期待と懸念

December 12 [Fri], 2008, 17:09
 健康のために飲んだサプリメントが、
思わぬ健康被害を引き起こすことがあります。

 例えば、皮膚の修復を早める作用があるとされる亜鉛は、
過剰に摂取すると貧血を起こす危険があります。
摂取量が増えると、血液中のヘモグロビンの合成にかかわる
銅の吸収を抑えてしまうからです。
バランスよく摂取することが大切なのです。

 肝機能をよくすると考えられるウコンを、C型肝炎や
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の人が飲むと、含まれる鉄分によって、
症状を悪化させてしまうことがあります。

 薬との飲みあわせにも注意が必要になってきます。
血栓(血液の塊)を防ぐ薬「ワルファリン」の服用時に青汁や
納豆などに含まれるビタミンKをとると、薬の作用を弱める恐れが高まってきます。
ビタミンKが、この薬と逆の作用を及ぼすためです。

 セントジョーンズワートも、ワルファリンのほか、強心薬、経口避妊薬、
免疫抑制薬などといっしょに飲むと、薬の働きを弱めてしまうのです。

 医薬情報研究所エス・アイ・シー(東京都八王子市)の薬剤師、堀美智子さんは
サプリメントは、医薬品のような効果はないし、食品だからと言って安全というわけでもない
と忠告しています。

 海外から輸入された商品をインターネットなどで購入した場合、
本来、含まれていないはずの医薬品成分が入っている場合なども報告されています。

 3年前にダイエット健康食品を摂取して死亡者が出たり、
下痢や腹痛を訴えたりする被害が出た時の場合は、日本で認められていない
肥満症治療薬が入っていたという、恐ろしいことが起きていたのです。

 堀さんは
インターネットで買う時は要注意。薬局で買う場合は、薬剤師に尋ねるのもいい」
とアドバイスしています。

 サプリメントは飲み方次第で健康の手助けにも、害にもなるということを
しっかり理解しておかなければならないのです。
病気などで十分な食事をとれず、サプリメントに頼らざるをえない場合もありますが、
日ごろの食事で健康的な生活を送るよう心がけたいものです。


☆飲み方に注意が必要なサプリメント(堀美智子さん監修)

サプリメント
       ☆一般的に期待される効用 ★懸念される作用
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ケール   ☆ビタミン、ミネラル、    ★ビタミンKが、ワルファリンの効果を弱める
         豊富に含む。                 
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ウコン    ☆肝臓の働きを助ける。  ★鉄を多く含むものは、C型肝炎や
        ☆胃酸の分泌を高め、     非アルコール性脂肪肝炎を悪化させる。
          食欲を増進。
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カリウム   ☆血圧の上昇を抑える。  ★降圧薬(ACE阻害薬など)との併用で
        ☆心臓の働きや筋肉の     血中カリウム濃度が上昇し、
          正常な働きを維持する。   筋力低下、不整脈などがみられる。
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セント     ☆気分を明るくする。    ★強心薬、降圧薬、免疫抑制薬、経口避妊薬
ジョーンズ                     など多くの薬剤の作用を弱める。
ワート
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ニンニク    ☆滋養強壮。        ★血液を固まりにくくする薬(ワルファリン、
         ☆疲労回復を助ける。    アスピリンなど)と併用すると出血しやすくなる。
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ノコギリ    ☆頻尿、残尿感などの   ★前立腺がんの進行を見逃す恐れがある
ヤシ       排尿障害を緩和する
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サプリメントの問題

December 12 [Fri], 2008, 17:07
 多くのメーカーが販売しているサプリメント。
サプリメントを購入する前に、「○○に効く」などという情報が
どれだけ正しいものなのか確かめることは、たいへん重要なことです。

 「個人の体験談だけに基づく話でないことを確認してほしい」と
東北大教授(健康政策学)の坪野吉孝さんは助言します。

 その上で、人間を対象に「効果あり」と認められた研究報告があるかどうかを
インターネットや本などで調べてみることも必要でしょう。
複数の研究データで同じような結果が出ていれば、ある程度信頼してもいいと言えます。

 国は科学的根拠に基づき、「おなかの調子を整える」などの特定の機能をうたえる商品を
「特定保健用食品」(トクホ)と位置づけています。
こうした表示ができるものは約760品目しかありません。

 しかし、これらの商品を摂取したとしても、病気の発症を抑えられる
というわけではありません。
坪野さんは
「『糖の吸収をおだやかにする』という商品でも、それで糖尿病が治療できるという意味ではない」
と忠告しています。
情報を正確に理解することが大切になってきます。

 その上で、サプリメントなどの健康食品を購入する場合は、
容器に書かれた内容を確認したい。

 栄養成分の表示欄には、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムに続き、
ビタミンなどの含まれている成分が記されている。

 「栄養機能食品」という表示がある成分については、
1日の摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国が定めた摂取基準を満たしていることを示す。

 また「原材料名」は、使用した原材料の重い順に記載されています。
日本サプリメント協会理事長の後藤典子さんは、
「気づかないうちに体に害を及ぼす恐れがある着色料や保存料などの添加物を
多くとってしまうこともあるのでよく確かめてほしい」と注意を促す。

 信頼のおけるメーカーなら、相談や質問に応じてくれます。
「問い合わせ先」が示されているかどうかも購入時のポイントになります。

 最悪、健康食品をとり始めて体に変調が表れたり、検査数値が悪くなったりしたら、
すぐにやめて医師に相談する必要があります。

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 ☆健康情報を見抜くポイント☆

・「個人の体験談」だけでなく、「具体的な研究」に基ずくものか
・研究対象は「培養細胞」や「実験動物」ではなく、人を対象にしたものか
・実験データは複数あって論文になっているか

