神田鍛冶町 ふぐ 満寿家@神田駅北口
創業80余年 割烹ふぐ料理の老舗でいただく、うなぎ
東京近郊 美味しい鰻屋さん巡り 第60話
あまり喧伝したくはない、そっとしておきたい大人の隠れ家が神田駅前にあります。JR神田駅北口降りて、すぐのところ、中央通りの交差点角地、地下鉄銀座線出口上に、創業80余年になる、ふぐ割烹の満寿家さんがあります。
1階は、白木のカウンター席に、白いカバーが掛った椅子席が、10席ほど。そのほか、靴を脱いで、奥の階段から上がった2階席がある、こじんまりとした日本家屋の静かな佇まいと、女将さんが笑顔で迎えてくれる。本業は、あくまで冬場のふぐ料理であるが、平日昼時に限って、鰻重を振舞ってくれる。
神田にある幾多の美食通のあいだでは、知る人ぞ知るわけで、ほんの目と鼻の先にある、鰻専門店 きく●わさんには、たいへん、申し訳ないが、こちらのうなぎも、また極上である。いや、むしろ、専門店のそれより、味は美味しいと言えるかもしれない。ハッキリ書くと、語弊があるのだろうが、きく●わさんとこの鰻は、大きな絵面、観た目で食べるのであって、味はさして美味しいとはいえまい。
* 千代田区神田鍛冶町3−3 日祝休&土(4月〜10月)休&お盆休
11:00〜13:30(鰻重=平日のみランチ、売り切れ仕舞い)
17:00〜22:00(割烹)
うな重(上) : 2600円
☆☆☆☆☆ (専門店でないから、むしろ満点でも構わない)
23区内で食べれる、もっとも美味しい鰻重のひとつに数えられると思う。飾る言葉も要らない。鰻が食べたくなったら、こちらで黙って食べるべし。元来、ボリュームがあるので、1尾= 並=2100円でも、かなりの満足感は得られるハズ。同じ大きさの蒲焼が、小さな重箱の中で重なるように1匹半身入って=上(2600円)となり、2尾重なったのが、特上(3100円)となる。いずれも、肝吸い、お新香がつく。
鰻重 : こちらの鰻は、卸問屋から仕入れ、国内産で、そのつど産地は変わるらしいが、この日は、たぶん、鹿児島産っぽかった。もちろん、こちらで朝から捌き、仕込み、昼時に合わせて、紀州備長炭で焼き上げられて、席に着いて、10分強で運ばれてくる。毎日、少量を丁寧に仕事しているので、作り置きとは思えない、新鮮でしっとりした仕上がり、パサパサと言うようなことはない。
こちらの鰻は、どちらかといえば、蒸しが弱く、焼きもほどほどで、炭の香りほのかに、鰻本来の厚みが感じられるような、ぷりっぷりした弾力感ある、そして川魚らしさの香りがある、まさに鰻好きに喜ばれそうな仕上がりで、満面の笑顔を持って迎えられる極上の鰻重である。
いわゆる、へろへろや、へなへなに崩れ落ちそうな、やわな蒲焼でないので、ダイナミックさを味わうに、その手の好きな方には、好都合となろう。蒸しの課程はあるのだろうが、地焼きがもつ本来のよさに近いデキバエを有している数少ない店であるように思う。なにしろ、値段のわりに、鰻のボリュームも、もうしぶんなく、御飯も程よい硬さに炊きあがり、やや甘めのタレが、しつこくないぐらいに絡んでくる。
こちらの蒲焼は、いわゆる江戸前の流儀とは外れていて、どちらかといえば、自分が食べ歩いた埼玉や千葉の田舎臭い、川魚のよさを活かした蒲焼に思える。蒲焼を、さいきん、地方でも食べ付けている身上からすれば、千葉とか諏訪で食べれるような蒲焼の味に酷似していて都内で手近に味わえるのは、まことにもって嬉しい。
うなぎの身が、ほろほろ〜っと崩れかけるようなのがホンモノと勘違いしているひとたちからすると、ゴムの様な弾力がある鰻は気になるかもしれない。まぁ、好むと好まざるとも、川魚料理として鰻を捌いて、そのまま味わうと、ほんらい、このような感じに仕上がるのは、これまで経験済みである。
* 蒲焼=◎ 田舎臭い味わいが、なにしろ、旨い! 肝吸い=○ やや濃いめで品(ひん)は無い印象ながら、かつお本来の味が出た吸地、大きめな肝に、みつばが泳ぐ。 お新香=◎ 上質の極み!お醤油が掛っている事が嬉しい。
サービス=◎ 女将さんの笑顔が支える。
なお、浦和の老舗 うなぎ店、満寿家さんとは、名前は同じでも、こちらとは、関係は無いそうです。
創業80余年 割烹ふぐ料理の老舗でいただく、うなぎ
