数ヶ月前のことになりますが、
ある方にとてもけなされた事がありました。
分離発注で工事を始めた時、
「あんまりへんな事するなよ」
まわりからずいぶんいろいろ言われたものです。
非難が集中していた時期を過ぎ
周りも分離発注に慣れてか、次第に何も言われなくなったせいか
久しぶりに、痛烈な言い方だったので正直かなり傷つきました。
工務店の方ですが、ある部分ではとても尊敬していた方だったので
なおさら辛く感じました。
この方とは、知り合い以上にはなれないと思ったほどでした。
今からの厳しい時代を生き残るためにはどうすべきか。
そんなような話をされました。
「差別化」だとか「人がしないこと」だとか。
そんな話をされながら、だんだんエキサイトされたのか
ずいぶんなけなされようでした。
唐津で建てた分離発注方式での住宅は設計事例に
アップしていない家も含めて20棟です。
先日、福岡に1棟建てることが出来ました。
そして、来月には工事に入る家があります。とても楽しみです。
お施主様たちには感謝は尽きません。
真っ正直にやってきたことを自負していると、
分離発注は自分の生き方に合っていると峯は言っていました。
家を建てたいと思っている人は、
「人とはちがう」ものだけを求めているわけではないと思っています。
実際そんなお話をして下さいます。
「生きるためには功成り名を遂げる必要はない、
名なき平凡であることで生を輝かせる自由さがある。」
なにかの雑誌の帚木 蓬生(ははきぎほうせい)さんの言葉を見つけて
ぐっと来てつい書きとめました。
普通を一生懸命やることがそんなに価値のないことでしょうか。
凡事徹底は意外と大変な事だなあと、
建築の現場に行くといつも思います。
凡事徹底を設計者も職人もやってくれているので
いつも感動するし建った時は喜びでいっぱいになるものです。
ひとつひとつのプロセスを大切にして
これからもやっていきたいと思います。
振り返れば、
0を1にする時が(0棟を1棟に)一番大変だったと思います。
その時の、真摯な気持ちを持ち続けて、
心をこめて仕事をしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。