放牧に行ったのだ・その1 

2005年10月05日(水) 15時41分
 砂漠地域に住む人間と自然との関係とは何かを求め、一人内モンゴルへ向かってから、もう半年が過ぎた。いやぁ、いろんなことを見てきたけど、最近はそろそろ大物を扱わないといけない時期に突入したのでは?と思っている。この地域の砂漠化の原因とは、過放牧といわれている。問題の発生源が何かわかった今でも、過放牧はずっとずっと続いているのが現状。砂漠化を防止するために過放牧をやめるのだ!!って言う人もいる。ふーん、過放牧をやめるって言うことは、各家が貴重な収入源である家畜(子供の学費目的で所有している家が多数)を減らすってこと?そんなことかな?そんな簡単に問題が解決できるなら、私のような研究バカは要らないのである。

さて、本題。この地域の人達の自然とのかかわりを見るには、やはり問題の対象となっている放牧を知れ!!ということにあると思った。放牧中にどんなことがおこるのやらね、本で紹介されている世界を想像するだけじゃおさめることができないこの衝動。私も放牧に行くしかないのだ。

私の調査地には放牧を専門職としている人が、11人いる。その内の一人に無理を言って放牧に連れて行ってもらった。今は、秋・秋の内モンゴルは5度以下。出発は朝6時である。いやぁ、寒いねぇ。ほんとに寒い。寒すぎて帰ろうかと思った。まっそんなわがままは許されず、「だってあんたが行きたいといったからでしょ」まぁ、そうだね。GPSを片手に寒空の砂漠放牧調査が始まったのでした。

自然の恵み 

2005年07月03日(日) 18時00分
トウモロコシ畑の種まきが終わったら、あっという間に苗がひざの高さくらいまで伸びた。地下水をがんがんに吸い上げて。でも今年は半乾燥地域にもかかわらず、雨が連日降り続いているから、地下水もがんがんに吸い上げられずに済んでいることでしょう。




それにしても朝日を体いっぱい浴びて、ぐんぐん伸びているとうもろこしを見ていると、ちょっと元気がでてしまうなぁ。

7月だなぁ 

2005年07月03日(日) 0時14分
気がつけば今日はもう7月だ。
あともう少しで日本に帰るんだなぁ。
変える頃にはテスト前のコピーラッシュが私をわくわくさせるんだろね。
あっ、私の机って研究室にあるんだろうか?
う〜ん。悩める留学生もどきの叫び

こんな田植えが残る内モンゴル 

2005年06月23日(木) 18時43分
半乾燥地域でも米つくりをしている。残りわずかな地下水をがんがんくみ上げて苗床をつくる。ここでできた米を毎日食べているわけだが、これがまた美味しいのです。白くて、ふっくらしていて、ほんのり甘くて。沙漠なのにやるなぁと思った。
  
これがそのうまい米を作る田植えの光景。まだ機械が普及していないので、全て手作業。苗はかごに入れて、運ぶ。こんな光景、日本ではめったに見られないじゃない?このようにして内モンゴルの米は生産されているんだ。なんか、中国の食品ってめちゃくちゃ悪いイメージがあったけど、こういう光景を目の当たりにすると、考え直しちゃうなぁ。どうでしょ? でも、環境に悪いことは確かなんだけどね。

最近できた遊び仲間 

2005年06月23日(木) 18時12分
 この2週間ばかし調査をやめて、農村でとうもろこし畑の雑草抜きの手伝いをしておりました。ほんとは調査をしまくりたかったのですがね、農村は今が一番農作業で忙しいときなので、誰もあたしの話なんて聞いてくれない。だから、調査やめて、手伝うことにした。
 日本の友達のブログをぼーっと見ていたら猫の写真があった。あまりにもいい画像だったので、猫に興味をもつようになってしまった。
    


 調査中に食事の世話をしてくれている地元住民のお宅に最近子猫がもらわれてきた。勝手に名前をつけてほぼ毎日遊んでいる。あまりにもかわいくて今回はやつの紹介をしようとおもってしまった。すいませんねぇ、鳥の次に猫が好きなんです。

子供だらけの農村 

2005年06月07日(火) 1時03分
 農村の春は出産ラッシュ。私が良く通うお宅では、ガチョウの子供が6羽、鶏の子供がたくさん、豚の子供がたくさん生まれて、すごいことになっている。そして、昼間は人間の子供たちが絡みに来るので更にひどい。でも楽しい。この豚ちゃんたちは、1,2頭残して売られちゃいます。

