銀座1丁目 い組

September 03 [Wed], 2014, 0:00
銀座1丁目 い組
 銀座の佳いところは、華やかに見えて、慎ましやかなこと。山形郷土料理を主とする小料理屋 い組さんは、銀座の外れ、銀座1丁目駅至近、銀座レンガ通りの先、桜通りの手前に有る目立たない雑居ビルの3階。それも脇道に入って、ためらうぐらい重いドアを開けて、さらにエレベーターでしか上がれない、勝手知ったる常連向けの隠れ家です。もとは赤坂見附で15年、その後、現在の銀座へと2011年移転してオープン、同じビルの地下には、イタリアンの"タヴェルナ グスタヴィーノ””があります。

 お盆休みを挟んでいたからでしょうが、このところ何度か伺うと、昼間閉まってることが多かった。女将さん曰く、もう昼は閉めようかと思ったりもしたそうだが、秋風も吹き始めて、いまのところ、火曜と木曜日だけは、今まで通りランチで、もてなしてくれるそうで、内心ホッとした。まぁ、家族的で、品良く、温かなホスピタリティーに充ちた店だ。秋にはキノコの炊き込みご飯が待ち遠しい。

* 中央区銀座1−5−7 3F 日休
11:30〜15:00(火曜&木曜のみランチ)
17:30〜24:00
 蕎麦御膳 : 1600円
☆☆☆☆

 お昼には、手打ちの板そば=900円単品も注文可能だが、こちらで、ゆっくり女将さんとの語らい、会話を愉しみつつ頂くには、季節の炊き込みご飯と小鉢と定番=生・板そばまで付いた御膳が、むしろ通いの客たちのお目当てであろう。この日は、銀鱈の煮付け、小鉢は蟹肉入り夕顔と蟹の煮物、自家製香の物(サクランボの漬物が珍しい)、甘味は杏仁豆腐、メインはお櫃にたっぷり3膳分は入れてくれたであろう、あさりの炊き込みご飯(山形産・つや姫使用)そして、これまたボリュームのある板そば、、、、、この豪華なラインナップは素敵だ。銀座に居れば山形まで遠出する必要も無い(笑)。 * ランチ :
CP=100 味=85

和食 輝咲@有楽町

September 02 [Tue], 2014, 0:00
和食 輝咲@有楽町
 日比谷シャンテの裏手、中華・慶楽がある通りの一角、雑居ビルの6階に、地味ながらしっかりとした和食処、”和の旬 輝咲(きさく)”さん。大将は、伊豆の旬でお馴染み=”青山・やんも”で修業後、2010年、こちらで独立オープン。銀座界隈でも和食での昼食は、それなりに選択肢はあるのだけれど、有楽町・交通会館をターゲットにしていて、お目当ての店が混雑していたりすると、否応なしに外へと出てしまった場合、基本事項である=”一汁三菜”を充たした、お昼時の切り札のひとつ。

* 千代田区有楽町1−2−9 6F 日・祝休
11:30〜13:30(ランチ)
17:30〜22:30
 黒むつ照り焼き : 1000円
☆☆☆

 さば塩焼、さわら塩焼、、、とランチメニューが並ぶが、こちらは、焼き置きではないうえ、ちゃんと炭火焼きで、金串を打つところから丁寧に調理してくれる。グリラーと炭火焼きの違いは瞭然で、皮目パリッと肉厚の身はプリッと仕上がってくる。これがメインだから、小鉢類が、物足りなさも感じさせるが、おとなの昼食。お椀は赤だし、香の物は酢漬けだった。白飯自体がイマイチだったのが和食処として残念。なお、カニクリームコロッケは、単品で+300円。

** ランチ :
CP=90 味=80 

会津 大塩裏磐梯温泉 米澤屋

September 01 [Mon], 2014, 0:00
会津 大塩裏磐梯温泉 米澤屋
 裏磐梯の裾野、桧原湖と喜多方市街地を結んだ国道459号の街道筋、大塩川沿いの静かな山あいにあって、わずか数軒の旅館が並ぶだけの小さな温泉地が、大塩裏磐梯温泉。(いちおう大沼郡・金町にある大塩温泉と区別して、後発組ゆえ、この名称が宛がわれた。)化石海水とは違って古代の海底火山活動によって堆積した噴出物=グリーンタフの地層帯に高温の地下水が混入することで形成された塩分が濃い温泉が、その正体とされています。

