
多分カプセルの最少単位だと思います。
アッパー系の抗うつ薬が減ったので、
一度に眠れる時間が少し増えました。
わたしは何度も揺り戻しがあったので
どんなに良くなっても半年以上は
この量を飲み続けることになるでしょう。

服用中の薬は3種類。
(抗うつ薬・抗不安薬・眠剤)
ざらざら飲んでた頃から随分減りました。
どうやって減っていったか全く覚えていません。
楽しい記憶も忘れてしまうのがいやなところ。

改めて薬について調べていたら、やっぱり記憶が曖昧で
何度も見たページに覚えのないことが書いてあった。
「抗うつ薬は、症状の回復を早めますが、
 うつ病の原因そのものは治せません。
 落ち着いてきたら、生活や職場の環境調整、
 さらに認知療法などを合わせておこなうとよいでしょう。
 今はつらいかもしれませんが、
 あせらずに、ゆっくりと治療なさってください。」

望むように親から愛されないことを知った日、あれは初夏で、
時間が来てカウンセリングオフィスから出されてしまって、
真昼の渋谷でいつまでもぼろぼろ泣いた。
「その気持ちに折り合いをつけることだね」
と先生に言われて「はい」と言ったけれど、
実はあんなに悲しくなるのが怖くてまだ逃げている。
あの悲しさは、誰かが死んだみたいだった。
わたしは、お葬式が怖くて逃げている。

踊り場

August 09 [Thu], 2012, 19:14
よくなっているときはわからないものです。
ここ最近自然と自分のことができるようになっていたり、
長い時間出掛けていても平気だったりします。
それがふいに体調を崩したりつまらないことで泣いたりして
始めて「ああ、順調にのぼっていたんだな」と気づくのです。

そろそろカウンセリングに行きたいけれど、
最後にお金がないと相談した時に時給単位で詰められたので
なんだか怖くて行けません。わたしが稼がないのが悪いんだけど。
でも魔法の言葉は健在で、両親はお病気、と唱えると
不思議と心底ほっとするのです。自分で生きようと思えるのです。

だいじょうぶだいじょうぶ。何がそんなに不安なの。

健忘

July 30 [Mon], 2012, 12:11
親の夢にうなされることもなくなってきました。
今日なんか子犬が出てきた。

不便なのは、効きに効いているハルシオンです。
すっと眠れるので毎晩重宝しているのですが
薬を飲んでから眠るまでの間や
夜中起きた時のことを覚えていないことがよくあります。

「ゆうべは電話ごめんね」と言われて
何のことかわからなかったり、
同じことを翌朝言ったり、
とにかく覚えのないことをしていて怖いです。
薬を飲んだ後何もしなければいいんでしょうが
その時は自分が意識清明だと思っているので
なかなかできません。

依存も心配だし、減薬したほうがいいのかもしれない。

リソース

July 07 [Sat], 2012, 8:25
一日中ベッドの上で
テレビを聞きながら寝ている。
そのうち頭痛がひどくなって
夕方から5分おきに唾を吐く。

たまに外に出てみるけれどどこも誰も臭い。
脳が痺れて次に何をしたいのかわからない。

家に戻って座ってみるけれど
自転車を漕ぐように左右にふらつく。

仕事ができなかったのでお金を貸して下さい。
わかってもらえなくても、具体的な数字を出せば
さすがに娘が困っているのは伝わるだろう。
母親からの返事のメールは
無理なのでよろしくお願いします。
改めて恥ずかしくなって
誰のせいなのかわからなくなってきて
何をしても気が紛れない。
悪夢に毎日両親が混じった。本当に毎日。

ある日小学生向けの小説を読んでいて
(アタマが働かないので難解なのが読めない)
ふと、そういえばお母さん頭おかしいんだった
と思いだした。そうしたら一瞬ゆるりと力が抜けて
ああ、わたしこんなに囚われていたと気づいた。

苦しくなるたび我慢せず泣いて、
両親は思考回路が壊れてしまっている、と
いちいち力を抜くようにしたら
ほんの少し楽になった。
人間の乗り越える力ってすごい。

オルゴール

July 02 [Mon], 2012, 15:20
不眠が強くなり、とうとう朝まで一睡もできなくなったので
ハルシオンに切り替えました。
眩暈と吐き気がすごいです。どんどんやせてます。