※国立健康・栄養研究所のホームページ(http://www.nih.go.jp/eiken/)の
 「『健康食品』の安全性・有効性情報」蘭で、ビタミンやミネラルなどの成分や、
 トクホなどに関する詳しい情報を調べられます。




鉄骨飲料(30本入)

劣る栄養吸収率

December 12 [Fri], 2008, 17:04
 野菜に含まれる主な栄養素 350グラム−。
1日に必要とされる野菜摂取量なのです。
しかし、厚生労働省が昨年発表した「国民健康・栄養調査」で成人の野菜摂取量を見ると、
平均は約290グラムで、基準値より2割程度少ないという調査結果なのです。
不規則な生活やファストフード、外食の増加などが影響しているのでしょうか、
深刻な事態になっていると思われます。

 この深刻な野菜不足は、ビタミンやミネラルなどの栄養素の不足を意味します。
この足りない分をサプリメントで補うことは、はたしてできるのでしょうか。

 国立健康・栄養研究所栄養情報担当者の浜田璋子(あきこ)さんによると、
「栄養素を摂取するという意味では同じですが、体への吸収率は異なります」
と指摘しています。

 食事の場合、しっかり噛んで食べるので体内に少しずつ入ります。
さらに、平均約2時間かけて消化されて糖質やたんぱく質、ビタミンなどに分解され、
腸からゆっくり吸収されていきます。
 一方、サプリメントの場合、特定の栄養素の塊が一度に体内に入るため、
すべてを吸収できないというのが本当のことのようです。

 浜田さんは
「例えば、レモン果汁50個分に相当する1000ミリ・グラムのビタミンCを、
サプリメントで1回で飲んで体にとり込んだ気になったとしても、
せいぜい4分の1程度しか吸収または利用されていないのです」
と話してくれました。

 また、野菜や果物には、ビタミンやミネラルなどの栄養素以外に、
ファイトケミカル」と呼ばれる非栄養素成分も多く含まれていることを忘れてはいけません。
 これらの働きはまだ十分解明されていないのですが、その代表格である
ポリフェノール類は、心臓病や動脈硬化予防に役立つのではないかと考えられています。
 日々しっかり食事をとることが大事なのは、
こうした成分もいっしょに摂取できるところにもあります。

 栄養素は互いに作用し合うことで本来の働きをするものです。
特定の栄養素を大量にとるのではなく、バランス良く摂取することが
大切なのはいうまでもありません。

 浜田さんは
「まずは彩り豊かな食事を心がけ、それでも不十分な場合にサプリメントで補うことを考えたい」
とアドバイスしてくれました。


野菜に含まれる主な栄養素(豆類やキノコ類などを含む)
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ビタミンA  小松菜、春菊、ニンジン
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ビタミンB1  小麦、玄米、大豆
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ビタミンB2  アーモンド、大豆、ホウレンソウ、ブロッコリー
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ビタミンK  モロヘイヤ、ホウレンソウ、ブロッコリー、サニーレタス
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カリウム   サツマイモ、枝豆、カボチャ、カンピョウ、小松菜
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鉄      大豆、ゴマ、キクラゲ
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銅      カシューナッツ、ゴマ
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葉酸     小松菜、春菊、高菜、ブロツコリー、ホウレンソウ
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伸びる「期待」と「市場」

December 12 [Fri], 2008, 16:59
 ドラッグストアやコンビニエンスストアに行くと、
様々なサプリメント(栄養補助食品)が並んでいます。
あたかも健康や美容に良さそうなうたい文句が目に飛び込んできますが、
本当に効き目や効果があるのでしょうか?

 日ごろからそんな疑問を感じているわたし(33)ですが、
都内にあるサプリメント専門販売店に買い物に出かけたときのことを
思い出しています。
店にある商品は、栄養士や薬剤師の資格を持った店員が、
お客の生活習慣や体の悩みなどを聞いたうえで、サプリメント
選んでくれているところです。

 「食事はきちんと日に3度とっていますか?」
「ストレスはありますか?」
「パソコンに長時間向かいますか?」−−−−−−−−−−−−、
販売員の女性が次々と質問してきました。

 食事はバランスに気をつけ、肉よりも魚をよく食べているほうです。
ストレスはあると言われればあるといえるが、それも人並みだと思っています。
パソコンに向かう時間が長く、目が疲れることはありますが、
悩みと言えばその程度だろうと思っていました。

 健康にはかなり自信があったのに、意外にも3種類の
サプリメントを勧められたのです。
30種類以上のビタミンとミネラル入り、目の疲れをとるもの、
さらに疲れた時のためにとニンニク入りも提案されました。

 野菜が少なければビタミンCやEを、中性脂肪の値が高ければ、
青魚に多いEPAやDHA、更年期の女性には、大豆に多いイソフラボン
というような具合で、だいたい5種類くらいが平均だそううです。
ちょっと気になることがあるだけで、どんどん勧められてしまうといった感じでした。

 サプリメントは、薬事法上、医薬品には該当しないため、
「○○に効く」などと効能をうたえないようになっています。
しかし、実際には巧みな宣伝のため、何らかの効能を期待して
飲まれていることが多いのではないでしょうか。

 民間調査会社の富士経済によると、市場は約10年間で3倍に伸びているといいます。
また、総務省の家計調査では、昨年の1世帯あたりのサプリメントを含む
健康食品の消費量は平均約1万2000円で、5年間で約1・2倍に伸びているということです。

 健康ブームの中、身近になったサプリメントですが、使い方によっては
健康を損なう恐れも心配されます。
このサイトでは、サプリメントとの上手な付き合い方を考えていきます。


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