Joonに愛を込めて…

July 02 [Fri], 2010, 1:03
…ん、何だか肩の辺りに心地良い重さが それにふんわり優しい香り



この髪の毛のサラサラした感触何だか懐かしいな… 




この娘(こ)誰だ?ここは確か実家(いえ)だよな…




俺は日本での大きな仕事を終え3日前この韓国に帰国したのだった



体調不良で急遽予定を切り上げての帰国で、空港ではオンマと妹が心配そうに出迎えてくれたんだっけ…



そのまま病院で診察を受け、酷い過労で入院よりも安心できる場所で充分な休養を摂るようにとのことだった



そしてそのまま実家へ…




この両日オンマの優しい味のおかゆを食べて薬を飲んでひたすら眠っていた気がする



カジョクとの約束を果たせて、充実した時間を持つことができてやっと久しぶりに深い眠りに就けたようだ





それにしても今何時だ… 外の光の感じからするとまだ午後だな



そういえば昼にオンマの作った野菜スープを食べて薬を飲んだはずだ…



今朝目覚めたときから大分体も軽くなって、今日は特に食事が美味しく感じたんだっけな



それから何時間も経ってないはずだが、妹は帰ったし、いつの間にこの娘は?




若い娘が俺を心配そうにベッドの脇に体を寄せて、俺の肩辺りの頭を置いて眠っていた



体を起こさないで首だけ曲げてその娘の顔をよく覗いてみた



あれ、見たことあるような 泣いてたのか?睫毛が濡れている



思わず指を動かしてそっと涙を拭ってやった




「ふん…ん、ここは あ!私ったら寝ちゃたんだ」



  
俺は咄嗟に寝たふりをすることにした 様子を探っていると…




「オッパごめんなさい。オッパが心配で駆け付けたのに 



オッパまだよく眠っているね とっても疲れたんだね



こんなに痩せちゃって、会えなくてもずっと心配したんだよ」



小さな声で囁いたかと思うと、めそめそ泣き出した




「約束したのにいつまでも私を迎えに来てくれないから



こんなことになっちゃうのよ ヨンジュンオッパのバカ!



オッパだってインタビューに今必要なのは妻って言ってたくせに



私が一回りも年下だからダメなの



私が高校生の時アジョシって呼んだから怒っているの



だってオッパが私を子供扱いするんだもん…」




ククッこの泣き声はそうだミオンだ!それにしても一人でよくしゃべるな




パク・ミオン 俺のアボジの親友の娘



オジさんは親友の息子の俺を幼い頃からよく可愛がってくれたっけ



うちのアボジより結婚が遅くて俺が幼い頃よくうちにご飯を食べに来てた



オジさんが結婚して、うちの妹より数年後に子供が生まれて、それがミオン




ミオンか懐かしいな 小さいときよく遊んでやったよな



それにしてもこんなに女らしくなっちゃって何年ぶりだろう



時々手紙やメールは来てたけど顔を見るのは何年ぶりだ



さっき言っていた約束ってなんなんだ?俺は約束を守る男だぞ!