ここ最近、何にも手に付かない。
朝から夕方までかかって着替えた時は、昔を思い出しました。

「あなたがこんなに具合悪いのに、
 お父さんとお母さんはなんで呑気にしてるんだと思う?」
「理解してないから」
「理解、いつかはできると思ってるの?」
「一から説明すれば…いや」
「残酷な事言ってごめんね。気を持たせても罪深いから。
 おそらくご両親は、あたしがお家まで行ってどんなに
 丁寧に気長に説明しても、わからない。なんでだと思う?
 意地悪でそうしてるんだと思う?」
「ううん」
「意地悪じゃないね。彼らなりに精一杯あなたを愛してる。
でもあなた、彼らから思慮深い愛情をもらえると思ってるでしょう」
「今日はなんか重大な事に気付けた気がする。
 思慮深い彼らを未だかつてわたしは知らない」
「できないんじゃないのよ。概念が、無いの」
「わたし、ちゃんと話せばわかるんじゃないかって、
 どこかで期待していました」
「その気持ちに折り合いをつけることだね。求める相手間違ってる」

生まれてからずっとずっと欲しがってきたものは、
一生手に入らないものだった。親からの思慮深い愛情。
お父さんが庭の高級車を売って治療に充てることも、
看護師長のお母さんがうつの本を読むこともない。

小さい頃お母さんにもらったオルゴールの宝石箱。
あの悲しい悲しい音色は、
一生ここに宝石が入らない事を嘆いていたんだ。

ルビ

June 15 [Fri], 2012, 18:54
眠れないつらい時期にやっとこさ終わりが兆してきました。
朝まで泣ききったら、すこし胸がすっとして
わたしの両親と書いて何と読むかが腹に落ちました。

あの人たちは”間違うことしかできない人たち”です。
根は凶悪ではないけれど、頭がいかれているので
間違ったアウトプットしかできずに
面倒事をつくりだしてしまう人たちです。

「気持ちに折り合いがついたのもあなたが一番早かった」
ひと山越えたよ、と言われてほっとしました。
ああしんどかった。すこし休もう、優等生。

濾過

June 07 [Thu], 2012, 19:05
「宿題はどう?」
「ダメ。怒りと恨みしか出てこない」

それでいいんですって、今は。
怒ったり悩んだりするのは、
本当は大好きだからなんですって。
確かにただの無関心だったら
絶縁だってできるもんな。

出先を聞いてくる太宰に母親を見て
八つ当たりしてしまった。

学校帰りの寄り道すら許されなかった。
ゴミ箱を漁られて、鍵をかけた引き出しには
工具でこじ開けようとした跡が刻まれた。
―あたしはおまえらのモノじゃない―
たぶん人一倍自立心の強いわたしは
殴られるより過干渉の方がずっときつかった。

健やかでまっすぐなこころを返せ。
友達と恋人と過ごすはずだった時間を返せ。
今頃できるはずだった親孝行を返せ。

「弟には何にも言わなかったのに」
「でも、どっちが愛されてたと思う?」
「…わたしか。
 1つでも把握してない行動をとると
 怒り狂うんですよね」
「両親にトラウマ的な恐怖があるね。
 女の子が1人で歩いてるだけで
 売られたりレイプされたり殺されたりするっていう」

「あなたが大嫌いなのは、両親の行動なの。
 両親自体は大好きなの。
 だって替えががきかないんだもの」

確かに、という納得感と、
でもどうしても気色悪い、という拒否感で
頭が痛くて吐き気がする。

「とりあえず、事実を並べてみましたー」
「目の前に大きな寸胴鍋が見えます」
「このごちゃ混ぜの中で色々やって
 具をひとつひとつ取っていきな。
 そうすればシンプルで納得のいく
 答えが出てくるから。
 上手なお付き合いの仕方もわかるから」

大好きだけど、○○な人達。
マルの中にはどんな言葉が入るんだろう。
何度も言うけど、今はキチガイ2人が
あたしの人生をスポイルしたとしか思えない。

アトラクション

May 31 [Thu], 2012, 21:36
「あと、一段階残ってるんだよねえ」

宿題を見せて、過去の自分を
抱きしめるところまで終わったんだけれど
そこからもうひとつ痛いのがあるそう。

あからさまに肩を落とすと
わかるよ、想像するだけで
泣けてくるでしょう、あたしも一緒に
泣いてあげたいよ優等生、と言われて
早く越えて楽になろうと思いました。

「ほんとうは、どうしてほしかった?」

セッションの初めにも訊かれた言葉。
そこをほじくりかえすと
シンプルな答えが出てきて
そこを嘆き切ると
まあいいや、なり
しょうがないな、なり
バカ親、なり
自分の中で折り合いがつくのだそう。

