短編

August 24 [Wed], 2011, 18:50



穂香は1人、電車に揺られていた。

「秋田って思ったより遠いかも…」

退屈しのぎに持ってきたミュージックプレーヤーの曲はすでに聴きあきてしまい、携帯を開いては閉じまた開いてはまた閉じを繰り返していた。

早く佑汰に会いたい…

佑汰は穂香の彼氏…だが会うのは今日が初めてだ。と、いうのも穂香と佑汰の出会いはインターネットだったからだ。しかし出会い系サイトではなく、有名なさまざまな年齢層が利用しているサイトである。今はよく覚えていないが出会いは偶然だった。佑汰が穂香のプロフィールを見たあとがあり、穂香が佑汰のプロフィールを見にいったところ、趣味があったため友達になった、そんなところだ。それからよく絡むようになり、5ヶ月間くらいしたあとにメアドを交換した。それからは毎日メールとインターネットでやりとりをした。だが穂香は初めは付き合わないと言い張っていた。インターネットで出会った相手を恋人とすることが怖かったからだ。しかし電話をするようになり、どうしようもなく好きになった。そして今にいたる。

穂香はいつの間にか寝てたらしく気がつくとすでに目的地近くだった。

「…やっと会える」

穂香は荷物をまとめ、電車のドアの前に立った。電車がホームに滑り込むと穂香は気持ちがふるいだった。

早くドア、開かないかな

ドアが開くと穂香は飛び出してホームの階段をかけあがった。しかしすぐに改札付近で立ち止まった。

「…穂香!!」

そこには佑汰がいた。

「佑汰…!?」

穂香は改札を出て佑汰に抱きついた。

「迎えにきてくれたの!?ありがとう」
「いや、大事な彼女くるのに迎えにいかないわけないだろ…」

佑汰はすこし顔を赤らめながらボソボソといった。穂香は抱きしめる力を強めて上を向いた。佑汰もそれに気づいてそっと唇を合わせた。
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