散文

May 15 [Wed], 2013, 23:20
こーいう、小説読みすぎて、なんかこう…感性が研ぎすまされている状態がすごく久々に思える。
というのも私はその状態がとても危ないことを知ってる。
私はこういう人間だと知覚しはじめるその時に自己はじわじわと肥大化していき、自分の見ている世界がちょっとやばいとこにいる、と思う。
傷口がばっくりあって、私はその上に薬とかそういったもので絆創膏を貼って、その傷口はもうなおったものとして日々を送っているなかで、感覚が研ぎすまされてそれを振り回すようになると、絆創膏がふいにびりっとやぶけて、傷口が見えて、その中に落ちちゃう感じ。わかるかな。わかんねーか。
でも、そういう時はたいてい眠れなかった夜に研ぎすまされてて、びりっとやった絆創膏のした、その傷口、それが、こう、自分の本質とか、そういったものに見える。見えてきてしまう。
それはあんまり触っちゃ行けなくて、深みにはまればはまるほど帰ってこれなくなる。帰ってくるのに時間がかかる。
だから、あんまり私はいかないほうがいい。リストカットていうわかりやすーいところに逃げるから。私は見ない方がいい。そういうのに気付かないで生きていくことが楽だから。
芸術家は、掘る。深みにはまる。でも死んではいけない、戻ってこなきゃいけない。戻ってきて、絵を描かないといけない。
眠れなかった夜、私は私の本質を見た気になる。本質に近づいていく優越感がある。ほら、他の人が到達しないであろうって思ってんの。あるよね。ある。
で、こう、文字を打つね。
まあいいや。
そういう夜があるという事実。これは卒業制作をする上でやらなければいけない作業だと思う。
ここ大事ね。大事だよー。

さて。
私は彼女の息子を見ると、ふと胸の内にあるものがぐうっと喉に迫り、涙として出てくる瞬間があることに気付いた。
快活な子供を見る私の目に、幸福という言葉、概念が、すうっと目の前に浮かぶ。
明るい室内の、正しく愛されたこどもの、ははおやという生き物を捉える無垢なその両目が。
柔らかく光りを内側に、燐光のように、ぽうっと桃色に染まるその頬の。
たわめられたことのない、生きた、髪の一本一本の弾く光の美しさに。
私は、そうだ、私たちも、おそらく多くは、ただしく愛されたこどもだった。
そのせいめいが祝福され、名前をつけ、いとおしみ、カメラを通したその視線に、疑問を抱く、ただしく愛された子供だった。
彼女の息子は、彼女に、彼女の伴侶に、ただしく愛されている。

私は、彼を描く上で意識の内に理解せねばならないと思っている。
彼に灯る、いのちのやわらかな光。
強くはない、はげしくはない。
ぽうっと灯った、やさしくあたたかい光が、彼女と彼女の伴侶がそうっとかこっていて、そこから漏れ出る小さな光。
ときたま右へ左へと吹く風が、光をゆらりとさせるだろう。
その、内側から ぽうっと灯る小さなひかり。
きれいだ。洗練され、慈しまれ、愛を注がれたその光が、彼を、彼の両目を、頬を、髪の一本一本の内側からうっそりと灯って………

だから、私は彼の内側にやさしくともるちいさなひかりを、描かなければいけない。

というようなことをね、卒業制作前に書いてました、はい笑
難しいこと考えてんな〜って感じ。
今の私にそんなゆとりはないのよ!ゆとり世代なだけに!!!ドッ
寝る〜(*^o^*)
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