6月18日 その2
そのおじいちゃんが軽井沢に詳しいらしく(地元だからなんだけど)、
一日案内して頂くことになった。
ふだんのおじいちゃんの自転車ルートで行くので、林道やら田んぼのあぜ道
やら、間違いなく後で思い出せない道を通る。
でもあの旧軽通りにひょいと出てくるからふしぎだ。
案内は的確で、伝説や歴史、ここは誰々の知り合いやら何々式建築やら…、
焼き物より観光案内(しかもかなりローカルな観光)のが本当に合っている
のでは?と思うほど。
軽井沢は4度目だけど、感じてきたことと歴史とが、自然と結び付いてきた。
帰りは空いているからと、国道を走る。
普通に50キロしか出していないけど、わたしの車のうなり音がものすごくて
体感速度が異常に速いのと、ふだん自転車以上の速い乗り物に乗ってない
からなのとで、「車のメーター、イカレてるんじゃないのか!?」
とおじいちゃんは怒る。わたしはわたしで、
「生活を共にしてる大切な車なのに、イカレてるとは何事だ」と逆切れする。
今から思うと、親切にしていただいて逆切れはなかったな、と後悔。
それにしても口の悪い、でも情報通で根はすごくやさしい、
ふしぎなおじいちゃんだった。