東京近郊 美味しい鰻屋さん巡り 第60話
あまり喧伝したくはない、そっとしておきたい大人の隠れ家が神田駅前にあります。JR神田駅北口降りて、すぐのところ、中央通りの交差点角地、地下鉄銀座線出口上に、創業80余年になる、ふぐ割烹の満寿家さんがあります。1階は、白木のカウンター席に、白いカバーが掛った椅子席が、10席ほど。そのほか、靴を脱いで、奥の階段から上がった2階席がある、こじんまりとした日本家屋の静かな佇まいと、女将さんが笑顔で迎えてくれる。本業は、あくまで冬場のふぐ料理であるが、平日昼時に限って、鰻重を振舞ってくれる。
神田にある幾多の美食通のあいだでは、知る人ぞ知るわけで、ほんの目と鼻の先にある、鰻専門店 きく●わさんには、たいへん、申し訳ないが、こちらのうなぎも、また極上である。いや、むしろ、専門店のそれより、味は美味しいと言えるかもしれない。ハッキリ書くと、語弊があるのだろうが、きく●わさんとこの鰻は、大きな絵面、観た目で食べるのであって、味はさして美味しいとはいえまい。
* 千代田区神田鍛冶町3−3 日祝休&土(4月〜10月)休&お盆休
11:00〜13:30(鰻重=平日のみランチ、売り切れ仕舞い)
17:00〜22:00(割烹)
うな重(上) : 2600円☆☆☆☆☆ (専門店でないから、むしろ満点でも構わない)
23区内で食べれる、もっとも美味しい鰻重のひとつに数えられると思う。飾る言葉も要らない。鰻が食べたくなったら、こちらで黙って食べるべし。元来、ボリュームがあるので、1尾= 並=2100円でも、かなりの満足感は得られるハズ。同じ大きさの蒲焼が、小さな重箱の中で重なるように1匹半身入って=上(2600円)となり、2尾重なったのが、特上(3100円)となる。いずれも、肝吸い、お新香がつく。
鰻重 : こちらの鰻は、卸問屋から仕入れ、国内産で、そのつど産地は変わるらしいが、この日は、たぶん、鹿児島産っぽかった。もちろん、こちらで朝から捌き、仕込み、昼時に合わせて、紀州備長炭で焼き上げられて、席に着いて、10分強で運ばれてくる。毎日、少量を丁寧に仕事しているので、作り置きとは思えない、新鮮でしっとりした仕上がり、パサパサと言うようなことはない。
こちらの鰻は、どちらかといえば、蒸しが弱く、焼きもほどほどで、炭の香りほのかに、鰻本来の厚みが感じられるような、ぷりっぷりした弾力感ある、そして川魚らしさの香りがある、まさに鰻好きに喜ばれそうな仕上がりで、満面の笑顔を持って迎えられる極上の鰻重である。
いわゆる、へろへろや、へなへなに崩れ落ちそうな、やわな蒲焼でないので、ダイナミックさを味わうに、その手の好きな方には、好都合となろう。蒸しの課程はあるのだろうが、地焼きがもつ本来のよさに近いデキバエを有している数少ない店であるように思う。なにしろ、値段のわりに、鰻のボリュームも、もうしぶんなく、御飯も程よい硬さに炊きあがり、やや甘めのタレが、しつこくないぐらいに絡んでくる。
こちらの蒲焼は、いわゆる江戸前の流儀とは外れていて、どちらかといえば、自分が食べ歩いた埼玉や千葉の田舎臭い、川魚のよさを活かした蒲焼に思える。蒲焼を、さいきん、地方でも食べ付けている身上からすれば、千葉とか諏訪で食べれるような蒲焼の味に酷似していて都内で手近に味わえるのは、まことにもって嬉しい。
うなぎの身が、ほろほろ〜っと崩れかけるようなのがホンモノと勘違いしているひとたちからすると、ゴムの様な弾力がある鰻は気になるかもしれない。まぁ、好むと好まざるとも、川魚料理として鰻を捌いて、そのまま味わうと、ほんらい、このような感じに仕上がるのは、これまで経験済みである。
* 蒲焼=◎ 田舎臭い味わいが、なにしろ、旨い! 肝吸い=○ やや濃いめで品(ひん)は無い印象ながら、かつお本来の味が出た吸地、大きめな肝に、みつばが泳ぐ。 お新香=◎ 上質の極み!お醤油が掛っている事が嬉しい。
サービス=◎ 女将さんの笑顔が支える。
なお、浦和の老舗 うなぎ店、満寿家さんとは、名前は同じでも、こちらとは、関係は無いそうです。
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