「どうして?」と思うと前に進めないのが、学校の勉強だったかも。
例えば、
算数。+と+は+になり、+と−では−になる。
古文。助動詞「る」が「らりるるれれ」と変化する。
英語。Youにはare 、doを使い、 Heにはis、 doesを使う。
それらは「どうして」と疑問に思ってもはじまらない、
覚えるほかないきまりごと。
アルバイトで塾講師をし、中学3年生を教えていた時、
彼らは、そういうきまりごとを覚えずつまずいていた。
そういうものなのだ、となかなか思えずにいたように見えた。
そんな彼らをみて、「悩むところじゃないのに」といらだちながら、
ふと自分を振り返り、逆を言えば、
自分は何にも考えずに、ただただ飲み込んでたってことなのかもなぁ
なんて思ったことを思い出す。
勉強に限らず、
きっと世の中は、「どうして」と思うようなことで満ち溢れているのに、
あたりまえのこととして受け入れてしまって、
疑問にも思わなくなっていることばかりなのだろうな。
あたりまえはあたりまえでない。
こどもの「どうして?」が始まって、改めてそんなことに気づかされる。