 * 耶麻郡北塩原村大字大塩字大塩4447
立ち寄り入浴 : 10:30〜14:00  500円
 大塩裏磐梯温泉組合源泉 : 
ナトリウムーカルシウム・塩化物強塩泉 : ☆☆☆★

 成分総計=18.981g/kg という濃ゆい温泉。 
メタホウ酸=100.8 泉温=45.8℃ 
湧出量=63.2リットル/分 
PH=7.2 NA=4654.1
サルフェ―ト=662.6 引き湯距離=300m

* 通年ボイラーにて加温、加水なし、循環なし、脱鉄ろ過あり。
注湯量は、毎分40リットルあり、循環せずに完全放流式の掛け流し、浴槽の温度は体感41℃位。お湯はザコザコと床に流れていて、とても浸かって浴感あり、浴後にポカポカととても温まる、ほんとうに良いお湯です。

 源泉は、空気に触れて黄褐色っぽい濁り湯となりますが、共有源泉を大塩磐梯温泉動力組合が集中管理して、脱鉄したうえで、各施設へと供給しています。男女別の内湯のみがあります。浴槽はすべて木造りで、男湯は浴槽のかたちは三角、女湯は四角、お湯は無色透明で、少量の湯花が舞っている程度、口に含むと強烈な塩っぱさ、苦みを感じさせます。

あぶら〜亭 桜上水本店

August 31 [Sun], 2014, 0:00
あぶら〜亭 桜上水本店
 桜上水駅から、お馴染み"中華料理 進京亭"がある駅前通りを抜けた先、甲州街道沿いに有る。世に油そば、まぜそば、汁無し、台湾まぜそばなど群雄割拠、栄枯盛衰あるなか、こちらは古びた様子ながら、かつての大声すら無いけれど未だ活気は失っていない、オープンして、もう10年以上経つのだろうか、あぶら〜めん桜上水本店。

* 杉並区下高井戸1−22−9 無休
11:00〜朝4:00(いつでも元気に通し営業)
 あぶら〜麺+半チャーハンセット : 980円
☆☆☆

 チャーハン : ☆☆☆★ : ここでの眼目はチャーハン。煽り煽られ、パラパラっとしてウマイ。具材がナルト、旨いチャーシュー片、玉子、ねぎに塩胡椒、化調類というシンプルさが身上。単体で620円だが、半チャンでもボリュームそこそこあって、その時ごとに鍋を振ってくれる出来立て(作り置きの白山・兆徳とは違うね)のセットメニューがお得。

 あぶら〜麺単体(=660円)だと少々ボリュームともに満足感に欠けるところがある。よその汁無しに有り勝ちなジャンクテイストっぽい脂のクドさや塩辛さはなく、あっさり目で勝負。和え方も少量の焦がしニンニク程度なので、卓上にある酢とラー油、一味唐辛子などで各人自分好みに調製できる。

 近年、”台湾まぜそば”なるものも巷で流行っているが、そのニュアンスは、もちもち〜っとした太麺の食感にあるとされ、こちらの麺も自家製で、でんぷん質が溶け出しつつ、そのあたりの粘着度合いが、なかなか旨い。極力抑え目の味付けゆえ喰い付きは良好、並盛で170gだが、少量なんで、ふつうは足りない。

**
あぶら〜麺と半チャーハンセット :
CP=100 味=80 ** 醤油ラーメンのスープはヘタっている。

ピッツェリア ラルテ@三軒茶屋

August 30 [Sat], 2014, 0:00
ピッツェリア ラルテ@三軒茶屋
 ”中目黒イル・ルポーネ”の姉妹店となるナポリピッツァとナポリ料理のお店=トラットリア・ピッツェリア ラルテは、2011年オープン以来、人気が定着。場所は三軒茶屋駅至近、玉川通りを渡って昭和女子大手前の路地裏、人気パンケーキ屋”ヴォイヴォイ”の有る通り沿いの数軒先。

* 世田谷区三軒茶屋1−35−17 火休
12:00〜14:00(水曜除くランチ)
18:00〜22:00
 Bランチ : 1600円(平日)
☆☆☆★ (星は3つ半)

 CPがイイのは、やはりグリーンサラダとピッツァに飲みものが付いた=1100円ランチ。前菜が付くタイプは、やや割高感がある。手軽に食べれる割には、薪窯で本格的なピッツァが堪能できる。キノコがミックスされたモッツァレラチーズベースのフンギ。ナポリのピッツァ職人協会から”マエストロ”の称号をもらった職人井上さんのピッツァ、焼き方旨いです。平日のランチ時には、井上さんは窯前に立ってるみたいですね。あとイタリアンだから、そうなのか、料理のサーブは遅いです。でもコ―ヒはウマいです。

