木地雅映子 『氷の海のガレオン/オルタ』

November 18 [Sat], 2006, 0:26
11才の杉子は自分の言葉を持つがゆえに学校に居場所がない。
自分を天才と信じ、クラスメートを見下すことでプライドを保っていた。

「わかる」人には、ものすごく突き刺さる物語ですよね、これは。
昔のあれやこれやを思い出してしまって、正直読むのが辛かったです。
私は杉子とは違って孤高を保つことすら出来ないほど臆病だったから、いろいろ内に抱え込んでも地味にやり過ごすしかなかったんだけど。
ていうか、今だってそうなんだけど。
杉子ほど「異分子」じゃなくても、集団の中での違和感に苦しんでいる人って、けっこう多いのではないでしょうか。
普通の目線で考えたら杉子は相当嫌味な女の子ですが、異分子であることの孤独や、疎外されることへの恐怖感が、虚勢をはる姿の裏に透けて見えます。

(ピュアフル文庫)
  • URL:http://yaplog.jp/momo_cat/archive/21
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ももねこ
藍色さん
コメント、トラックバックありがとうございます!
何年か前に読んだ本ですが、いまだにひりひりした感じを思い出す印象的な作品です。

November 08 [Mon], 2010, 22:34
藍色
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
November 07 [Sun], 2010, 14:08
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