思ったとおりのことを言う

December 10 [Mon], 2012, 10:40
とある観光地のでの話だが、そこでは、地域名物の食べ物の店舗が軒を並べていて、それが一つの名物でもある。
当然、各店舗の名物の価格設定はまちまちで、それぞれにサービスや看板にも工夫を凝らしたりしながら、しのぎを削りあって営業している。
客の呼び込みにも活気があり、余念もない。
こういう賑わう街並みなので、観光客の方も「食べ歩き」と称し、各店舗を巡るのも、一つの観光の楽しみ方のようである。
そんな中、学校の休みのシーズンに、学生風の団体が、ある店舗に訪れた。
「あ、コレ(名物の食べ物を指し)ここにもあるね。」と友達に向かって「食べる?どうする?」などと相談し合っている。
実に微笑ましいと思うのだが、突如、「これって、さっきのお店の方が安いよね、ここのお店、高いよね」と、平気で店員に向かって話しかける。
当然、彼らは嫌味を言っているのでないことは、表情や様子から明白である。
つまり、「客観的な事実」を正直に述べたにすぎないのである。
また別の団体では「、このあたりで○○(名物の食べ物)の美味しいお店はどこにありますか?」とも訊いていた。
当然だが、その店舗でも同じ名物を売っていることは語るまでもないだろう。
地元のことは地元の人に訊くが一番、と誰かに教わったのだろうか?
地元の同業者が一番詳しいという思考回路のようだ。
この子たちにも、当然、悪気のかけらも見当たらない。
こういう子供たちが増えていることに周囲の大人たちが目を閉じ耳をふさいではいけないと思うのだが、どうだろうか。