竜は 

2006年11月29日(水) 19時40分
竜(りゅう、旧字は龍だが字形としては竜のほうが古い。ピンイン:lóng)は中国の伝説上の生物である。古来から神秘的な存在として位置づけられ、中国では皇帝のシンボルとしてあつかわれた。

竜は神獣・霊獣であり、水中か地中に棲むとされることが多い。その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われる。

「竜に九似あり」とされ、角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(注:中国で言う「鬼」は幽霊のこと)あるいは兎、体は大蛇、腹は蜃もしくは蛟、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るという。また口辺に長髯をたくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われる。秋になると淵の中に潜み、春には天に昇るとも言う。

唐代に十二支に各々動物が当てはめられた際、唯一採用された伝説上の生物である。なぜ辰だけが想像上の動物になったのかはいまだに議論の的であり、定説がない。一説に竜の起源・または伝承の元は、古代に黄河流域にも実在したワニの一種(ヨウスコウワニもしくはマチカネワニ)ではないかとも言われている。寒冷化や森林の砂漠化に伴ってワニやゾウなどの動物が姿を消し、そののちに誇張され伝説化したものだという。この説に拠れば、以上のことは現在残っている竜の図像の歴史的変化からも窺い知ることができるとのことである。
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