ミオンがそっと俺の髪を撫で始めたから、俺はミオンの腕を急に掴んで脅かしてやった



「きゃ!オッパ起きてたの」ミオンは驚いて可愛らしい大きな目を更に見開いていた




「やあ!ミオン久しぶりだな 今でもオッパって呼んでくれてうれしいよ」




「やっぱり、オッパは私が昔アジョシって呼んだこと根に持ってるんだ…



だって私が高校生になって久しぶりに会ったオッパはとっても大人な男の人で



もう馴れ馴れしくしてはいけないと思ったし



まだ子供だった私は失礼のないように気を使ったのよ…」




「ふふっ、そんなこと気にしてないよ それにしてもミオンどうしてここに?」




「ご両親からうちに電話があって、ヨンジュンが家で暫く休養するから



ヨンジュンは昔からミオンといるととても楽しそうだから遊びに来てって」




「ああ、ミオン会えてうれしいよ それにとても素敵な女性になったね」




「もう、オッパからかわないで それより具合はどう?大丈夫なの?」




「もう心配して泣かなくても大丈夫だよ 今日は大分体が軽く感じんるんだ」




「泣いてなんかいないよ でも無理しないでちゃんと休んでね



私そろそろ下のリビングに降りようかな」




「待ってミオン 急いで帰らなきゃいけないのかい」




「いいえ、おじ様にもおば様にも出来れば数日泊まっていってほしいって…私も暫くオッパの看病するつもりで旅行バッグにいっぱい着替えも詰めてきちゃった」




「ミオンいい子だここにおいで」俺はベッドの上で上半身だけ起こして、恥ずかしそうに俺から離れてしまたミオンを手招きした



ミオンはおずおずと近付いてきて、俺が隣をポンポンと叩くとちょこんとベッドに腰掛けた



泣いてないと言いながらまだ濡れている睫毛を拭ってやって、幼い頃してやったように頭を撫でてやった




「オッパ!」ミオンはまた泣き出して俺にぎゅって抱きついてきた



とても柔らかくて温かい感触にオンマとは違う何だか離したくない不思議な感情が湧いてきた



俺を心配して涙するこの娘がなんだかとても愛おしい…




「そうだ、ミオンさっき言っていた約束って何のことかな?」



ミオンは泣きながら頬を膨らませて「オッパが忘れたのなら絶対言わない」不貞腐れてしまった



ぷっ、可愛い!ミオンの膨れっ面もなんだか可愛くて仕方ない




久しぶりに再会した一回りも年下の若い幼馴染に心を持っていかれるなんて…



俺、やっぱり愛に飢えていたのか…




「ミオンごめん 俺は今かなり快復したけど病気だからいろんなこと思い出せないだけだよ



だからお願い教えてくれよ 病気のオッパを困らせないで」



俺は年の功で少し卑怯な手を使った




「オッパごめんなさい やっぱり無理してたのね もう眠って」慌てるミオン




「約束のこと教えてくれないと気になって眠れないよ」




「オッパあのね… 私がまだ幼稚園の頃ね、大きくなったらオッパのお嫁さんにしてねって言ったらオッパはいいよ約束しようって指きりまでしてくれたのよ」




「ミオン、君はそんなに昔の約束を信じて待ってってくれたのかい」




「いいえ、私はずっとオッパが大好きだったけど 



オッパがどんどんスターになって遠くなって



女優さんとか素敵な大人の女性と結婚するんだと思ってわ



でもね、私はオッパが結婚するまで待ってようかなって思って…」




「ミオン、君は確か俺の一回り年下だよね こんな年上のアジョシと結婚したくないだろ それに君のパパが許さないと思うよ」




「いいえ、2,3ヶ月前もおじ様がうちで父とお酒を飲んだとき



『うちのミオンがヨンジュンと年が近くて出来が良い娘ならな…』



『いいやミオンはとても良い娘だ。うちのヨンジュンとは年も違うし苦労をかけそうで申し訳ない』



なんて二人で言い合ってたわ



それにね、父から聞いたんだけど、二人ともまだ結婚していない若い頃



お互いに結婚して子供が生まれたら結婚させようって話してたんですって 父の夢だったって言ってた」




「ねえミオン、君は今恋人はいないのかい?」



「えっと今はって言うよりボーイフレンドはいたけど恋人は… だって私はオッパとの約束忘れたことなかったもの



この約束を言い出したのは私だもの、オッパが誰かと結婚するまでは私恋人も作れない」



「はははっ、ミオンはとても律儀ないい子だね



こんなに素敵な女の子なのに俺のせいでごめんよ



でも、約束した昔と違ってペ・ヨンジュンと結婚するってとても大変なことだよ



いつもマスコミには追いかけられるし、自由に出歩くことも出来ないよ



撮影の仕事が入ればロケで何日も家に帰れないし俺のお嫁さんはきっと寂しい思いをいっぱいしなきゃならない



俺は仕事にすぐのめり込むタイプだし、仕事に集中しているときはあまりメールも電話もしなくなると思う



それにね、俺は多分心許した女性には我がままも言うし凄く甘えると思うんだ だから自然にそうできる相手ができたら結婚しようと思ってたんだ



今時の男ってみんな女性に優しいんだろ、こんな男じゃ可愛いミオンが可哀想だよね」




「ねえオッパ、私なんて相手にならないからわざと嫌われるように言ってるの?



でもね、オッパが優しい人だって小さいときから知ってるし、自分を甘やかしてくれる男性がよかったらとっくに恋人作ってるわ



それよりもいつも離れたところからオッパの怪我のことや、病気のこと心配する方が辛いんだから



それだったら、どんなに我がまま言って甘えられてもいいから傍にいてオッパのお世話できる方が私はうれしいのに…」ミオンは俺の腕の中でまた泣き出してしまった



俺にはこんなに可愛い恋人が俺をずっと待っていてくれたんだな



心が温かくて幸せで、なんだか俺まで涙が出てきた



涙を見られないようにぎゅうっと抱きしめてミオンの方に顔を乗せた




「オッパどうしたの、また具合が悪くなっっちゃた?



疲れさせてごめんなさい。もう困らせないからオッパ眠って」




「違うよ ミオンがすごく可愛くて温かくて幸せだなって思ってさ



ミオン、俺の恋人になってください まず恋人から始めよう」



「オッパ本当に?」「ああミオン返事は?」



「はい、よろしくお願いします。」



「じゃあ約束」と言いながら、俺は小指を差し出すミオンの可愛い唇にチュって口付けた



真っ赤に頬を染めるミオンが愛おしくて堪らない



昨日まで意識もしてなかった相手なのにとても不思議だ




「ミオンもう大人なんだから、恋人の約束は指きりだけじゃないよね



俺がもっと元気になったら、キスだけでもすまないけどね」



大人の余裕で出来立てホヤホヤの可愛い恋人をからかってやった




するとミオンはますます顔を赤くして「はい」って素直な返事で俺のハートを打ち抜いた



ヤバイ、マジで俺はこんな若い娘に心を持っていかれたようだ




悔しいから俺は恋人として初めての我がままを発動して彼女を困らせて思い切り甘えることにした




「ミオン、君が恋人になってくれて安心したら眠くなったよ



でも一人は寂しいからミオンが抱き枕になってくれたらぐっすり眠れる気がするな」



俺は彼女を抱いたままベッドに横になった




彼女はどうするのかなって様子を窺っていると、以外にも彼女はされるがままで「オッパ子守唄うたってあげようか」なんて天使の微笑をくれた



どうやら俺の可愛い恋人は天然ちゃんのようだ



何だかふわふわ温かくて本当に眠くなってきた…



ああ、もっとこの感触を確かめていたいのに



俺早く元気にならなきゃ…




そしてその30分後、あまり静かなのでオンマがヨンジュンの部屋を覗くと



可愛らしい寝顔の抱き枕を抱きしめて、とても幸せそうに眠るヨンジュンの姿を見つけたのです



「あなた、あなた!」妻に呼ばれてアボジもヨンジュンの部屋にやって来ました



「俺達の作戦成功だな!」夫婦は互いに涙ぐみながら、音を立てないようにハイタッチをしたのでした…




ヨンジュンssiの体が快復して、ミオンとの恋人としての日々のお話はまた今度ね♪




Joon、オンマにいっぱい甘えて早く元気になってね〜(^o^)/
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