こういうパラレルワールドの世界に放り込まれると自分はどのような行動に出るんだろう。窮地に陥った時、正しいのは必ずしも冷静沈着な理論ではなくて感情を優先させる方が正しい場合も時にはあるなんて感じさせられました。
誠哉と冬樹の兄弟は対照的な性格であって、人間味のある冬樹の方が好きという人のほうが多いのかもしれません。けど誠哉も、人間味のある部分を見せるのが苦手なだけで、随所に人間臭さを見せてくれたと感じたのは私だけでしょうか?
誠哉達が放り込まれた世界って、きっと近いうちにあるんじゃないかと思わされるところが怖い。そのような時が訪れた時、誠哉のように必死に生きるという行為を求めていくことが出来るか疑問だけど、きっとそうしなきゃならんのだよね?
こんちは。
やはり東野さんは一気読みできる数少ない作家さんです。埋立地ばかりの東京、自給自足しない日本という国、なんかも今の日本では問題ということを改めて浮き彫りにさせてくれました。もう地下鉄はいいよって感じです。
誠哉の、あの発言は人権を無視したようにも思うけど、考えた末にという結論だった気がします。首相向き、きっとそうでしょうね。