好きでもない男に誘拐され、レイプされた揚げ句その相手と結婚する----こんな恐ろしい「伝統」が現在まで続いている 

October 11 [Tue], 2011, 11:00
グルジア北西部に広がるスバネティ地方。 96年にその建造物群が世界遺産に登録されたゼモ・スバネティを抱えるこの地域は、 カフカス山脈とその山麓に点在する中世の歴史的建造物が美しい景観を織り成している。 だがカフカス山脈は古くから、スバネティの女性たちを外界から遮断し、その未来を閉ざす存在でもあった。 好きでもない男に誘拐され、レイプされた揚げ句その相手と結婚する----こんな恐ろしい「伝統」が現在まで続いている。 誘拐される割合は女性の3人に1人に上る。 女性たちは家族の元から誘拐され、中世から残る石塔の中に隔離され、最終的に結婚させられる。 逃げ出せたとしても、村に戻れば「汚れている」と蔑まれ、この汚名は生涯付きまとう。 女性たちはほとんどの場合、家族の体面を汚すよりも自分を誘拐した男性と結婚する道を選ぶという。 一方で、グルジア内戦後の混沌が続くスバネティに治安部隊が投入された04年以降、この地域は少しずつ外界に開かれ始めた。 写真家のステファン・レマエルは、「誘拐婚」に背を向ける新しい世代の姿も捉えている。スバネティの女性が、 悲しい伝統から解放される日はいつなのか。 新しい世代の女性は誘拐を拒む一方で、結婚前の男性との交際には今も否定的だ アイナ(45、右)とその娘 数学教授であるアイナは、離婚歴のある子持ち男に誘拐された。 「自分の娘が誘拐されるくらいなら、死んだほうがまし」 誘拐された女性が隔離される石塔は、かつて侵略者の攻撃を防ぐ住居だった
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