** ランチ :
CP=90 味=80
平日ランチでは、パスタ類はアラカルト扱いにて可能。

築地 寿司寛@新富町

August 29 [Fri], 2014, 0:00
築地 寿司寛@新富町
ちらし寿司を食べ歩くシリーズ 第81話

 新富町駅降りて、中央区役所裏手の小路沿い、他店との位置関係は、新装なった=”築地・蜂の子”へ行く先、あるいは、”魚竹”サイドから見て真向かいの小路入口に、ひっそりと、地味にある”寿司寛”。店名は、店主のなまえから採ったらしく、2005年オープン。

* 中央区築地1−5−5 日・祝休
11:30〜14:00(ランチ)
17:00〜22:00
 上ちらし : 1500円
☆☆★ (星は2つ半)

 ネタケースには、見た目、けっこう良さげな感じのラインナップが並んでたのだが、、、ランチ時だからなのだろうか、予想に反して、あまりにも無難すぎる内容。写真だと解り難いが、いわゆる、”絵づらにインパクトがない”、覇気と云うか勢いが感じられない。反して、シャリがウマいのが救われる、ほろっとして柔らか、握りのほうが良かったかも。

**
CP=75 味=75
タネが薄すぎ、ボリューム無い。
大将の柔和な性格が反映?。

麺処 帯笑@新富町

August 28 [Thu], 2014, 0:00
麺処 帯笑@新富町
 新富町〜八丁堀界隈は、飲食店の数も多いが、バリエーション豊富というよりは玉石混淆状態。2009年オープンした、麺処 帯笑(たいしょう)は、昼食難民の町だけに迎える笑顔もよい家庭的な雰囲気。新大橋通りから銀座寄りに1本裏道沿いに入ったところ。醤油、味噌、わんたん麺、つけ麺、油そばと一通り揃った店だが万人向けこそ落とし穴というべきなのか、ご多分にもれず、素人系なのか?なんとなく焦点定まらず。

* 中央区新富1−16−4 日・祝休(土曜不定休)
11:00〜14:30
17:00〜21:00
 醤油ラーメン : 720円
☆☆☆

 イマドキの味とは、どこか違った、ひと昔前の札幌・旭川ラーメン・芳蘭とか、六本木・天鳳とか懐かしい80年代風、そういう系、、ニンニク風味も強め、化調強めで食後、舌がピリピリする。スープは、いろんな味を詰め込み過ぎて、互いに邪魔しちゃってクドイタイプ。麺が、細めと思えたが、そうでもなく麺自体に魅力が皆無。チャーシューは焦げ風味付け。北海道系みたいなんで選択肢は自ずと味噌とか塩がイイのかも。

**
CP=90 味=75

天婦羅 かわむら@クニギワ・丸の内国際ビル

August 27 [Wed], 2014, 0:00
天婦羅 かわむら@クニギワ・丸の内国際ビル
 天婦羅 かわむらさんは創業が1966年。地下鉄通路からも上がって行ける、使い勝手の良い中規模汎用店。帝劇地下飲食街ともつながってはいるが、いちおう、隣の国際ビル地下・飲食街、クニギワの一角にあります。天國、天一、ハゲ天、天亭、菊亭などにイマイチ、ピンと来なくとも、こちらは意外と使える。

* 千代田区丸の内3−1−1 クニギワB1階
土日祝休
11:00〜14:00(ランチ)
17:00〜21:00
 ランチ穴子天丼(20食限定) : 1320円
☆☆☆★ (星は3つ半)、

 白木のカウンターで頂く、一本揚げ穴子天2尾、暑い時季が穴子の旬だから、やっぱり美味しいんだと思う。 :  昼食の狙い目は、冷凍エビだと解っているような特製天丼(930円=小海老2・きす・野菜・豆腐味噌汁)には触手が伸びず。やはり、中ぶりの穴子2尾とピーマンも乗った天丼が宜しい。天丼としての仕上がりは、胡麻油がフッと香る程度の蕎麦屋タッチ。穴子は、パリッと揚げたてを、やや甘めのタレが染み込んで、ぼてっとしながらも、ふわっとした衣で食べ応えあり。味噌椀も、大きなしじみ仕様の軽い味噌汁だ。なんとまぁ食後にサービスでコーヒーも付く。