地元住民と地元の地図つくり開始 

2005年06月06日(月) 17時05分
 調査地の自然環境を社会科学的に知るためにはどうしたらいいだろうか?と悩んだ。そもそも、私は調査地について知らないことが多すぎる。そんな私がどうやって地元の自然を理解するんだろうか?
 そういえば、去年学会で村の社会構造、自然環境を理解するために、地元住民と一緒に地図を作って、それを屏風にしたという内容の発表を思い出した。きのこもそうだったが、地元のことはまず地元の人に聞くのが一番。そこで、地元住民の協力を得て、現存する自然資源の地図を作ることになった。
 実は調査を始めてもう3週間経った。経過を正直に答えると、10点満点中5点というところ。地図はまだ完成していない。やりだすと結構大変。
 今の段階でわかったことは、地元の人は軽々地元の地図を描くことができるってことと、残存する資源はたったの13種類(地元住民の生活で利用されている資源に限るのだが)だったということ。
 地図つくりをしていると、地元の人たち(特に40代後半以上)が、砂漠化して、自然が減ってしまった原因は、自分たちが木を切って燃料に使ったからと、どこに行っても聞かされた。これが一番納得できない話だ。だって、砂漠化したのは、彼らだけが悪いんじゃないのになぁ。難しい問題になりそうだから、ここまでにしよっと。
 この先も、この地図つくりは続けますよ。何か他にわかることがあるだろうな。では

 

きのことり 

2005年06月06日(月) 16時50分
 6月3日AM6:00、西のポプラの森に到着。今日は少し風が強くて、空はよどんでいる。いったい何人くらいの人が、茸を採りに来るんだろう。本当にこの森には、噂通りきのこがたくさん出るんだろうか?そんなことを思いながら、ふらふらと森の中を歩き回った。
 1時間後、茸を発見することも、茸とを採りに来る人も発見できず、来た道を戻っていると、なにやら向こうから知った顔が近づいてきた。「茸はあっちだよ。」という。そっちはさっき見た世と思いながら、彼女についていった。
 ありましたよ、茸。やっぱり地元の人は、どこにあるかよくしっているなぁと感心しましたよ。そこにはほんとにたくさん茸が出ていた。
 この日、彼女の他にここへ茸を採りに来た人は一人。今は、農作業が一年の中で一番忙しい時だから、みんな手が空かないのだろう。まっ、仕方がないね。
 今度はいつ採りにいけるかな、きのこ。

中国モバイル 

2005年05月31日(火) 16時43分
 こっちへ来て身の安全を守るべく携帯電話を購入した!!見よ、この小ささを!自分の手よりも小さい携帯なのである。日本の携帯に比べると、半分くらいでしょ?中国の携帯はほとんどこのくらいの大きさで小さい。でも、一台の値段は日本よりも高めで、6000円代〜20000円くらいする。でも、入会金が1750円、基本使用料が225円、Cメールのような短いメールは一回1.5円くらいで、驚きの安さ。おかげで毎月の明細をみるのが怖くない。いつも懐あったかである。ただ、意外と小心者だから地元の人に番号を教えていないのです。だから、かけてくるのは日本の母くらいだけどね。
 農村や農村の近くにある町で、携帯電話を持ちながら歩く若者の姿が急速に増えているんだよね。ついに、携帯の波が私の調査地まで到来したかと、時代の流れの速さを痛感する今日この頃。

農村散歩 

2005年05月31日(火) 16時01分
 5月28日に最貧困地域に指定され、政府から経済援助があった村へ行ってきました。村長の話が終わったあと、村を自由に歩き回る許可が下りたので遠慮なく歩き回った。(中国では、特に貧しい地域の情報を外国人には公開しない)中国の農村といえば、赤いレンガの平屋が一般的だと思っていたけれど、この村は違った。
 写真を撮るセンスがないのが悔しいところだけれど、ずらーっと土壁の平屋が並んでいた。土壁の家はレンガの家に比べると、安い費用で建てられる。だから、その分もろい。大きさはだいたい12×8mくらいで、基本的に農村の男性が集まって作る。だから村に大工はいらない。
 残念ながら、この日は村長以外の住民と話すことができなかった。だから、一概にこの村を貧しいなぁと言うことはできないけれど、せめてレンガの家が増えれば、もう少しいい環境で暮らせるのになぁと思った。
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