農耕民族

2005年06月15日(水) 23時38分

6月11日 その2

清里は、戦後日本の高冷地開拓発祥の地。
戦前からYMCAの設営でアメリカからやってきてた
ポール・ラッシュ博士が、日本をこよなく愛して、本土の8割を
占める高冷地の農業改革に携わったとゆう。
敗戦国日本における土着の農民を立ち上がらせるための援助、
というよりはきっかけ作り。
本人を駆り立てさせたのはボランティア精神なのか、
はたまた愛国心(日本に対しての)なのか、と考える。うーん。。
弱国を援助するのは当然のことと本人は言ってるけど、勝国の義務
感だけで一人のひとをこれだけ動かすことはできるのかなぁ…?
「海無し県」育ちの者としては、農業というものは切っても切れない仲。
風景そのものにやっぱり親しみを感じる。

夜、隣集落の長坂で「自然農」という農業をしてる館野さんという
方の宿に泊まらせて頂く。なんと館野さん、2日前、小淵沢の温泉に
サッカーを観に来たときに、片隅でわたしを見かけたという。
館野さんも旅が好きで、道の駅でガイドブックを熟視してる(笑)
わたしが目についたらしい。

自然農とは農薬や肥料を使わず、虫を殺さないで自然界の生体系の
あるがままに土地を作って、その中で野菜や米を作るという方法。
見させて頂いた畑は、土手の野花が畑まで進出して、
その中にぽつんぽつんと野菜が埋もれている。
キャベツには花が咲き、蝶がその蜜を吸っている。
一見野放し、でもひとつの野菜でも時期をずらして種をまくという手の
かけよう。年間でひゃく種類、時期に応じてそれを食すという。

昔から日本人は、狩猟民族と比べて、ひとところに留まって土地に
根差して生体系の中に加わるという特長があった。
大地を食す、その幸せ。
簡単なようで難しくって、大切ぅ〜
農耕民族としての日本人のあるべき姿を垣間見た気がした。

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