** ランチ :
CP=100 味=80
ご飯がウマイです。

マウイマイクス 白山店

August 26 [Tue], 2014, 0:00
マウイマイクス 白山店
ハワイ生まれのロティサリーチキンのファストフード店

 ハワイ生まれのファイヤーロースとチキンのふれこみで、マウイマイクスの日本初出店が、白山駅近くの路地裏に、2014年1月オープン。場所は旧白山通り上、駅前で、分かり易く、文京あじさい祭りで賑わう白山神社前、東洋大学への通学路に面してある。夏場だからなのか閑古鳥、無くなる前に、早めの来店がイイかもしれません。

* 文京区白山5−32−13 無休
11:00〜23:00
 チキン(クォーター) : 860円
☆☆☆ 美味しい!

 この店のチグハグ感は、店舗選択の立地に、やたら地味な白山を選んだこと、向丘一体を含め、このあたりは文教地区で有ると同時に、実質、寺町である。ロティサリー専門マシンでローストしたり冷凍で無い鶏肉仕様という流れの中でも、サーブする体勢が安直なファストフード仕様だったりと、価格と需要層がビミョーに不釣り合いな点など多々挙げられる。感覚的に高級ハンバーガー店きどりな仕切り。

 しかし、当然ながら、焼きたての鶏肉そのものはウマい!しかし、片手で食べ歩きできるような類のものではなく、少々食べ難いものであるから、ファストフード需要には向いてないのかもしれない。7種類のディップソース、ポテトにケイジャン風味など、ほんの少し小手先だけ換えたサービスでは値段相応の満足と継続は足りえないのかもしれない。 

**
CP=85(悪い) 味=80

中国の庭園 ー山水の錬金術 (木津雅代著)

August 25 [Mon], 2014, 0:01
中国の庭園 〜山水の錬金術

 中国の庭園は、日本の庭園とはおおよそ違った考えのもとにつくられている。木津雅代さんが1994年に発刊された、『中国の庭園』(東京堂出版)は、それに関して、シロウト目線でも、なかなか解り易く解説してくれている。

 これに先立って、1982年アール・ヴィヴァン叢書のなかに、『蘇州園林』と題した、豫園の修復工事を監修している=陳 従周さんの専門的書物が日本語版で上梓されているが、その陳老師に留学時、師事して居たのが、著者の木津さんである。中国の庭園は、日本人にとって、とっつきにくいものだ。解説書が少ないだけではなく、もとからそれを理解できるに、それ相応の中国的な素養、教養を求められるからである。

 そうはいうものの、前提として、心得があればいいのだ、晋代の詩人=謝霊運が説く様に、『山水それ自体には美であるかないか評価判断される要素を特別に含んでいるものではない。そこでの味わい方によって美という評価が生じるのである。』

 ひとつの楽しみ方として、逆に庭園を通して、そこに中国文化や風習、文人足るものの見方などを垣間見るための教材になるのではないだろうか、、、という眼差しが木津さんから提案される。陳老師の語るに拠れば、、、、『日本の庭園は、自然のなかに人工物を見るが、中国園林は人工のなかに自然を見る』

 中国園林には、仮山(築山)、奇怪なる太湖石、唐突に顕れる石峰、小中見大という視点からの仕掛け、塀などで塞がれて容易に覗けない向こう側を広く思わせる工夫、園中の園とよばれる入れ子式の空間作り等々、人工的に作為されたなかに迷路的な空間を作り出していく。木津さんは言う、中国園林は、主人あるいは文人の(ひとひねりされた、好事家としての)おもちゃ箱である。隠遁の場としての園林、それを造園するさいに知的に遊ばせる空間でありつつ、完成後は、人々を招き入れるための癒しの場処にも成り得るのだという。住宅部分は実世界であり、園林は虚構の世界であるとも。
  雖由人作、宛自天開、、、、、、あくまで人の手によって造られたものであるが、あたかも自然の力によって開かれたかのようである。ただ単に、自然を真似て造り込むというなかには、その山水の景色を頭の中に採り込んで抽象化し、リファインされて美としてアートへと変換されていく作業。つまりは、自然そのものへの人間の挑戦であると同時に、それは山水画などを通して2次元に表現されたものを三次元化させ反転させる芸当でもある。なんとも難しい、中国人の表現法。
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