わたしは、ちゃんと叱ってほしかった。
何がどうしていけなかったのか、
わかるように諭してほしかった。


「もう大人なのに、帰省のたびに
 親がお金をくれるんです」
「千円とか気軽にもらえるでもなく
 かといってもらえない金額でもない
 絶妙なラインで渡してくるでしょ。
 それね、罪滅ぼしなの。あなた
 罪悪感を罪悪感でもらっちゃってる」
「殴るくせに過保護だから、
 ずっと混乱してた。やっと繋がった」
「もう降りな。それでお前らの気が
 楽になるんだろもらってやるぜって
 くらいの気でいいんだよ」 

お父さん、お母さん、
あたしこのライド、エスケープします。

ホームワーク・タイムリープ

May 30 [Wed], 2012, 14:40
何をしたかは覚えていない。
覚えていないくらい些細なこと。
裏口から蹴飛ばされて尻もちをついて
ガチャリと鍵のかかる音を聞いた。

跳ねるように起きて
冷たいドアを叩きながら多分
ごめんなさい、だの、開けて、だの
泣き叫んだんだと思う。
正面玄関も先回りで“ガチャリ”されていて
大きな扉にすがっては
バカの一つ覚えみたいに喚いていた。
あの人には最高に安心する数分。
わたしには絶望的に不安な永遠。

通りがかりの老女が庭まで入ってきて
わたしには届かないチャイムを押して
寒いから入れてあげなさいと助けてくれた。
けれどわたしは安堵なんてできなかった。
案の定あの人は「恥をかいた」と言って
わたしを殴ってどこかへ行った。


ずいぶんと痛々しい人に育てられているね。
かわいそうな子。もう大丈夫。
20年後のわたしが来たよ。
あの人はね、おかあさんじゃないんだよ。
だからそんなに取り乱さなくていいんだよ。

みにくいわたしをぎゅっと抱きしめたら
かわいそうな子。涙が出てきた。

目が細い、色が黒い、太っている、
鼻が低い、毛深い、不細工、
色々な悪口を日に何度も言われるでしょう?
あなたはそれらをいつまでも刷り込まれて
コンプレックスを抱えることになるけれど
あなたを美しいと言ってくれる人達が
あなたを少しずつ変えていってくれる。

その自慢の長い黒髪も
中学生に上がるときに
「目をつけられるから」という
何の根拠も意味もない理由で
肩まで切られてしまうけれど
そしてそれは実際に
何の意味も持たなかったけれど
不条理なことがこの家では
あなたが早稲田に逃げ込むまで
ずっとずっと続くけれどどうか諦めて。
今はもう大丈夫だから。
怒らなくてもよくなったから。


ひとつ。現在も、これからもずっと
誰もわたしのことを見捨てたりしない。
ひとつ。わたしはもう“親”なしで
生きていく覚悟を決めた。

ほら。今さら誰に構える必要があるの?
わたし自身ですら見たことのない
ほんとうのわたしに会いに行こうよ。
きっと、きれいだよ。

ほら。泣かないで。
明日先生に宿題を見せよう。

モルモット

May 24 [Thu], 2012, 21:17
エビリファイ、伴って副作用止めの
アキネトンとアルマールを中止することに。
十分に慎重な減薬だと思います。

ことあるごとに60%を意識していたのですが
なかなか持続はしませんでした。
まあ、27年間染みついていた癖なので
気長にコツコツやっていきます。


「まだ、すこし構えてるんだよね」
見透かされているようなことを言われました。
初対面や他人の前では平気なのに
かなり親しい人にでさえ、構えてしまう。
結論から言ってしまうとまたも
見捨てられ不安、なのですが。

「冷静に俯瞰できてるあなたもいるの。
 でも心ではモルモットがカラカラ焦って
 去っていかないでって走り続けているの。
 小さな頃に戻って、もう大丈夫だよって
 言ってあげなさい。苦しいだろうけど。
 来週までの宿題。泣いちゃうかもね」

母が祖母から受け継いだ、
祖母もおそらく曽祖母から受け継いだ、
“おかあさん”がいなくなる恐怖。
“こども”が思い通りにならない不安。
わたしの代で終わらせる。

でも先生、ほんとに苦しい宿題です。
これを書いているだけで、
涙と震えが止まらない。
今夜は念入りにスキンケアをしたのに。
最新コメント
アイコン画像ma
» 砂漠 (2010年07月29日)
アイコン画像くまみ
» 砂漠 (2010年07月28日)
アイコン画像
» 誤差 (2010年05月17日)
アイコン画像くまみ
» リフレックス (2010年04月30日)
アイコン画像くまみ
» 鍵盤 (2010年02月15日)
2012年08月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:mandarine
読者になる
ワレがうつになりまして。
Yapme!一覧
読者になる