上池台 小松湯@洗足池ファミリーロード商店街

March 12 [Fri], 2010, 0:00
上池台 小松湯@洗足池
ファミリーロード商店街を下る、
薪で炊いた、美肌系 井戸水銭湯

 東急池上線沿線は、黒湯銭湯が、いっぱい連なった魅惑の地域。探してみれば、大体、1駅に1温泉銭湯があります。洗足池駅から、池がある中原街道と反対側、線路のガードを潜って、逆側に伸びた、ファミリーロード商店街を、5分ぐらい下って、店々が、程なく尽きる頃、右折したところに、目立たない、まちの銭湯、”小松湯”さんがあります。

 小松湯さんから、さらに隣り駅=石川台、呑川方向に下っていくと、温泉銭湯 稲荷湯さんがあり、このあたりの地下水脈は、同じかと思われます。

* 大田区上池台2−39−7 月休
16:00〜23:00 △ 浴槽の写真は、HPより転載させていただきました。

 井戸水浴槽 : ☆☆☆ 
(個人的には、4つ☆でも好い位、すごく好い!)

 HPによりますと、地下150メートルから、汲み揚げた、井戸水を薪炊きし、加熱して使用。井戸水仕様と言うだけで、殊更、温泉などとは、謳ってないところが、この店の潔い、慎み深い佳いところ。温泉規定に達しているなどの分析は、あえて関わらないほうが、運営し易いのだと思うが、実は、隠れた良質の井戸水。

 あえて、そっとしておきたい、そんな趣きがある、静かな商店街の末に位置している、くつろぎの銭湯。お湯は、カラン、シャワー、浴槽に、それこそ、ふんだんに使われており、すべて、目視すると、やや黄褐色に濁った、ツルすべで、軟水かと思えるほどの、当たりが好い井戸水にて、なんとも贅沢なる美肌水が浴びれる。

 常連さん達が、椅子があるのにも関わらず、タイル床に直座りしていた。なぜかというのは、すぐに分かった、こちらのお湯は、色こそ、黒湯からすると薄いものだが、かなり肌合いが重曹泉タイプで、ツルすべなのである。そう、椅子に腰かけていても、ツルツルして滑るから、意味をなさない、だから、いっそのこと、直座り、そんな感じなのである。

 最初は、井戸水として無色透明に近いと思ったが、浴槽のタイルが空色のところは目視し難くって、白っぽいタイルのところで、かろうじて色づきを認識する。源泉カランの蛇口で、確認すると、わずかに金気臭がするが、これは、劣化によるサビかもしれず、慣れてくると、色と香りは、浅草の蛇骨湯に近いものと思われる。

 あまりに、ふつうに使われている井戸水仕様だけれど、泉質は、かなり好く、温泉としても十分に通用する、むしろ、区内随一の美肌湯であろうと個人的には、確信している。当たりは、柔らかくは無くって、やや硬め、カルキ臭は、少なめ。薪炊きゆえに、やや浴槽は熱め、さらに換気が悪いので、湯気が浴室にこもりがちだが、泉質のために、垢は、よく落ちて、肌もすべすべになること請け合いである。とっても、好い銭湯である。
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