映画紹介「交渉人」
2008年03月29日(土) 21時37分
交渉人(1998年・アメリカ)監督…F・ゲイリー・グレイ
脚本…ジェームズ・デモナコ ケヴィン・フォックス
音楽…グレーム・レベール
出演…ダニー・ローマン:サミュエル・L・ジャクソン ケビン・スペイシー デヴィッド・モース ロン・リフキン ジョン・スペンサー J・T・ウォルシュ ポール・ギルフォイル シオバン・ファロン
シカゴ警察東分署に勤めているダニー・ローマンは、人質交渉人(ネゴシエーター)として事件の最前線で活躍していた。そんなある晩、相棒のネイサンから警察内部での年金基金横領疑惑の相談を受け、約束の時間にダニーが行くとネイサンが車内で銃殺されているのを発見する。やがて何者かの陰謀で殺人と横領の両方の濡れ衣を着せらたと感じだダニーは、最後の手段として連邦政府ビル20階の内務局に乗り込み、ニーバウム局長やフロスト警視ら4人を人質に立てこもる作戦を決行。交渉人に西地区の実力者クリス・セイビアンを指名し、事態はプロの交渉人同士の頭脳戦へと展開していく…。
心理学や行動科学、犯罪学などの知識を使い、巧みな話術で犯人と直接交渉し平和的な解決に持ち込むのが交渉人。アメリカはもとより日本でも2005年から制度化されているそうで、昨今の人質事件でも名前を聞くようになりました。そんな辣腕2人が立てこもり側と交渉側とに分かれて激突するのが作品のテーマなんですが、ダニーの賭けた立てこもり作戦はいくら経験に基づいているとはいえ危険極まりなく、クリスが来ないことには途中で確実に射殺されしまっていたことでしょう。そういう意味では全く予備知識のないところから始まって裏事情までを察知し、事件の全容解決を模索するクリスは交渉人のレベルをはるかに超えた敏腕刑事といえますね。
個人的にサミュエル・L・ジャクソンの暑苦しいくらいの演技と、ケビン・スペイシーのクールな演技がいい感じで中和されて、終盤のどんでん返しまで緊張感を楽しむことができました。それにしてもあれだけの大仕掛けを行ったダニーの今後が何とも気になるところです…。あとダニーとクリスとの最初の会話で西部劇「シェーン」の主人公の生死について語るくだりがあるんですが、それがラストに活かされているのも印象深く残りました♪
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